父親からの性被害に遭った福山里帆さんが実名と顔出しで父親を訴え、
記者会見をして「苦しみを知ってもらいたい」という思いを話した記事を読んで、
涙が出ました。
本当に凄い勇氣が要ったことと思います。
彼女のこの告訴によってどれだけたくさんの女性が救われることでしょうか!
皆さん どうか彼女を精一杯応援してあげてください!!!
3月12日の記事を転載します。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
実は私も幼い子どもの頃、父親にセクハラされた体験があります。
果たしてそれが原因かどうか、大学卒業前にノイローゼ(仮面うつ病)になり、
カウンセリングを受けて、(それまですっかり忘れていた)そのことに
初めて思い至った!のです。
それだけ深く無意識に封印されていたということです。
けれどもカウンセラーは「あなたは結婚しない方がいい」とアドバイス?を
くれただけでした。
友だちにも、仲間にも誰にも話せず、やっとその話を普通に言えるようになった
のは還暦近くになってからでした。
ある時、やっと思い切って姉にそのことを言ったら、
「あなたが可愛いかったからじゃないの」と
冷たい反応で、一言の同情さえ無く、かえって深く傷付きました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
どんな些細な!?セクハラであってさえも、実の父親にそういう目に遭うと、
「人間不信」になり、また夜に眠りが浅くなります。
ある時、姉は私に「寝ている時、あんたは本当に苦しそうな顔をしている」
と教えてくれましたが、
まさかそれがそういうことが原因だとは彼女は思ってもみなかったことでしょう。。
ずっと男性が苦手で、例えば集会などで同じ部屋に男性が入ってくるだけでも
身体が緊張してしまう時期も長く続きました。
若い頃は、男性からセクハラされたり、痴漢に遭うこともかなり多かったからです。
歳を取ってそういう被害に遭うことが無くなったので、
おかげさまで「歳を取ることは私にとっては幸いなこと」でもあるのです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
母が若くして亡くなり、父親が一人暮らしになって、姉妹交代で実家に帰って
父の身辺の世話をすることがどんなに苦痛で苦手だったか。。
姉妹には「逃げるのか」と言われないように、頑張って当番はしましたが。。
それでも実家に泊まって父と二人になる時は襖を閉めていても眠れず、
父から「襖は開けて置け」と言われた時はどんなに恐怖だったか!!!
小学校に上がる前ぐらいの小さな子どもの頃の私へのセクハラなんて、
父にしたらもうすっかり忘れていることでしょうが、
私はそのことを長らく封印してはいても、決して忘れることは出来ず、
父が亡くなった時に、心の中で、「今こそ弁償して!」と叫びました。
せめてもの償いに、「今後一切私が経済的に困ることの無いように」と。
(もちろん、心の問題は、決してお金で済む事では無いですが。。)
父が死んでやっとそう言えたぐらいに、その影響は実に大きい! ということです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
直接に父に面と向かっては何も言えず、こんな川柳を詠んだこともあります。
「母の居ぬ間に父と折ったよ黒い鶴」
こんなことを書いていると今でも涙が出ます。
どれだけの女性が私よりももっともっと酷い目に遭い、
今も何も言えずに苦しんでいることでしょうか。。
たとえ単に一過性のことであったとしても、その影響は決してそれだけに終わらず、
どんな「些細なセクハラ」であれ、被害者には一生涯も影響する!ということを
加害者はもっと知るべきです。
(些細な、なんて絶対に口が裂けても言いたくは無いですが)
これは反省したり謝ったりで済むような軽い問題では決して無いのです !!!
それは「魂」を破壊してしまう行為なのですから!!!!!
それは「死刑」に値するぐらいの残虐卑劣な行為 であり、被害者の未来を奪い、
一生その影響から逃れられないぐらい深く傷付く残酷な行為 なのです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
けれども「希望」もあります。
こんな素晴らしい里帆さんのような方が現れて、命を懸けて!
実名と顔出しで訴えてくださったことにどれほど感謝してもし足りないぐらいです。
彼女の夫さんにも、里帆さんを支えてくれてありがとう❣️と
心からお礼を言いたいです。
真の「愛」を知っておられる方だと思いました。
私は全身全霊をあげてこれからもずっと里帆さんを心から応援し続けます。
天国に居るかどうか?わからないけれど、亡くなった父も猛反省して
きっと今では里帆さんを応援してくれていることでしょう。。
たとえ死んでも魂は生きている と私は思っています。
肉体が死んで魂の世界に還ると、誰もが必ず「真実」がわかると信じています。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
そのようなことで長らく苦しんだ私ですが、その後
スピリチュアルな魂の世界について学ぶことが出来たので、
今では、父と私との関係や、女性に生まれること、男性として生まれること
についてもその意味を知り、
生きることがやっと楽になりました。
また自動的に描く絵を通してそういう辛い体験をした人たちのことも
より深く理解出来るようになりました。
私に出来ることを通してこれからも誰かの助けになれたら幸いです。
長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。