Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

お風呂 de「大」事件

2020-01-12 09:25:19 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

昨夜のこと、義母が風呂場に行ってしばらくすると、勝手口のドアが開く音がしました(うちのお風呂場は勝手口のすぐ隣)。

そういうときは、汚れた尿取りパッドを外のゴミ箱に捨てに行ったということを意味します。

毎晩彼女がお風呂に入っている間に、相方がその日着ていた服や下着と着替えのショーツを持って来て、私が汚れたパッドを処分したり替えのショーツに

新しいパッドをつけたりと、短時間にやることが目白押しなんですが、時々こうして自ら汚れたパッドを捨てに行く場合もあるんです。

まぁそこまではよかったんですが、その後でいつもの作業をしようとしたのだけれど、相方がそばにいなかったため私が代わりにしようと風呂場の方に

行きかけたら、風呂場に通じる戸の隙間から、嫌な予感を感じさせる臭いが。

 

以前にもありました。義母はもちろん、亡くなった義父もやらかしましたねぇ。

お風呂場で粗相するのではなく、たいていの場合はきれいに拭きとれないままでお尻に挟んで入浴、ということがほとんど。

ここでひるんでいるわけにはいかないので、いつものように脱いだ衣服と尿取りパッドをつけたショーツを取り替えて、衣服に汚れがついていないか確認。

幸い尿取りパッドがいい仕事をしてくれたようで、汚れそのものはついていませんでしたが、下着はなんとなく臭う。

昨日に限って、デイサービスから帰ってはき替えたズボンは新品。幸いそこまで臭いなどの影響がなくてほっとしましたが、問題は風呂場。

義母がお風呂から出た後も、臭気がしっかり残っています。これはまだ残存しているに違いない。

その場で掃除をしたい気持ちはやまやまだったけれど、義母が起きているときにやると面倒なことになるので、ぐっと我慢して就寝。

 

そして今朝。

義母が起きる前にと、使い捨て手袋や消毒用エタノール、泡状漂白剤(塩素系ね)やごみ袋など、準備万端整えて挑みました。

排水口の中はもちろん、思わぬところに少しずつですが存在していました。

今回は湯船の中にまでちょっとした固まりがあったのにはちょっとびっくり。湯船に浸かる前にはひと流ししていると思うのだけれど、それでも全部落とす

ことが出来ていなかったんですね。

換気扇を回していたこともあって、取り去りにくくなっている汚れもあってちょっと手間取りました。中腰作業が多いおかげで、腰が痛くて・・・

まぁお風呂場ですから「水に流して」しまうことが出来るのはまだまし、というもの。

以前など、義父がトイレの床を汚したのを、何を思ったのか足で、本人は粗相を隠そうとしたのでしょうけれど、床に広範囲に汚れを広げたばかりか、

その汚れた足のまま洗面所の床まで来たものだから、もう大変で・・・うちのトイレも洗面所も木の床なんです・・・

義父を罵倒して泣きながら後始末をしたそのときのことは、決して忘れることの出来ない思い出です。

 

朝っぱらから、臭いが立ち上るような話で恐縮ですが、こういうお悩みや認知症の家族を介護している方なら、同感し、ご理解いただけるだろうと

思います。

 

昨日も書きましたが、介護の出口というか非常口が見えてきたので、やれやれと思いつつも義母を叱りつけたりはもちろん、話題にもしていません。

言ったって理解出来ないし、すぐに忘れます。

今日も既に「ここはわしの家か?」発言が度々。そのうち我が家は彼女にとって、よその家になってしまうのかもしれません。あんなに家が一番って

言っていたのにね。

 

臭う話ばかりだったので、最後は先日、近くで撮ったソシンロウバイの写真を。

               

道路沿いに植えられているので、通るたびによい香りがしていました。寒さの中で咲いてくれるこういう花って、素敵ですよね。

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