Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

大人は充分楽しめましたが

2007-11-05 06:17:13 | Art&Mujic
夜明けがすっかり遅くなりました。
今朝の日の出は6時14分、だったかな?6時台ですものねぇ。それに多分曇っているので、余計に明るくなるのが遅い。

昨夜、ちょっと用があって姉にメールをしたら、彼女は娘と旅行中で道後温泉に滞在中。そういえば、そんなこと法事のときに言っていたわね。
メールによると、地元のNHKのインタビューを受け、ローカルニュースに出たらしい。
松山近在の方、もしかしてあなた、見ませんでした?そこそこ美人で(ここが私と違うところよ:泣)黙っていれば一見セレブ風なのに、しゃべるとお里が知れる「下町マダム」タイプのオバサン・・・(笑)

姉は四国までお出かけでしたが、私は昨日、RINGOと愛知県内にある高浜市に行ってきました。
そこで昨日まで開かれていた展覧会、ボローニャ国際絵本原画展を観るのが目的です。

愛知県に住んではいますが、生まれておよそ半世紀、足を踏み入れていないところはいっぱいあります。高浜市もそのひとつ。
高浜市は愛知県三河にある、三州瓦の産地です。
古い瓦など常設している「高浜市やきものの里かわら美術館」で、その展覧会は行われていました。

瓦の町らしく、そこかしこに瓦があるんですが、その様子は「新!本宅」のほうで・・・

展覧会は絵本の原画ということで、子供連れも多く見かけました。
原画なので当然言葉書きはありませんが、絵だけを見て物語を想像するのはとても面白い。
絵画手法や技法、画材もいろいろ。何種類かの技法を組み合わせたものもあって、どれも個性的です。
一枚一枚が絵画作品としても充分鑑賞できるものばかり。

しかし、観終わってRINGOとも話していたんですが、本当に子どもにも受け入れられるものって、このなかでどれだけあるんだろうか?と少し考えさせられました。
大人である私たちは充分楽しめましたが、もしかしたら、これはちょっと作者の自己表現だけで終わってしまっていないだろうか?と思える作品もないではなかったような気がします。

展覧会のイタリア語のタイトルの最後には「per ragazzi(子どもたちのための)」という言葉が入っていますが、そこを一番に考える作品つくりをしてもらいたいな・・・と感じる展覧会でした。