昨日の記事に、8月にある石田組のコンサートに行く話を書きましたが、毎週録画して見ているEテレのクラシックTVの先週の放送に、ちょうど石田さんが出ていたのでじっくり見ました。
子ども時代の写真を見るとすごくかわいくて、とても今の強面ぶりを想像出来ないのだけれど、甘いものが好きなどというこれまた見た目と真逆なところがいいですね。コンサートが
より楽しみになる番組でした。相方にも見せて事前勉強させなくては。
さてコロナ明け以降、日本に来る外国人観光客がとても多くなりました。
インバウンド需要で経済効果は高いけれど、オーバーツーリズムなど問題も指摘されていますが、抹茶不足もそのひとつと言えるかもしれません。
抹茶そのものだったり、抹茶スイーツで美味しさに触れた観光客が買い求めることが増えているらしいし、輸出も増えているとか。それで国内の抹茶が不足しているのでしょう。
我が家では毎朝、相方が抹茶を点ててくれるのですが、毎日のことなので使っているのはごく安いもの。その中でもあれこれ試して、出来るだけおいしいものを選んで使ってきました。
その抹茶が入手しづらくなったのはいつ頃くらいだったか。Amazonのマーケットプレイスのとあるお茶屋さんでいつも購入していたのだけれど、注文履歴を確認したら最後にその抹茶を
購入したのは去年の7月末。それも前に買っていたときより少し値上がりしていました。
ところがそれ以降入手困難になって、あれこれ別の抹茶を買ってはみるもののおいしくなくてがっかりすることばかり。
ようやく最近、前に買っていたものと同じものが出ていたのですが、値段がなんと、倍以上になっていたのです。ショックだったな。
食料品のほとんどが値上がりしている上に野菜なども高値が続いているので、嗜好品の抹茶にそんなにお金はかけられない。おまんじゅうだって要るのだし。
それで値段を重視して買うと、苦いだけの抹茶ばかりでちっともおいしくないんです。なかなか値段と味の落としどころが見つからなくて、まだまだこれは、と思う抹茶探しはこの先も
続きそう。
そして抹茶に関して、もうひとつ。
今年になって茶葉をいただく機会が2度続きましたが、そのどれもが「抹茶入り」。
ひとつは玄米茶、もうひとつは煎茶に抹茶をまぶしたもの。煎茶のほうは100g入り2袋でしたが、この煎茶のほうが問題で。
何が問題かと言うと、旨み調味料の味がするんです。香りからしてもうそんなふう。
確かにおいしいお茶にはかすかに旨み成分を感じることはあるけれど、これは明らかに後から加えられたものとはっきりわかるくらいに強い。茶葉が入っていた袋の後ろを見ると
「調味料(アミノ酸等)」の表示が。やっぱり・・・・・・
このお茶を作っているところは、これがおいしいと思っているのか。私には消費者を欺いているようにしか思えません。松江の住所が書いてあったけれど、不昧公が知ったら悲しむ
だろうな。
その煎茶、あまりにその旨味が強いので一度茶漉しに入れて水で抹茶を洗い流してから飲んでいたけれど、そうした成分は染み付いてしまうようで、調味料味はなかなか消えなくて。
我慢して飲んでいたけれど、2袋目の途中で残りを処分しました。添加物にもいろいろあるけれど、お茶には絶対必要ないと私は思います。今回の場合は特に悪影響しかないもの。