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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

平熱の友

2013-03-13 | 人物紹介
先日3月10日は川柳の時実新子先生のご命日(7回忌)だった。

その前日の9日には神戸で、大きな川柳大会(月の子忌)があり、私はもう川柳には関わっていないので出席は遠慮させていただいたのだが、後日その様子をある人から伝え聞いた。

その時聞いた句の中に「友達はいつも平熱ありがたし」(弘津 秋の子)というのがあり、とても印象に残った。
選者は誰だったのだろう、良い選の目を持っておられると感心した。


ほんとうに何かあった時に真っ先に相談したいのは、まさにそのような「平熱の友」である。

こちらの浮き沈みや発熱具合に関わらず、いつものように、ふん、ふん、へぇ~、そうなんや、、などと軽く相づちを打ちながら話を聞いてくれて、最後にはお互いに自然に笑って、まるで何事もなかったかのように普通に話が終わるような、、。
そんな「いつも通りの対応」をしてくれる存在はまことにありがたい。

私自身しょっちゅう落ち込んだり、喜怒哀楽も激しい人間なので、(人からはそう見えないで飄々と何の悩みも無く?楽しく生きてるように思われがちだが)心の中には暴風雨が吹き荒れていたり、「曇り空」の日もけっこう多いのである。

さすがに最近は還暦もとうに過ぎたので、何だかんだといろいろなことがあっても、「まっ、人生こんなものか」とだんだん思えるようになってきた。

第一「悩む力」も失くなって来たせいか、すぐに眠くなって、『さぁ、今日こそは思い切り悩んでやろう!』と身構えていても、いろいろ考え始める前に寝てしまうので、どちらかと言えば私も(低めの体温ながら)おかげさまで「平熱」になってきつつあるのかもしれない。
「歳を取るというのはこういう得をする面もあるのだな」と知ったのである。

ところで、ほんとうにいい友だちというのは、ただ接するだけでこちらまで平熱にしてくれる気がする。
そう思って自分の周りを見渡してみると、私には案外そういう「平熱の友」が多いことに気付いた。
これは意外な発見だった!
もしかしたら自然にそういう友を選んでいるのかもしれない。

けれどもさらによく観察すると、そういう友の中には私よりもずっと熱い情熱がたぎっていて、「内側は熱々のたこ焼き!」のように秘められたものがあり、ただそれを表には出していないだけなのだとわかった。

「いつも平熱の友」というのは、「単にクール」というのとは、ひと味違うのである。
「平熱」という言葉のニュアンスは、あっさりしているとか、淡々としているというのとも、またちょっと違う。この微妙な感じをこの句はうまく表現していると思う。

しかも「いつも平熱」なので、その安心感とか、頼りになる感じとか、、もしっかり伝わってくる。
だからこの句の下五の、「ありがたし」という作者の気持ちもよくわかるのである。

川柳にもいろいろあるが、私はこのような「平熱」の川柳が好きである。
さらに言うなら「人を平熱に戻してくれる」のが川柳の「王道」なのではないかと思う。

熱い川柳、醒めた川柳も好いが、今の時代に必要とされているのは「平熱の川柳」なのかもしれない。
人もしかり。世もしかり。
私も自分自身の「平熱」を忘れずにいたい。


補足(蛇足):ちなみにこの句の作者を存知上げているので付け加えると、彼女は日頃から夫の世話、ご近所の老人会のお世話など、また周囲の誰彼や川柳仲間たちにもさりげない気配りされている人であって、自分自身のことで人に迷惑をかけたり、心配をかけたりするなどということはほとんど無い人だ。

そういう人だからこそ、友だちだけではなく、あの人もこの人も「今日も元気で無事でいて欲しい」と、みんなの「平熱」を願う彼女の優しさも人一倍なのだと感じる。

この句の「ありがたし」という言葉は、決して「自分のために」相手の平熱を願うというのでは無く、もっと深い「みんな元気でいてくれてありがとう!」という、彼女の素朴な感謝の気持ちなのである。

