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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

オーリングテストの話(20)最終回

2012-05-06 | シリーズ「オーリングテストの話」
4月22日に京都国際会館で「バイ・ディジタルO-リングテスト」の創始者である大村恵昭博士の講演を聴き、会場で買った3冊の本のうちの『オームラ博士の挑戦 未来医療O-リングテスト』(児玉浩憲著 / 医道の日本社)を、読み終えたところで、大変な私の間違いに気づいてしまったのです!

それは、これまでこの欄で書いて来たように、私が「パンタ笛吹き」さんを通して習ったオーリングテストと、ドクターオームラが創始した指でつくる〔輪〕オーリングを使った正式なテスト法とは、「全く違ったものだった」ということです。

私の習ったものは、どうやらカイロプラティック(脊柱調整療法)のジョージ・グッドハート博士(デトロイト在住)とそのグループが研究していた「アブライドキネジオロジー」(応用運動機能学)という検査法だったようなのです。

この本によると、これは「検者は、患者と向かい合って立ち、左手で患者の右肩を押さえる。患者には左腕を真横に伸ばしてもらい、その手首を検者が右手で下へ押してみて、腕の力を調べるという検査法」のようで、「患者が自分の指で異常部位に触れると、左腕の力が弱まって垂れ下がる」と書かれています。

また「O-リングテストは指を使うのに対して、アプライドキネジオロジーでは主として手と腕を使って筋力を調べるが、見た目には類似点も多い」ということで、「私(大村博士のこと)が一番恐れていたのは、アプライドキネジオロジーと混同されてO-リングテストが信頼性を失うことだった」ときちんとこの二つの違いについて触れられています。

カイロプラクティックは、実は私も腰痛になった折に体験したことがあるのですが、この本によれば、「十九世紀末にアメリカで起こった民間療法で、脊柱の指圧などによって内蔵の病気を治してきた」とのことです。

そしてある時、大村博士はグッドハート博士と「渡り合うチャンス」があり、お互いの概念がまったく異なることを証明するための実験をしたのだそうです。

このことについては、この本の242ページ~245ページにかけて、その違いと二人のやった実験がかなり詳しく述べられていますので、興味のある方はここだけでもぜひ読んでみてください。

この実験によって、「二人の概念や原理が異なること」を双方共に確かめ合うことが出来たようです。
そしてこの本に書かれているように、「手の指を使うO-リングテストと、腕を使うアプライドキネジオロジーとは、メカニズムは似ているようでも、診断の正確さだけでなく、お互いの理論的説明も大きくかけ離れている」ということです。

それを私は全く混同したまま、この「オーリングテストの話」を何と20回も書いてしまいました!
ほんとうにごめんなさい!

もうほんとに自分の浅はかさと不勉強が恥ずかしくて、それどころか大村博士が懸念されていたように、混同したまま不正確なことをいい加減に伝えてしまって、さらに誤解を広げてしまったのではないかと大ショックです!
これまでの私の間違いを訂正し、大村博士と読者の皆様、そして関係者の方々にも深く深くおわび申し上げます。

これまで書いたことの全部を削除しようかと思ったのですが、私のようにもしかして今なお誤解したままの人も大勢おられるのではないかと思い、自分の赤恥をさらして、今後同じような重要な「勘違い」 が起きないないよう、この連載はこのまま記録として残して置くことにしました。
(ほんとにこのような「ブログを書く」ということは、如何に責任が伴うものかと、今更ながらに青くなったり、赤くなったりですが、どうかこれまでの間違いをお許しください)

そして、もうこのような間違いに気づいてしまった以上、残念ながら「オーリングテストについて」の話題はこれ以上書き続けられなくなってしまいました。
オーリングテストを使って家(ログハウス)を建てた話はぜひとも書きたかったのですが、またの機会に、、。
(もともとのその「検査法」が違っていたのでは、笑い話にもなりませんので、、)
みなさんにはぜひともこの違いに気を付けていただき、正しい検査法と知識を身に付けていただけましたら幸いです。
まずは大村博士自身の書かれた『O-リングテスト スーパーヘルス レッスン』(主婦と生活社)をご参考に♪

