石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

光の向こうで会いましょう。

2007-04-22 | Weblog
先日、国立天文台の天文学者の先生と話したんだけど、
「織姫と彦星は16光年離れているから
互いの16年前の姿に恋焦がれている」んだって。
(※1光年は光が届くのに1年かかる距離の単位)

そして、
「言葉は口からでた瞬間に過去になってゆき
人は常に相手の過去の姿を見ている」のさ。

もし誰かが恋をしたり、結婚したりして
今、寄り添っているとするさね。

この世界にたったひとつの
かけがえのない「2人」は、
時の流れの、一瞬一瞬にしか存在せず
決して戻ることはないんだ。

わがままな言葉すら
あとから愛しく思えるのは
つまりはそういうことなのでしょう。

そこの倦怠期のあなた、
僭越ながら・・・




その手を離してはいけないよ。