なお、私ならこの「友達」という漢字を「友だち」と、ひらがな混じりの表記にすると思う。
その方が平熱に似合う気がするからだ。

それにしても川柳とはこんなふうに、もう何年も川柳を離れていてさえも、つい、人を「熱く」させてしまうものなのかもしれない。


秋の子さん、句を拝借させていただきありがとうございました♪



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鎮魂と祈りの日

2013-03-11 | 日記
今日は誰がどこにいて何をしていようとも日本全体が喪に服する日であることでしょう、、。

それぞれの方の深い想いと共に鎮魂の祈りを捧げ、未だ行方不明のままの大勢の方々とそのご家族の皆様方の上に、どうか一日も早く心安らかな日々が訪れますように、、と心より願っています。

また被災されて全国各地に避難移住されて、仮住まいのまま不安な暮らしを続けておられる方々の上にも、安心して暮らせる住居と仕事が保証され、ふるさとに残られた方々と共に力を合わせて、元気に平和な日常を取り戻していかれるようになりますことを何よりも願っています。

未来に生きる子どもたちが笑顔で過ごしていることをイメージしながら、自分に何が出来るのか、各人それぞれの置かれた場所で、お互いに助け合いながら、微力ながらも「今出来ること」に打ち込んでまいりましょう。
決して今日だけが特別な日というのでは無く、これから先もずっと、、。






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音楽でありながら、音楽でないもの

2013-03-07 | 音楽の話題
先日のブログにドキュメンタリー映画「うたごころ」の続編(2012年版)について触れましたが、さっそくに情報が入りましたのでお知らせします。
その初上映会がもうすぐ(3月10日に)関東で開催されます。監督さんのお話もあります。

少し長いですが、下記転載します。
(瞑想のピアニスト ウォン・ウィンツァンさんからのニュース発信です)
お近くの方は足をお運びいただけましたら幸甚です。

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       映画「うたごころ」2012年版 の
        ワンシーンの音楽を創りました。

           Wong WingTsan

    ------------------------------------------------

昨年、「うたごころ」2011年版の監督、榛葉 健さんから
「うたごころ」2012年版に挿入する一曲だけの音楽制作のご依頼を受けました。

普通の映画の編集ならありえない映像を見ながら、何度も即興演奏を繰り返し、
最終的にたどり着いたピアノの演奏に、ストリングス・サウンドを付け加えて、
かなり劇的な音楽に仕上がりました。

3月10日に
最初の上映会が 川崎の洗足学園であります。
ぜひご覧ください。

ウォンウィンツァン


■=============================■
ドキュメンタリー映画「うたごころ」《2012年版》ついに関東上映会!
チケットは事前購入。イープラス、ファミリーマート端末で発売中!
「参加表明」と同時に購入先をお知らせください。
■=============================■

チーム「うたごころ」神奈川支部の小島佳子です。

6月に横浜上映会からタンポポの種が広がるように
被災地の想いを全国に届けた「うたごころ」《2011年版》。
「続きが見たい!」という皆様のお声にお応えいたしまして、続編となる《2012年版》を、全国で初めて自主上映させて頂くことになりました。想いを共有して頂いた、洗足学園中学高等学校(神奈川県川崎市)と保護者[洗足会fathers’]の皆様のご協力,ご協賛による開催です。
概要は下記の通りで、榛葉健監督による《いのちを紡ぐ》講演も併催します。

「問いかけ」をテーマにした《2011年版》に続き、《2012年版》のテーマは「救い」です。
傷つき、今も苦しみを抱えながら生きている方々を、心の面から「救う」ことを目指すだけでなく、震災に限らず、あらゆる痛みを抱えた方々に「生きる力」を感じて頂く映画です。なお、《2012年版》は、初めて「うたごころ」を観る方でも十分にご理解頂ける内容となっています。