そういうことで、これまでのご愛読に感謝しつつ、これからは「テレパスアート」について書いてみたいと思っています。
「個人情報」との関連で触れられないことも多いかと思いますが、私がこの仕事を通して学んだことや気づいたことなどをお伝え出来たらと願っています。 


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オーリングテストの話(19)

2012-04-23 | シリーズ「オーリングテストの話」
昨日は小雨降る中、京都国際会館で開かれた「にんげんクラブ京都大会」のイベントに行ってきました。
あまりにも盛り沢山の内容でしたので、どういうふうにご紹介していいのか、日をおいてぼちぼちお伝えしていけたらと思います。

最も興味を持って出かけた、(日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会会長)大村恵照氏のスライドを交えた基調講演は、大変高度な内容で、専門用語も多く、理解するのが私の能力では難しい面もありますので、まずは本を読んでみようと思います。
会場で下記のような本が売られていましたので、買い求めました。

『O-リングテスト 超健康(スーパーヘルス)レッスン』(大村恵昭著/主婦と生活社)

ー長寿と若返りの生活革命ー『O-リングテスト入門』(大村恵昭著/河出書房新社)

『未来医療 O-リングテスト』(児玉浩憲著/医道の日本社)

そして会場で初めて知ったのですが、O-リングテスト専門家の研究会や、誰でも入れる?友の会のような勉強会もあるようでした。私は入会しませんでしたが、これまで自分勝手にやっていた方法が「果たしてそれでよかったのか」どうか?
これまでこのブログでお伝えしていたことがもし間違っていたら大変申し訳ないので、上記の本をよく読んでみようと思います。
その上で何かみなさんの参考になりそうなことがあれば、ぜひまたお伝えしたいと思っています。
(直接本を読んでいただけたら誤解が無く、なお嬉しいですが、、)

大村先生の講演の中で印象に残ったのは、「光」の医学的応用についてです。
特にサンセット直後2、3分の光などとても身体にいいそうなのです。日没時だけでは無く日の出の時の光もいいようですが、その光を「紙」に取り込んで、それを身体(足の三里のツボと言われているところや胸腺など)に貼って調べた結果などがスライドで説明され、大変興味深かったです。
(どのような「紙」なのか、どのようにして取り込むのか、またその応用の仕方や数値の意味などの詳細説明は、ここでは聞けませんでした)

そう言えば、(朝陽も好きですが)私は昔からなぜか夕焼けが特に好きで、夕暮れの茜雲など長時間飽きずに眺めていました。
とても心がおだやかになるからです。自然に知らずにやっていたそういうことにも「意味があったのだなぁ~」と思いました。

そして例えば朝陽でも太陽そのものの直接のその光よりも、太陽が昇ってくる直前や直後の方が「波動」が高いようなのです。
そういう測定も(O-リングテストを使って)科学的に出来るということにびっくりしました。(「波動」というか、ほんとうは「専門用語」で話され、いろいろ調べた結果が数値で掲示され解説されていましたが、私はうまく説明出来ずにアバウトでごめんなさい)

そして、健康のためには「水」「光」「空気」が大事だというお話がありましたが、例えば名水百選の水や、ルルドの泉のような聖地の水よりも、調べてみると他にも(あまりよく知られていないところにも)もっとよい水があったりとか、また雨降りの時でも白い雲はいいけれど、「黒い雲から降ってくる雨にはなるべく濡れないように」気を付けた方がいいらしいのです。

曇りの時の雲はたいてい黒く、雨雲というのは「黒いのが普通」と思い込んでいましたが、ちょうどこの日、小雨が降っていましたので、外に出た折によく観察してみますと、ほんとうにその会場付近だけでも、白い雲と黒い雲とがあり、驚きました。

またジン・カルメンという(女性、男性含めて)世界で一番長く生きた人(122歳?)の長寿因子(7種類あるそうです)を調べて比較してみたところ、その中のある因子の数値がとても高く、これは脳の海馬の部分に関係した因子らしいのですが、その数値が(例えば普通の人が平均2.5ぐらいだとしたら)何とこの女性は100もあり、そしてあの日野原先生も同じくやはり100あるそうなのです!!

