Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

あっさり、ぽっくり、惜しまれて。が理想

2020-10-05 06:34:34 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

朝晩はともかく、日中はまだ夏日が続いていて、きっぱりと衣替えなんて無理無理~な状態。

こんな季節の変わり目には毎年のことながら思う。去年の今頃、何着てたっけ?って。

このところは半袖にカーディガンをはおるとか、七分袖のTシャツを着ています。家にいる分には数枚で着まわせばいいので、重ね着を楽しめる陽気に早くなって

ほしいと思いますね。

 

昨日お昼前に去年収穫した黒豆を煮ながら本を読もうとしたそのとき、義母が入院する病院から電話がかかってきました。看護師からでなくドクターからで、

義母の病状と今後についての話。

先週直腸潰瘍から出血して血圧が下がったりして私たちを慌てさせた義母ですが、処置のおかげでその後出血はなし。

今回入院に至った脱水症も、輸液を受けているので当然改善しています。

ただ、食べる意欲がないままらしく、それが原因で脱水症になったのだけれど、必要量の約1割程度しか摂れていないという話。

施設に戻るにあたって、胃ろうを作る話をドクターと当初していましたが、飲み込みについては誤嚥に繋がるような能力の低下はないので、胃ろうを作る際に

病院内で開かれるカンファレンスでは作る必要がないと判断される可能性が高い、とのこと。

となると、現在病院で受けているような、太い静脈からの点滴に頼らざるを得なくなって、元の施設、今のところはまだショートステイ扱いですが、そこへ

戻ることは難しく、別の病院に転院し、その後は3か月ごとに転院という選択肢しかほぼないことに。

嫁の一存で今後どうするかを決めるわけにはいかないので、一旦保留にして、相方や義弟の意見を聞くことにしました。

 

私たちの共通認識としては、ショートステイでお世話になっている施設に戻したい。おそらく要介護度が上がって、特養に入所できる要件をクリアできるので、

今後はショートステイではないから胃ろうを作っても対応してもらえるのですが、その介護認定の結果がまだ出ていません。多分もう2週間ほどはかかるはず。

仮に特養に入所できることになったとしても、胃ろうを作れないとなると話は変わってきます。

義母の食欲が改善しない限り、今回のような入退院を繰り返すことになることは必至。それでは施設側に受け入れてもらえるのか、かなり微妙な気がします。

なので私は胃ろうが作れない場合は転院するしかないかな、と考えていたけれど、相方はそれでも施設に戻したいという考え。

もうひとりの息子である義弟は、相方の意見と私の意見のどっちも決められない、という玉虫色の回答で。

まずは施設に事情を説明して、もし胃ろうが作れなくて今回のように退院して戻ったらすぐ再入院を繰り返すかもしれないけれど、それでも受け入れてもらえるかを

確認すること。これについては相方に任せようと思っています。

病院側には、今後を考えると胃ろうを作ってもらうのが一番いい方法ではないかと強く推してみようとは思いますが、どちらにしても早いとこ介護認定が

出て欲しい。要介護3以上はほぼ確実視されていますが、なんだか介護度が上がるのを望むことに後ろめたさを覚えます。それは多分、相方たちは私以上に

そう感じているはず。これって本当に現代の姥捨て山に他ならないよなぁ・・・・・・私たちは義母と違って貯金も充分じゃないし年金もわずかなもの。

子どもたちの負担にならないように、逝くときはあっさりぽっくり、惜しまれるうちに、というのが理想だな。