チケットは年明け1月10日より、イープラスで発売されます。
経費を除く収益をすべて被災地に寄付します。

震災から二年を迎える時期に、改めてお気持ちをお寄せ頂けたら幸いです。
皆様の「現地に寄り添う気持ち」が再び会場に広まりますように。
そして「いのちを尊ぶ気持ち」で会場中が包まれますように。

皆様のご来場をお待ちしております。

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ドキュメンタリー映画「うたごころ」《2012年版》
映画上映&榛葉 健監督《いのちを紡ぐ》講演会 in 神奈川

       ~~詳細・申込み方法~~
_______________________________________________________

●開催日時:2013年3月10日(日)13:00~15:30
(開場12:30、映画上映13:00~15:00、講演15:00~15:30)

●開催場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
(神奈川県川崎市高津区久本2-3-1)
JR南武線「武蔵溝ノ口」/東急田園都市線・大井町線「溝の口」下車 徒歩6分
http://www.senzoku-gakuen.ed.jp/headmenu/access.html

●入場料:2000円(全席自由)*経費を除く収益は被災地支援活動に寄付されます。

●募集人数:定員400名様

●チケット購入先:「e+ イープラス」にて2013年1月10日発売開始
[PC/携帯] http://eplus.jp/
[直接購入] ファミリーマート店頭にて端末操作による購入可能。

●主催:チーム「うたごころ」神奈川支部
協賛:洗足学園中学高等学校、洗足会、洗足会Fathers’
協力:株式会社 パワープランナー

●お問い合わせ先:e-mail:seagulls@kemkem.com
チーム「うたごころ」神奈川支部(小島)TEL:080-3455-9859
映画公式サイト http://utagokoro.info/

榛葉 健 監督のメッセージ

【facebookがくれた、ミラクルなご縁】
「瞑想のピアニスト」ウォン・ウィンツァンさん。心に沁み渡る美しいメロディーで、多くのファンを持つ作曲家・ピアニストです。NHKスペシャル「家族の肖像」や「こころの時代」や映画のサウンドトラックを作られていて、私も昔からウォンさんのメロディに魅せられてきた一人です。
一方的にファンだったウォンさんと出逢ったのは、何とfacebook。まだお会いする前なのに、
厚かましい私は、「あなたにしか出来ない」と頼み込みました。いえ、方便ではなく、実際そう確信していたのです。

ウォンさんが最初に映像を見た時の言葉。
「このシーンに曲をつけるのは、命がけになりますね」

私「はい。だからウォンさんにお願いしています」

信じる心は、通じました。

ウォンさんは、「うたごころ」《2012年版》のとても重要な場面で、新曲を書きおろして下さり、ご提供下さいました。
それは、ウォンさん以外の人では恐らく曲をつけられない、圧巻のサウンドです。

被災地の空気と空間、そして目には見えないけれど、確かにそこにある《人が生きる本質》を、どう表現するか。

「音楽でありながら、音楽でないもの」という私の無理な注文に、ウォンさんは、普段の曲作りの何倍ものエネルギーを注いでくださり、至高のサウンドを作ってくださいました。

音で奏でる、《いのち》への慈しみ。

このシーンを見て頂くだけでも、この“音楽”を聴いて頂くだけでも、きっと何かを感じて頂けるはずです。

被災された多くの方々が、
今を生きるのがつらいと思っている人たちが、
すべての痛みを抱える人が、
自分の力で
《生きる方向》に進んでいけるように、
きっかけをお届けしたい。

それが芸術の放つ、《底力》だと思うのです。

誰でもない“あなた”に贈ります。
「うたごころ」《2012年版》最新Ver.初上映会まで、あと3日です。


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以上が、「うたごころ」榛葉 健 監督 そして
チーム「うたごころ」神奈川支部の小島佳子氏から
おあずかりしたメッセージでした。