最後にこの長寿の因子の数値をどうしたら高めることが出来、どうしたらその数値を長く維持出来るかという、「もっとも聞きたい話」のところで時間切れとなったのは、本当に惜しかったです。いつかぜひこの続きを聞きたいです。

またこの日、私が初めて知ったこととしては、「一般社団法人 日本ヘリカルサイエンス学会」というのがあり、その会は「目に見えないものを科学する」という専門家の集まりらしいのですが、その会長で物理学者の元島先生のお話とお人柄にもとても惹かれました。

この時は3人による鼎談(コーディネーターは船井勝仁氏)で、そのお相手の一人が(先述したO-リングテスト協会の)副会長の「下津浦康裕氏」でした。
そこではずっと聞いていたいぐらい面白いお話の連続だったのですが、メモが追い付かず詳細をご紹介出来なくて残念です。
興味を持たれた方は(たぶん後日発行?の)「にんげんクラブ」誌上にて、ぜひこの「光・水・風フォーラム」の第一回目の報告を読んでみてください。

今回の会は、以上の二つの会の他にも「坂本龍馬財団設立記念大会」も兼ねていましたので、一日の内に三つのどれも凄いイベントが朝から夕方まで続けてあり、ほんとうに圧倒されてしまいました。
(情報の渦で消化するのに少し時間がかかりそうですが、また後日思い出しながら少しずつご紹介したいと思います)

今回の私の目的の第一は、O-リングテストを発明されたご本人に一目お目にかかりたいという単純な動機でしたので、直接大村先生の講演も聴けたし、本も買えたし、もう大満足でした。

最後に思いがけなく嬉しいことがありました。
前から何となく好きだった「大本教」の、出口王仁三郎の玄孫(やしゃ孫)である出口光さんにお目にかかれたことです。

講演(ワーク)も大変よかったのですが、会場で売られていた出口光さんの書かれた本『天命の暗号』(中経出版)がもう大、大正解!でした。おまけにサインまでしていただけて大感激。予想外のことでなお嬉しかったです!

「大本教」については亡父からよく話を聞かされて親近感があったのですが、出口光さんの曾祖父にあたる「出口王仁三郎」と教祖の出口なおさん夫妻はどちらも「巨人」というか、圧倒的パワーを持った気押されるようなイメージで、どちらもがあまりにも有名な超能力者で少し近づき難い部分もあったのですが(もちろんこのお二人はどちらも故人なので私は直接会ったことはなく伝記などからの印象に過ぎませんが)、出口光さんは全く違っていて、もの静かというか、控えめでとても謙虚な落ち着いた感じの方で、そのさりげなさに魅せられてしまいました。

私は人のオーラーを感じるとか、そういった霊能力は(絵を描く以外には)全く無いのですが、ただ直観的にこの人は「ほんもの」と感じました。もしなれるものなら、私もこのような感じの人になれたら!といっぺんに尊敬してしまいました。
今後の目標となる「メンター」と出遇えたことが今回の一番の収穫かもしれません。
まだまだお若い方ですが、まさに「魂に年齢は関係無し!」と感じさせられました。

昨日はそういうわけで本当に多くの素晴らしい方々に出逢えて、生きる喜びと元気をいっぱいいただき心から感謝です。

余談ですが、「京都国際会館」はとても素晴らしいところでした。隠れたパワースポットかも!?
広い庭園の中を流れるせせらぎ、八重桜、遠くの山の新緑もきれいで、いかにも京都らしさが味わえる静けさに満ちていました。




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オーリングテストの話(18)

2012-04-13 | シリーズ「オーリングテストの話」
昨日私は京都へ出かけていました。

予定よりも早めに着き、約束していたあるお店で友人たちを待っていたのですが、なかなかやって来ません。
私は携帯電話を持っていないのですが、一緒に待っていた仲間の携帯に「○○公園に居る」とメール連絡が来ました。
そこで彼女たちはお花見をしているということで、そのお店からは歩いても行ける距離だったのですが、私はなぜかその時はそちらに合流する気になれなかったのです。

