病院の駐車券の入庫時刻は9:37。出庫したのは午後3時過ぎでした。この前の救急外来より長くかかってしまいました。
これだけ時間がかかったことからお察しいただけるかと思いますが、骨折していました。膝の皿と呼ばれる部分。
診察室に入って医師から「骨折しているので」と言われたときは、へ?と思いましたよ。昨日あたりから痛み具合がかなり改善していたんだもの。
どれくらいの骨折かはっきり診たいということで、CTで3D撮影。長いこと待たされてからその画像を見たら、あらま、きれいに割れている・・・・・・
粉微塵の複雑骨折じゃないだけましだとは思ったけれど、その後で医師から手術を提案されてまた一瞬絶句。
放っておいてもくっつきはするだろうけれど、時間がかかるし後々悪い影響が出たりすることもあったり、「一泊二日の入院で」と言われたので、まあそれくらいで済むのならと承諾。
その後入院のために血液・心電図・胸部レントゲン撮影と検査が続き、それが終わったのはお昼を既にまわっていました。
そこからまた長いこと待たされて、ようやく呼ばれたと思ったら一泊でなく二泊になってしまいました。術後の経過によってはもう少し長引く可能性も示唆されて、ちょっと嫌だなと
思ったものの今更やめるわけにもいかず。
そこからまた入院説明を受けるのにさんざん待たされて、初めに書いた時間にようやく解放。あまりに待たされたので、お昼は入院説明を待っている間に、院内のコンビニで買った
サンドイッチでそそくさと済ませて。帰宅してすぐコーヒーとおやつでおなかをなだめたところです。やれやれ、くたびれた。
それにしても毎回大きな病院へ行くたびに、病人の多さに驚かされます。そしてこれから入院する人たちも次から次へと。ちょうど午後2時あたりから入院受付になるみたいで
説明を待っている間に何組もの家族が案内されていきました。来週は当事者なんだな、私たち。
入院は来週火曜、翌日に手術、うまくいけば木曜に退院の運びだそうですが、ワイヤーで折れた骨をくっつけるように固定するため雑菌がついたりしやすいそうで、そうなると
再度切開してやり直し、という説明も。それは勘弁してほしい。
四半世紀ほど前、義父が上顎がんの手術をしたとき、眼の下の骨を除去したあとあばら骨をあてがったのですが、ICUにいたときに顔の肉が少なくて雑菌が繁殖し、結局それを除去
したことがありましたっけ。あのとき、世で言う「異臭」はこれなんだな、と思いました。私の場合肉は多いほうでも、膝がしらってそれほど肉はないですもんね。危険だな。
そんな具合なので、来週もまた途中お休みになると思います。先週郵送したバイトの履歴書もおじゃんになりました。ま、縁がなかったんだな。と言うより自分の意欲が足りなかった
のかもしれません。
手術は初めてだし、入院だってお産以来36年ぶり。それでなくても枕が変わると眠れない性質なのにと、そんなことばかり心配になる蚤の心臓の持ち主。いざとなったら俎板の鯉
ならぬ豚になるとは思うけど。