SATOWA MUSIC


SATOWA MUSIC WONG WING TSAN HOME PAGE
http://www.satowa-music.com

………………………………………………………………………………………………

ほんとうに素晴らしい映画ですので、出来るだけ多くの方に上記の情報とメッセージを転載、拡散発信していただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いします。


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膵臓に効く!?曲♪

2013-03-03 | 音楽の話題
3月1日にアズミックアートのHPに「スピリットソング」のコーナーが遂にオープン♪
もう皆さん、『チャンス』の曲を試聴してみられましたでしょうか?
もし未だの方がおられましたらこの機会にぜひ一度聴いてみていただけましたら幸いです。

昨年末の冬至に恵那で開催した展示会の折りに、この曲も当日ご参加の皆さんにご披露させていただいたのですが、もし覚えて下さっている方がおられたらとっても嬉しいです。

そしてその時のことですが、一緒にこの曲を聴いていた娘が『これって膵臓に効く気がする、、』と、突然につぶやいたのです。
意外な発言に驚きましたが、最近になってオーリングテスト(我流ですが)をしてみたところ、やはりその通りの結果になったので、ほんとうに不思議です。

ただ、実際に科学的な検査や実験をしたわけではないので、いいかげんなことは言えないのですが、もし膵臓の不調をかかえておられる方がおられましたら、ものは試し。
興味を持たれた方もぜひ一度試聴してみてください♪

試聴はもちろん無料ですし、たとえ間違っていたとしても副作用は全くありませんので、どうぞご安心下さい。
ただし、何の効果も無くても私は責任は取れませんが、おゆるしを!(笑)。

「聴いたわ、効いたわ」という方がおられましたら、たとえ「気のせい」でも嬉しいです。
録音していろんな方に紹介して下さってももちろんかまいません。
たとえ「気のせい」でも(プラシーボ効果でも?)何でも、少しでもお役に立てば幸いです。

この絵と曲は『チャンス』というタイトルですので、ぜひこの「チャンス」をお見逃し&お聴き逃し無く♪


ちなみに、スピリチュアルヒーラーのルイーズ・L・ヘイさんの『ライフ・ヒーリング』(たま出版)という本によりますと、膵臓というのは「影響する内的要素」としては「人生の楽しさを意味する」そうで、その新しい思考パターンは「私は楽しく生きている」ということだそうです。

彼女のこの本には「考えられる原因」として、膵臓の病気というのは「拒絶。人生の楽しみが失せたようにみえて怒ったり不満をもらす」 ということとも関連があるというふうに書かれています。
そして「新しい思考パターン」として、「自分を慈しみ受け入れる。楽しく喜びに溢れた人生を送るのは私しだい」 というふうに考えてみることを彼女は薦めています。

こちらの方法ももしよろしければ(本を読んでみてから)試しに実践されてみてはいかがでしょうか?
人によってはこれもまた一つの「チャンス!」なのかもしれませんね。


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3月2日という日に。。

2013-03-02 | 人物紹介
私はこの日(3月2日)になると必ず思い出すことがあるので、この月日は特別に忘れないのです。
それは盟友たまさんと私が(何年か前に)突然プッツンした日だからです。

そのいきさつについては全部私の「一方的な誤解だった」ことが後でわかり、彼女はそれについて一言も私も責めることなく、その間ずっと忍耐強く私の誤解が解けるのを待ってくれたのです。何の弁明もナシに、、。
そしてその誤解が解けた後もその話を持ち出すことも一切無く、その以前からと全く同じように接してくれていますが、もしそれが反対の立場だったら!?と思うと、本当に信じられない彼女の「ゆるしの深さ」を感じます。

私はこれまでいろんな人に対してなぜかプッツンしてしまうことが多く、まさに「仏の顔も三度まで~」という感じの未熟さで、そんな自分が「テレパスアート」を描いていることが信じられないぐらい(汗)ですが、彼女はこれまでいったいどれだけの人をゆるし、一人孤独に耐えて来たことでしょうか!

