今、新しいHPというか、これまでのものを前面リニューアルするために奮闘中です。
と言っても私はパソコンオンチなので、もっぱら相棒が頑張ってくれています。
本来なら、本日4月1日からリニューアルオープン!の予定だったのですが、なぜかパソコンが途中でフリーズしてしまったり、また、せっかくページが出来上がったのにUPが出来なかったり、ページがうまく開かなかったり、、。
そんないろいろなトラブルがあったために、残念ながら本日はお披露目が出来ませんでした。
そんな時、ある人のことがふと思い浮かんで来ました。
それは私がまだ30代前半で「再独身」?だった頃のこと。
その頃私はある人と付き合っていたのですがうまくいかないことがあり、たまたま趣味の会の仲間の一人が「精神科医」をされていたので、これ幸いとばかりにその方に悩みの相談をしたことがありました。
その方はとても温厚なクリスチャンで私よりもずっと年配でした。その方のお父様は有名な詩人とかで、ご本人ももの静かな深い思索をされる方で、私の秘かな憧れの人でもありました。
趣味の会では会が終わった後、何人かで食事をしたり、仲間で一緒に呑んだりするのが楽しみで、その折もそういうなごやかな雰囲気でみんなでくつろいでいたのですが、私一人が真剣にその方に自分の話を聴いてもらっていました。他のことは一切目に入らず、まるで一対一のカウンセリングのようでした。
そして、その方の答えはただひとつ。「そのまま、そのまま。そのままでいいのです」「そのままがいいのです」とそればかり繰り返し言われるのです。
当時の私はその答えが腑に落ちず、せっかく相談したのに、今困っているから相談したのに、「そのままがいいって一体どういうつもりなんだろう?」(そのままじゃうまくいかないから、うまくいっていないからこそ相談したのに、、)と大いに不満だったのです。
でも、なぜかその言葉がとても印象に残りました。
その方はご自分の体験も話して下さいました。
「若い頃、結婚したばかりの頃に結核にかかってね、それで入院している間に妻に逃げられてしまったのですよ」「それがきっかけで、少しノイローゼ気味になりましてね、森田療法に出合ったのです」
その時この方が私に言われた「そのまま、そのまま」というのが、その「森田療法」から来ているということがわかったのはずっと後になってからですが、今思い返すとそれは本当にそれ以外に無い「最高のアドバイス」だったなと思います。
この文を書きながらその方のことが急になつかしくなり、なぜか涙が滲みました。
(その方はその後すぐにご病気で亡くなられてしまったのですが、私のことをずっと気にかけてくださっていて、今も宇宙から見守ってくれているのかもしれません)
その方と二人でお話したのはそれが最初で最後、まさに「一期一会」でした。
その頃は理解出来なかった言葉ですが、今では行き詰まった時はこの「そのまま、そのまま、そのままでいい」という言葉を呪文のように唱えています。
特に今日は、念願の新しいHPがUP出来なかったことで少々しょげていたのですが、このブログを書いているうちに元気が出てきました。
自分自身を励ますためにも微力ながらこれからも書き続けたいと思います。
この話を読んで下さった方にもどうもありがとうございました。
写真は「オリーブ」です。
と言っても私はパソコンオンチなので、もっぱら相棒が頑張ってくれています。
本来なら、本日4月1日からリニューアルオープン!の予定だったのですが、なぜかパソコンが途中でフリーズしてしまったり、また、せっかくページが出来上がったのにUPが出来なかったり、ページがうまく開かなかったり、、。
そんないろいろなトラブルがあったために、残念ながら本日はお披露目が出来ませんでした。
そんな時、ある人のことがふと思い浮かんで来ました。
それは私がまだ30代前半で「再独身」?だった頃のこと。
その頃私はある人と付き合っていたのですがうまくいかないことがあり、たまたま趣味の会の仲間の一人が「精神科医」をされていたので、これ幸いとばかりにその方に悩みの相談をしたことがありました。
その方はとても温厚なクリスチャンで私よりもずっと年配でした。その方のお父様は有名な詩人とかで、ご本人ももの静かな深い思索をされる方で、私の秘かな憧れの人でもありました。
趣味の会では会が終わった後、何人かで食事をしたり、仲間で一緒に呑んだりするのが楽しみで、その折もそういうなごやかな雰囲気でみんなでくつろいでいたのですが、私一人が真剣にその方に自分の話を聴いてもらっていました。他のことは一切目に入らず、まるで一対一のカウンセリングのようでした。
そして、その方の答えはただひとつ。「そのまま、そのまま。そのままでいいのです」「そのままがいいのです」とそればかり繰り返し言われるのです。
当時の私はその答えが腑に落ちず、せっかく相談したのに、今困っているから相談したのに、「そのままがいいって一体どういうつもりなんだろう?」(そのままじゃうまくいかないから、うまくいっていないからこそ相談したのに、、)と大いに不満だったのです。
でも、なぜかその言葉がとても印象に残りました。
その方はご自分の体験も話して下さいました。
「若い頃、結婚したばかりの頃に結核にかかってね、それで入院している間に妻に逃げられてしまったのですよ」「それがきっかけで、少しノイローゼ気味になりましてね、森田療法に出合ったのです」
その時この方が私に言われた「そのまま、そのまま」というのが、その「森田療法」から来ているということがわかったのはずっと後になってからですが、今思い返すとそれは本当にそれ以外に無い「最高のアドバイス」だったなと思います。
この文を書きながらその方のことが急になつかしくなり、なぜか涙が滲みました。
(その方はその後すぐにご病気で亡くなられてしまったのですが、私のことをずっと気にかけてくださっていて、今も宇宙から見守ってくれているのかもしれません)
その方と二人でお話したのはそれが最初で最後、まさに「一期一会」でした。
その頃は理解出来なかった言葉ですが、今では行き詰まった時はこの「そのまま、そのまま、そのままでいい」という言葉を呪文のように唱えています。
特に今日は、念願の新しいHPがUP出来なかったことで少々しょげていたのですが、このブログを書いているうちに元気が出てきました。
自分自身を励ますためにも微力ながらこれからも書き続けたいと思います。
この話を読んで下さった方にもどうもありがとうございました。
写真は「オリーブ」です。