エアコン無しでもかなり過ごしやすくなって来ましたね。
昨日9月3日(土)はドキュメンタリー映画『岡本太郎の沖縄』を観に元町へ。。
映画は12:20〜の上映ですが、まず先に「元町映画館」に行って、
チケットを購入し、入場整理番号をもらいました。
こういうシステムだと並ばなくてもいいので、とっても楽です♪
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さて、映画が始まる時刻までは「神戸空港」に行くことにしました。
11月にコバシャールさんの久高島合宿に参加する予定なので、
飛行機に自分一人で乗ったことの無い私は、下見をしておこうと思ったのです。
それで三宮から空港行きのポートライナーに乗りました。
よく晴れた日で海も空もきれいで、高いところを走るポートライナーからの景色が
よく見えて、とっても氣持ちよかったです♪
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初めて来た神戸空港はとても小さかったですが、けっこう人がいました。
それぞれの人たちが、荷物の重さを測ったり、手荷物検査を通ったり、
チケットを買ったりetc.. する様子を「あんなふうにすればいいんだな」と観察。
それでもよくわからないことについては、窓口で尋ねました。
26年前にツアーでメキシコに行く際は、確か空港で保険に入ったように思うのですが、国内線では各自で保険をかける?のでしょうか。
それとも小さな空港だから、そういう手続きシステムやスペースが無い?
あるいは、今はもうそういう保険自体が無い?とか。。
ともかくも神戸空港ロビーでは保険がかけられないことがわかりました。
合宿参加者は各地からそれぞれ那覇に集合する予定のため、
飛行機を代理予約してくれたコバシャールさんが、
もしかして「団体保険」をかけてくれてるかも?
(出発までにはしっかり確かめておこうと思います)
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ロビーの売店では関西の珍しいお土産がたくさん売られていて、
けっこう美味しそうな(しかも無添加で)高級な品も多くて
「ヘェ〜こんなのもあるんだ!」(驚)
と眺めているうちに早くも持ち時間が経ち、急いでまた三宮まで戻り、
そこからかなり歩いて再び映画館へ。。
すると、何ということ!
「監督さんの家族が急病のため、今日のトークはありません」との突然の告知。
「トークは明日になりました」ということで、映画はとりあえずこの日に観て?
監督さんの話だけまた翌日聴きに来る?ことも出来るようで・・
んん〜ん、それは残念!
遠いから「明日また来れるかどうか?」わからないけど、仕方ありません。。
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というわけで、とりあえず映画を観たのですが、
この映画は「完全版」ということで、前にも同じ映画があり?
そのリメイクというか、(元の映画を観ていないので何とも言えませんが)
正直あまり大きな感動は無かったです。。
ただ、久高島の「風葬」についての話と岡本太郎の撮った写真が印象に残りました。
その中に写っていた白い骸骨(頭部)がとても美しく、軽やかで清々しい感じで、
まるで微笑んでいるような?氣がしたのは不思議な感覚でした。
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岡本太郎は、その風葬の地を訪れた際、
人が死んだのち、突然に焼かれたり、土に埋められたりするのではなく、
このようなかたちで「だんだんに風化されていって自然に還ることが出来る」
のはいい・・というようなことを語っていたそうです。
それを知って、なるほどと納得する思いがしました。
写真の中のその白いドクロはとても「満足氣に」私の目には映ったからです。
それと同時に、それまで私が抱いていた「風葬」や「死」に対する暗く怖いイメージも大きく変化したのです。
いつの間にか自然に涙が流れていました。。
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岡本太郎はそのような写真を撮ったことで、ずいぶんマスコミや世間からの批判や
非難にさらされ、叩かれ続けたようですが、
実は遺族や地元の人たちには(当時も)ちゃんと受け容れられていたのですね。
特に、「久高ノロ」と岡本太郎の間には深い心の交流があったことがわかり、
この映画は言わばその「証し」というか、「存在証明」のようなものなのかもしれないなと感じました。
だからこそ、この映画(完全版)も撮られる必要があったのでしょうか。。
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ただ、ドキュメンタリー映画の難しさというか、
どこまでが岡本太郎の見たもので、どこからが監督自身の目線(視点)なのか、
それが広く重なり合っているために、監督の意図するものや、伝えたいことが
私にはあまりはっきりとはわからず、途中ウトウトしてしまったぐらい、
分厚い古いアルバムを淡々と見ているような感じで、映画自体も少々長過ぎる?
ようにも感じてしまいました。
「映画と写真集との違い」が判然としないような?
というか、監督さんがこの映画を創ろうと思った動機や観点に
もっと「自分軸」や独自性があってもいいのでは・・と思いました。
『岡本太郎の沖縄』なので、もちろん岡本太郎の想いは十ニ分に伝わって来るから、それだけでこの映画の目的は果たせているのかもしれませんが。。
欲を言えば、
私としては監督さん独自の視点や「個性」がもっと出ていればいいな〜と感じました。
果たして皆さんはどう感じられるでしょうか。。
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本日も「光のチャレンジ」をご覧いただきありがとうございました。
沖縄は台風の影響による大雨の予報のようですが、被害の少ないことを祈りつつ。。