こういう時いつもならすぐ「オーリングテスト」をするのですが、その時はテストしてみるまでもなく、「何となく動かない方がいい気がした」のです。
(そんなふうに「オーリングテスト」をしなくてもわかるというか、自分の気持ちがはっきり感じられる時はテストはしません)

もちろん頭では「いいなぁ、お花見かぁ~。そういえばもう何年もお花見なんて行って無いなぁ。お天気もいいし、満開の桜の下でお弁当を広げるなんて最高だろうな」と思うのですが、なぜかイマイチ動く気になれなかったのです。
(大好きな友人たちだし、いつもなら二つ返事で気軽に飛びつく素敵な話だったのですが、、)

そこで私はそのお店でランチを食べて彼女たちの到着を待っていたところ、かなり遅くなってから彼女たちが興奮気味にやって来て、「今そこで事故があって、もの凄い人だかりで、、」と言うのです。聞いてびっくり

彼女たちはその直後にそこを通りかかったので、直接には事故を目撃しなかったようですが、道路に何人もの人が倒れているその現場の横をすり抜けて来たということでした。

もしほんのちょっと時間がずれていたら彼女たちもその事故に遭遇したかもしれないし、私ももしお花見に行っていたら一緒にその道を通るので、そういう危険性も高かったことでしょう!

いつどこでどういうことが起きるかは誰にとってもほんとに全く予測のつかないことです。
(思いもかけない事故で突然に亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます)

この方法が果たして効く?かどうかはわかりませんが、私はどこかに出かける時は「スムーズに行ってスムーズに帰ります」と必ずお祈りをしてから家を出るようにしています。
出かける直前にお祈りするのはあわただしいので、外出予定の日はその日の朝にお日様に向かって祈っています。
(「祈る」というよりも「自分自身に向かって言い聞かせる」というか、確認するような感じですが、、)

そのようなお祈りをしたとしても、車の渋滞や電車が止ったりという目に遭わないという保証は無いですが、そんな時にもあわてないで、心のどこかで「大丈夫!」という安心感を何となく持つことが出来、あせらないで済む気がします。

それでは今日もこれから「いってきま~す!」
実は前から予定していたあるセミナーに今回はもう出かけないつもりでいたのですが、なぜか今朝になって「行く方がいい」という気がふとしてきたので、自分の「直観」を信じて出かけてみることにしました。
前にも一度出かけたことのあるところですが、今日は前回と違う「新しい別のルート」で行ってみることにしました。

「オーリングテスト」以外にもそんなふうにして、ささやかな「チャレンジ」で自分の「直観」を鍛えています。


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オーリングテストの話(17)

2012-04-05 | シリーズ「オーリングテストの話」
あの凄い「台風以上!」の春嵐も過ぎて、今朝はとてもよい天気だったので、伸び放題の草抜きをしようと思いつき、その前に「オーリングテスト」をしてみたら、なぜかオッケーが出ないのです。

これは「仕事に集中しなさい」ということかなと思いつつ、(もうすぐ団地の外壁工事がある予定でそれまでに庭を整理しておかないと草と花を間違えて踏まれてしまうのは嫌なので)「やっぱりやろう!」と決心してルンルンとやり始めたら、何としばらくして急に雨が、、。

あれれ、今日の天気予報は晴天の筈なのに?きっとすぐに止むだろうと思っていたら、どんどん降ってきたので、仕方無く中止。
そして絵の仕事を仕上げている間にお天気が回復したので、もう一度庭仕事を始めたら、またまた急に雨が!

やっぱり今日はオーリング様の言う通りにした方がいいのね、「ハイ、ハイ、ワカリマシタよ!」というわけで、あと少し残して終わりました。
たまにはそんなふうにわざと逆らってみる?のも愉快です。

この団地の外壁工事は予定よりずれ込んでいて、毎日今日から始まるか、いつ始まるかと思って、気持ちが落ち着きません。でも遅れたおかげで良いこともあり、玄関ドアポストの塗装の剥げている部分をついでに塗ってもらえることになりました。
そのお願いに管理事務所へ行った時にも実はこっそりオーリングテストをしました。
こういう時の「一人オーリングテスト」は(二人でやるよりも)目立たないので便利です。

さて、以下はオーリングテストとはあまり関係の無い話です。

あるところから案内状が届き、その講演内容に「レジリエンス」と書いてあったのです。
私は全く初めて聞く言葉だったので、ネット検索して調べてみましたら、驚いたことにもうかなり普及していてあちこちでこの言葉が使われていました。(今まで知らなかったのはどうやら私だけ!?)

