またまた今日もよいお天気。
暗いうちから台所仕事をしていると、東の窓から見える空が「やうやう明かりて」になっていくのを楽しめます。「秋は夕暮れ」なんだけどさ、ま、この際勘弁してね。
昨日は午後から、相方と美術館デートに行ってきました。
徳川美術館で開催中の企画展「茶の湯の名宝」を観るためです。
尾張徳川家の他、加賀前田家や彦根井伊家など、名だたる大名家に伝わる茶道の名品がずらりと並んで、なかなかの見ごたえでした。
昨日はお茶会が開かれていたこともあって、着物姿のオバサマたちも多かったですね。展示内容に相応しい感じ。
私も着物で、こういう展覧会を見たいものだわ・・・立ち居振る舞いや着崩れが心配だけど
相方が特に興味を示したのが、茶杓。
茶道を嗜む彼、以前講習会で茶杓を作ったことがあり、その後も何本か作っています。
茶杓に用いる竹は伐ってすぐには使えなくて、しばらく寝かせて「油抜き」しなくてはいけないんだとか。
リンク先の出品リストを見ていただくとわかりますが、今回、千利休が切腹前に削った「泪」という茶杓が展示されていました。
私はこの「泪」と対面するのは二度目。いや、三度目かな?
今回は譲られた古田織部が作った筒も一緒に展示されています。
この筒のなかほどに「窓」があって、織部は利休の位牌代わりにこの茶杓を拝んでいたとか。
相方の言葉で気がついたのですが、この茶杓、とても薄く削られています。
秀吉から切腹を命じられた利休は、いったいどんな心持ちでこの茶杓を削ったのでしょうねぇ・・・見るたびに思います。
他の展示物もそうですが、どのような経緯で各大名家に伝わったのかが書かれています。
歴史の教科書に出てくるおなじみの名前がずらずらとあって、ちょっと感慨深いものがありました。
人は死んでも、よいものは残るのね・・・・・・
毎度この徳川美術館を訪れるたび、観に来る人の数の多さに感心します。
私も何度か訪れていますが、企画の面白さや収蔵物の豊富さに驚かされます。
来るたびに何か発見のあるところですね。
暗いうちから台所仕事をしていると、東の窓から見える空が「やうやう明かりて」になっていくのを楽しめます。「秋は夕暮れ」なんだけどさ、ま、この際勘弁してね。
昨日は午後から、相方と美術館デートに行ってきました。
徳川美術館で開催中の企画展「茶の湯の名宝」を観るためです。
尾張徳川家の他、加賀前田家や彦根井伊家など、名だたる大名家に伝わる茶道の名品がずらりと並んで、なかなかの見ごたえでした。
昨日はお茶会が開かれていたこともあって、着物姿のオバサマたちも多かったですね。展示内容に相応しい感じ。
私も着物で、こういう展覧会を見たいものだわ・・・立ち居振る舞いや着崩れが心配だけど
相方が特に興味を示したのが、茶杓。
茶道を嗜む彼、以前講習会で茶杓を作ったことがあり、その後も何本か作っています。
茶杓に用いる竹は伐ってすぐには使えなくて、しばらく寝かせて「油抜き」しなくてはいけないんだとか。
リンク先の出品リストを見ていただくとわかりますが、今回、千利休が切腹前に削った「泪」という茶杓が展示されていました。
私はこの「泪」と対面するのは二度目。いや、三度目かな?
今回は譲られた古田織部が作った筒も一緒に展示されています。
この筒のなかほどに「窓」があって、織部は利休の位牌代わりにこの茶杓を拝んでいたとか。
相方の言葉で気がついたのですが、この茶杓、とても薄く削られています。
秀吉から切腹を命じられた利休は、いったいどんな心持ちでこの茶杓を削ったのでしょうねぇ・・・見るたびに思います。
他の展示物もそうですが、どのような経緯で各大名家に伝わったのかが書かれています。
歴史の教科書に出てくるおなじみの名前がずらずらとあって、ちょっと感慨深いものがありました。
人は死んでも、よいものは残るのね・・・・・・
毎度この徳川美術館を訪れるたび、観に来る人の数の多さに感心します。
私も何度か訪れていますが、企画の面白さや収蔵物の豊富さに驚かされます。
来るたびに何か発見のあるところですね。