彼女は自分に対してDVだった人でさえゆるし、その人の幸せを願って相談にも乗ってあげたり、、私から見るとそれは「普通の人間業では無い」と感じるぐらいです。
恵那での展覧会で5年ぶり!?ぐらいに彼女に会った時、その姿があの宇宙画の『マドンナ』の姿そっくりに見えたのは、決して錯覚では無いという気がします。

彼女が私に電話してくる時はほとんど彼女の声はかすれています。そのガラガラ声にはいつもびっくりです。
そして『こんな夜遅くにまだ働いているの!?』と二度びっくりするぐらい、どれだけ会社やお客様のために仕事をし続けてきたことでしょうか。

それなのに逆にそれが疑われて?「一人で会社を牛耳っている」というふうに思われてしまうなんて、一体この世の中はどうなっているの!?というぐらい、おかしな話です。

彼女は会社のために何年も一日も休まずにブログを書き続け、最近になってやっと休みを貰えるようになったと言っていましたが、そのブログ一つをとってみても、一度も休まずに書くことがどれだけ大変なことか!ということは、私も一年やってみてつくづくとよくわかりました。

それを何年も続けたなんて、まさに偉業です。
たまさんが自分自身のために始めたブログなら楽しみながら書けるでしょうが、会社のブログとなれば責任も伴い、書く内容にもいろいろ気を遣うことでしょう、、。

それも仕事の一部だと思えばこそ、文句も言わずに引き受けておられたのだと思いますが、その責任を果たすために彼女は仕事時間なんて全く関係無いぐらいに、早朝から夜遅くまで働き、どんなにか大変だったことかと思います。
それでも彼女がそのことについてグチを言っているのを聞いたことは一度もありません。
いつでもずっと後になってから『えっっっっっっっっっっ!そんなに働いていたの!?凄過ぎる!!!!!』と驚愕したことが何度もあるぐらいです。

それに会社の社長なら資料に使う本だって全部「経費」で通ることでしょうが、彼女は店長といえども「一従業員」なのですから、セミナーの勉強に使うための参考にする本だって、全部自分の少ない給料の中から個人的に出しているのです。自分の役得になるどころか、いっぱい「持ち出し」になってしまうぐらいでしょう。

ある時彼女が私にど~んと段ボール二箱ぐらいの本をどっさり送ってくれたことがありましたが(もちろん全部無償で)、どれだけこの人は勉強しているのか!?というぐらいの凄い本の量と内容でした。
私が読んだことも無いような分厚い本が沢山あったのです。
どれも文庫本や新書判では無いので、本代もさぞかかったことと思います。

そして私はそんなふうにいつもほんとうに彼女によくしていただいていますが、たまに絵をプレゼントしようとしても決して彼女は受け取らず、いつもきちんと支払ってくれるどころか、私の方がよほど何でもいただいてばかりなのです。

しかも忘れられないエピソードの一つですが、彼女はサイキックなので、私が例えば(日頃お世話になっている御礼に)絵の価格を個人的に少し安くしてあげようと思っているにも関わらず、その前に早くも察知して(元の値段の通りに)振り込んで来られたりするので、値引きをして上げたく思ってもそれも出来ず、逆に普通よりも上乗せした価格で振り込んで下さったこともあり、ほんとうにこちらの方が恐縮してしまって申し訳無く思ったことも何度もあります。

気さくで大らかな人柄ゆえに、他人は勝手に彼女が「役得で何でも好きなようにしているのでは!?」と疑ってしまいがちなこともあるかもしれませんが、そんなことは全くあり得ないことです。
それどころか、いろんなものの立て替えをして自分のポケットマネーから支払ってあげたり、、そしてそのまま忘れられてしまう(社長でさえ!?)こともあったりしたこともあったようで、そんな彼女の信じられないぐらいの「奉仕」が、普通ならあり得ないことばかりなので、誰でも「何でそこまでするの!?」と逆に怪しく思ったりしてしまうのかもしれません。