「レジリエンス」というのは例えばPTSD(心的外傷後ストレス障害)などを克服するためにも役立つ「精神的回復力」を現す言葉のようです。
「困難に打ち勝つ心の力、挫折から回復・復元する弾力性(しなやかさ)」とか、「困難な環境を生き延びる適応的な能力」また、「リスク・危機耐性」と訳しておられる人もいました。

またそういった能力を高めるために「レジリエンス・トレーニング」を行っているところもあり、DVや性的被害にあった「サバイバー」を支援するための「NPO法人レジリエンス」などもすでに発足していました。
(詳細は各自でネット検索してみてください)

そしてこれは単に被害者の回復だけでは無く、例えば新入社員教育などにも応用されているようです。
例えば「自分本来の強みを特定すると同時に、その強みを自分の持ち場でどう活かしていくか」その方法についてもこのような「レジリエンス・トレーニング」で学ぶことが出来るようです。

同じ困難な出来事やストレスに遭遇してもそこから早く立ち直れる人もいれば、そこで落ち込んでしまってその体験をずっと引き摺ってしまい、それがさらなるトラウマになってしまう人もいると思いますが、そのような場合でも、このような訓練によって少しでも早くその状態を抜け出して楽になることが出来るとしたら、これは素晴らしいテクニックであり、ぜひ身に付けたいスキルだと思いました。

セクシャルハラスメント(セクハラ)という言葉の普及によって、「それはセクハラだからやめて!」と女性が声を上げやすくなったり、しつこい上司のイジメに対しても部下が「パワハラはやめてください」と言い易くなったように、このような新しい言葉が生まれる(定義される)ことによって、人々の注意、注目を集め、「認識が変化する」というのは興味深いですね。(「言葉」の大切さを教えられますね)

そして現在のような「危機的状況に常時晒されているような社会情勢」の中では、これは今もっとも求められていることであり、単に「レジリエンス」という言葉の広がりだけでなく、具体的な「訓練の機会」がもっと増えるといいなと感じました。

ところでこの「レジリエンス」ですが、その「精神的回復力尺度」は3因子で構成されているそうです。
(ー精神的回復力と危機耐性ー 香川大学教育学部助教授 阪根健二氏のネット掲載論文より一部拝借)

それは「新奇性追求」「感情調整」「肯定的な未来志向」の3因子ということですが、これを我流に解釈(我田引水)させていただくと、下記のようなことが言えるかもしれません。

一つは目新しいものや好奇心の湧くものに目を向けるということ。つまりワクワクすることを探すこと?
二つ目の「感情調整」などには「アートセラピー」なども役立ちそうです。
それから「肯定的な未来志向」というのは要するに「ボジティブシンキング」のことでしょうか?

他の文献を見ても、「希望」(楽観性)とか、「自分の人生は変えることが出来る」というコミットメント(全人的関与の姿勢)というのが重要であることが言われていました。
そういうものがあることによって、より習得が容易になり、効果が高まるようです。

そして、私が「さもありなん!」と思ったのは、このような全てのファクターの底に、全てに共通するものとして「自尊心」があるという指摘でした。
私が「家と自尊心」というタイトルでこのブログに書いたことも、要するに言いたかったことはそういうことでした。これこそが全てに影響を与えているのですね

(故)中村天風さんはそれを「(潜在)意識の更改」というふうに言い、その訓練方法を教えてくれていますが、福田高規先生もいつも(行動よりも前に)自分の「理想」を決める方が先だと言っておられます。
言い方は少し違っても、みんな同じことを教えてくれているのではと思います。

実はかつて私もかなり劣等感が強くて、それを克服するために(今でも完全に克服出来ているとは言えませんが)いろいろな方法を試みました。
その中で効果があった幾つかの方法や体験について、また機会があればお伝えしたいと思います。

