以前踊るチャンスがあったが踊れなかったダンサーとようやく踊ることが出来た。歯科医でCさんと言うダンサー。ダンスは何でも熟すとの評判で、チャーター募集にはキャンセル待ちが出るほどの人気者。
数か所のホールの予定表を見ると、週一の割合で何処かのホールで踊っているような忙しさ。はて? 本業の歯科医としては、いつ働いているのだろう? 疑問は膨らむばかり。
チャーターに参加できたこの日、どのダンサーがお目当ての歯科医なのだろうと見渡した。黒の上下を着た男性ダンサーたちの中に、顎髭の173cm位のダンサーがその人Cさんであった。お医者さんというイメージではなく、腰の低いにこやかさ。ダンスタイムの前に、今日のスタッフの紹介の後、「では、Cさんに一言を」とご指名。毎度のことであるが、ちょっとしたお遊びの時間がある。その度に、指名されたダンサーは、近況報告やら、出まかせトークがあったりする。その時間は、30秒から1、2分程度。Cさんは前回の時もちょっとした歯に纏わる話をしたらしい。今回はその続きのようだった。
「歯を磨く時、歯茎に傷が無いのに出血しても、しっかり歯磨きを続けてください。血液には・・・」と、その時、いきなりダンス曲が話を遮った。これが、営業前のリラックスタイムらしい。わっと笑いが起き、拍手。すぐに6人の男性ダンサーたちが女性客の手を取り踊り出した。
Cさんと踊りながら、疑問を聞いた。
「仕事は週三のシフト。一日12時間。休憩時間は1時間半なんですよ。独立したいのでね、頑張っています。都内の物件は高額なの」などと、私の疑問に答えながらリードしてくれる。柔らかな身体で、初めてながら踊り良いダンサーだと思った。
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