理想国家日本の条件 さんより転載です。
南シナ海の人工島に自走砲=2カ所で埋め立て継続―中国
時事通信 6月19日(金)8時36分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000032-jij-n_ame
【ワシントン時事】米国防当局者は18日、中国が南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島のジョンソン南(中国名・赤瓜)礁に造成した人工島に、自走砲を持ち込んだと改めて指摘した。当局者は自走砲について、人工衛星や航空機では確認できなくなっており、何らかの手段で隠匿されている恐れもあると述べた。
当局者によれば、自走砲は対地攻撃用。米国を含む各国の艦船・航空機を狙うことはできないが、ジョンソン南礁近くの岩礁を実効支配するベトナムにとっては、脅威になる可能性があるという。
一方、シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は、中国が埋め立て作業を進める南沙諸島のミスチーフ(美済)礁とスービ(渚碧)礁の衛星画像を公開した。今月10日と同5日にそれぞれ撮影された画像は、しゅんせつ船など多数の船舶を用いた大規模な埋め立ての様子を捉えている。
中国は埋め立てを「近く完了する」と表明したが、CSISは、ミスチーフとスービでは依然活発な埋め立て工事が進展中だと分析している。
【資料紹介】防衛省「南シナ海における中国の活動」
2015年5月29日
http://ameblo.jp/workingkent/entry-12040803097.html
ケント・ギルバート氏 ブログ転載より、させていただいた記事です
中華人民共和国(PRC)の横暴と脅威をこんなに分かりやすく説明した資料を、防衛省が先月末(5月29日)に公開していました。
日本のマスコミが報道した形跡がネット上には見つからなかったのですが、どこも気付かなかったの?まさか全社とも知っててスルーってことは無いですよね。
1-1 中国の南シナ海における進出
● 中国は力の空白を突いて南シナ海全域に進出(50’-70’西沙諸島→80’-南沙諸島)
関連年表
1950年代: 仏軍撤退
↓
1950年代: 中国、西沙諸島の半分を占拠
(南越も同時期に西沙諸島進出)
↓
1973年: 在南越米軍撤退
↓
1974年: 中国、西沙諸島全域支配(南越撃退)
(1975年:南越崩壊(ベトナム戦争))
1980年代半ば:在越ソ連軍縮小
↓
1980年代: 中国、南沙諸島進出
1988年: 中国、南沙諸島6か所占拠
1992年: 在比米軍撤退
↓
1995年: 中国、ミスチーフ礁占拠
2000年代: 中国、南シナ海南部進出
2012年: 中国、スカボロー礁事実上支配
2014年~: 中国、南沙諸島において大規模埋立実施
1-2 中国の進出に際しての交戦事例
● 中国がそれまで未占拠の島嶼へ進出した際、1974年及び1988年の2回にわたりベトナムとの間で戦闘が生起
1974年1月、中国が民兵を乗船させた艦艇部隊(哨戒艇等6隻)をそれまで占拠していなかった西沙諸島の西部へ派遣、南ベトナムのフリゲート等4隻と交戦
中国側の損害:艦艇4隻に損傷、85名が死傷
南ベトナム側の損害:艦艇1隻が沈没、3隻に損傷、100名以上が死傷
南ベトナム側が撤退し、中国が西沙諸島の全域を占領
1988年1月、南沙諸島に基地のなかった中国が艦艇部隊を派遣しファイアリークロス礁で構築物建設を実施。3月、ジョンソン南礁において中国フリゲート3隻がベトナム揚陸艦等3隻と交戦
中国側の損害:1名が負傷
越側の損害:艦艇2隻が沈没、1隻に損傷、400名以上が死傷
ベトナム側が撤退し、中国がジョンソン南礁を占領中国側の損害
※ 上記2件に関して中国側は、(南)ベトナム側が不当に侵入し挑発してきたためなどと説明
1-3 最近の中国の軍・海上法執行機関等による活動の事例
①2010年6月、ナツナ諸島周辺で、中国漁船を拿捕したインドネシア巡視船に対し、中国海上法執行船が砲の照準を合わせ威嚇
②2011年5月、ベトナムの沖合で海上法執行船舶(海監)がベトナム資源探査船の作業を妨害し曳航していたケーブルを切断
③2011年6月、バンガード礁周辺で作業していたベトナム資源探査船の航行を中国艦船が妨害
④2012年のスカボロー礁でのフィリピン艦船との対峙以降、中国海警船舶がプレゼンスを維持
⑤2013年5月、セカンドトーマス礁周辺に艦船を派遣し、フィリピン軍の哨所(揚陸艦)への補給を妨害
⑥2013年10月、南ルコニア礁周辺へ艦船を派遣。この他、2014年1月、ジェームズ礁周辺で艦艇が活動
⑦2014年5月~7月、トリトン島南方に軍・海警船舶の護衛を伴いつつオイルリグを展開し、ベトナム艦船と対峙
⑧2014年8月、中国海警船舶がリード礁で活動し標識を投下。2011年にもフィリピン船舶の航行を妨害
⑨2015年4月、スビ礁周辺でフィリピン航空機に対する強力な光の照射、退去要求などを行い、フィリピン側が懸念を表明
(資料源:各種報道 等)
続きはご自分の目で、防衛省の資料をご確認ください。
南シナ海における中国の活動
http://www.mod.go.jp/j/approach/surround/pdf/ch_d-act_20150529.pdf
防衛省・自衛隊のサイトのトップページから入手することもできます。
(中段の「ピックアップ」の右側に、PDFファイルへのリンクがあります)
http://www.mod.go.jp/
残念ながら英語版は無さそうです。
国立国会図書館のサイトにあるこちらの資料も参考になります。
南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8358450_po_075403.pdf?contentNo=1
こんな中国の動きが判っていて、世界から警戒されている中、日本人は無防備でいろ、
アメリカ軍基地は、辺野古から出て行け、とかいう人たちは、日本国民なのか疑ってしまう。。ゴホ (*´∇`*) =3
。
日本の神社仏閣に油をかけた人だって、