最後に言いたいことは、「オーリングテスト」は上記に述べた「新奇性追求」という意味で、もしかしたらかなり役立つのではということです。

すなわち、ひとつのことに固まっている頑な心をほぐし、こんな方法もあるのか?とふと思考がゆるんで、「こだわりが消える効果」もあるのでは?という気がします。

また自画自賛になりますが、「感情調整」に「テレパスアート」も少しはお役に立てるかもしれません。
まったく思いがけない観点から自分のことや起きた出来事などを見直すことで、滞っていた「感情」がふと動き出したり?少しは癒されることもあるかもしれない?と思うからです。

そして何よりも「あきらめない」で「希望」を持ち続けるという楽観性

話は突然に変わりますが、昨夜はブログを書いているうちに眠くて続けられなくて、ギブアップしてしまったのです。
そんな時にも自分を責めないで、これからも「間が空いてもいいので続けていけたら」と、この話を書きながら思いました。

「短くていいから毎日続けよう」と思っていたのですが、どうも私は書いているうちに(自動的に書いているのですが)止らなくなって、つい長くなってしまいます。(書くのに大体2~3時間ぐらいかかるのです)
話もあちこち飛んでいきますが、これも個性と思っていただけたら幸いです。 ご愛読に感謝です。





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オーリングテストの話(16)

2012-04-03 | シリーズ「オーリングテストの話」
今朝の朝日新聞(文化面)ネット版ニュースの中に、心惹かれる話題を見つけました。

(故)森田芳光監督は「いま、この世の中に足りないことは何だろう」と考えて映画を作っていたそうです。
そして現在全国公開中の遺作映画に触れて、「好きなことでつながる人間関係が、人をちょっと幸せにしたり、人生を豊かにする。(後略)」と、公私にわたるパートナーだった三沢和子プロジューサーの話が続いていました。

「自分に足りないものは・・・」と考えると、つい不満が出たり、自分を責めてしまったりしがちですが、こういう「足していくような発想」だと気持ちが前向きになれますね。

家族やふつうの友人関係とはまた違った「好きなことでつながる人間関係」というのは、確かに独特の深い味わいがある気がします。
私もかつて20年以上続けていた趣味があり、その後そこからは離れましたが、その頃の仲間との交流は今でも続き、たまにどこかで会うと姉妹以上?のなつかしさを感じて「不思議な親密感」が湧きます。

また、これもたまたま別のニュースで知ったのですが、倉敷にある「蟲(むし)文庫」という小さな古本屋のオーナー女性は「苔好き」で、その関連の彼女の著書がきっかけとなって「苔好きの古本屋」として評判になり、そこから出会いが生まれ、「古本好き」の人たちとの交流もさらに広がっていったそうで、面白いですね!
(詳細は『わたしの小さな古本屋』田中美穂著/洋泉社 参照)

そう言えば大阪(天五中崎通商店街)にも「青空書房」という素敵な古本屋さんがあるそうで、私はまだ一度も行ったことが無いのですが、そこには「坐った人は必ず夢が叶う」という椅子があるそうです。
でもそこに坐れる人は数少ないようです。
なぜなら店主の坂本健一さんの許可が要るからです♪
(興味を持たれた方は、まず先に『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』を読んでからお出かけください)

ところで話は元に戻りますが、「好きなことでつながる人間関係」は私の場合なら、例えば「UFOウオッチャー」とか、「オーリングテスト好き」仲間とかになるでしょうか。

あるいは「夢好き友だち」かな?それとも「不動産好き」?「田舎暮らし」にも憧れているし、巨木や草花も大好きだし、以前から神社や巨石巡りにも興味があるし、ともかく「好きなこと」ならいっぱいあります。

私の周囲はけっこう「芸術好き」「本好き」「映画好き」の人たちが多いみたいですが、決して「大金持ち」では無いところだけは共通しているようです。「類は友を呼ぶ」のでしょうか。

もしかしたら「マイナー」なものほど強い絆やご縁が生まれやすいのかもしれませんね。
そういう意味ではこのブログを読んで下さっている方はお互いに「顔見知り」では無くても、「こころ見知り」?で、すでに繋がっているのかも? いつかここから交流会が出来るといいですね!


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