実際この私ですら、彼女には何か裏がある?というか、最初出逢った頃は何かその親切の目的が掴めなくて、どうしてこんなに優しいの!?と不思議に思ってしまって、むしろ引いてしまうというか、少し用心しながら付き合うようなところもあったのです。

なぜなら、人が実は私を利用するだけであったり、後で掌を返したような裏切りに遭うことも多かったので、(そして私には「アスペルガー症候群」的なところもあったので)かつての私は人を素直に信用出来なくなっていた面もあったからです。
(だから彼女のことも誤解してしまったのだと、今にしてわかりますが、本当にたまさん、ごめんなさい!)

それでもたまさんが実は「イルカ」と同じ魂を持った仲間だと知ってからは、深く納得がいったのです。
そうか、やっぱり地球人では無く、だからこそ彼女のあの無限とも見えるぐらいの公平無私な面があるのだなぁ~と、やっとわかったのです!

どんなに親しくなっても、彼女が私に対してため口をきくなんてことは決して無く、いつでも敬語というか、とても丁寧な言葉遣いで、人を立ててくれて、自分を傷つけた人のことでさえ悪口を言うことは無く、むしろ心から応援し、誤解されても言い訳することも無い彼女に接していると、私の方がよほど教えられることが多いです。
そして私はそういう彼女のことを(単に好きを通り越して)人間として深く尊敬しています。

もちろん昔の彼女は今とは違っていましたが、これまでどれだけ彼女が努力し、大きく成長して来たかを知っているので、長年共に歩んで来た私の方が(あまり成長しないままで)恥ずかしく思うぐらいです。

これは決して彼女に対するみえみえのお世辞でもヨイショでも何でも無く、今日私が突然にこのようなブログを書く気になったのは、もしかしたらこのままいくと「働き過ぎで彼女が倒れてしまうのでは!?」とふと心配になったからです。

少し前に別の絵を描いているにも関わらず、突然にあるビジョンが浮かんで来たことがあったのですが、それは彼女がもうこの世を見捨てて逝こうとしている姿だったのです!(涙)
私は絵を描いている時以外にはそんな霊能力は無いのですが、人がほんとうにアブナイ時には何かを宇宙が知らせてくれる(いわゆる第六感!?)ということなのかもしれません。

これまでも彼女は命が危ないぐらいの時もよくあったぐらいなのに、誰にも言わず、病院にも行かずに我慢して仕事をし続けることもことも多かったのです。
「どうしてそこまでやるの、いいかげん自分のことも大事にしなければ、、」とか、「もっと休みをもらったら?」と私はいつも彼女に言い続けているのですが、どうか、彼女が生きている間に、誰か気付いてもっと彼女を助けてあげて欲しいと思います。
もちろん宇宙にもいっぱい救けをお願いして、毎朝毎夕お祈りしているのですが、、。

同じぐらいよく働く友だちを私は何人も続いて失ったことがあるので、これは決して単なる杞憂や心配し過ぎでは無く、むしろ「どうしてもっとみんな気付いてあげられないの!?」と周囲の人たちの無理解が信じられない思いなのです。

「あの時もっときつく言って注意してあげればよかった」と後悔しないためにも、私は彼女が倒れる前に声を大にして言いたいです。
『たまさん~もっと休みを取って~~~そんなにも休めない会社ならもう辞めてもいいんじゃないの!? だっていのちの方が仕事より大事だよ!!!!!』と。

どうか、まだ間に合いますように、、、。
私は大事な盟友を決してこれ以上失いたくは無いのです。

社長さま、同僚の皆さま、そして会社のお客様方にもぜひお願い致します。
どうかくれぐれもたまさんを優しく労ってあげてください。
そしてもっともっとゆっくり休ませてあげてください。
どうぞ宜しくお願い致します。


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