昨日は午前中、相方と毎月のように訪れる園芸センターへ。
帰宅後はわりとのんびりと過ごしていたのですが、夕方、生協の配達を受け取り夕食の準備を少し始めたくらいのところで、電話がかかってきました。
番号を見ると、義母が入所している特養のもの。
おや?もしかして・・・と思いながら電話をとると、案の定と言うか、義母が発火=発熱したとのこと。
熱が高いのでこれから近くの総合病院の救急外来へ、となりました。そうなると家族が付き添わなければなりません。
すわ一大事、とばかりに相方のところへ報告へ行くと、毎朝夕行っている鳩小屋掃除の真っ最中で、しかも久しぶりに鳩を舎外へ出したばかり。
運動のために飛ばすわけですが、私の報告に眼を丸くする相方の後ろで、気持ちよさげに空を飛び回る鳩たちの姿が・・・・・・
でも怠け者ばかりなのか、すぐに鳩小屋に戻ってくれたらしく、思ったよりは早く家を出ることが出来ました。時に猫が鳩小屋の近くに潜んでいたり、カラスやタカなどに追われてしまうと
大混乱になって、なかなか戻らないときもあるんですが、それはなんとか回避出来たようです。
さて、総合病院の救急外来の受付で事情を話し、待合室でしばらく待つと、義母に付き添ってくれていた特養の看護師さんが出てきて、話を聞きました。
その看護師さんが帰ったあと、すぐ処置室へ呼ばれるかと思いきや、そこからが長期戦。
処置室にいる義母の元へ行けたのは、それから約3時間近くあと。
医師の説明を聞いて入院となってからもなかなか病棟へ移動出来ず、やっと移動して入院の説明などを聞いて解放されたのは、到着から4時間を過ぎた頃でした。
夕食を食べそびれていたので、帰りにコンビニでおにぎりなどを買い、帰宅してなんとか食事を済ませたりして、就寝したのは日付が変わってから。
もう、くたくたでよれよれ。
こんなに長いこと待たされたのは初めて、でしたね。
でも救急医療の現場を垣間見て、本当に大変な仕事だなと思いました。私たちが待っている間にも救急車が少なくとも4台は来ているし、「陽性」という言葉も聞こえたのでコロナの
患者さんもいたのでしょう。
あの救急外来に患者の姿が全くなくなる、ということは、病院の診療時間内でもほとんどないのではないかなと思います。
そんな大変な業務のさなかでも感じよく接してくれて、長い間待たされている私たち家族にも温かい言葉をかけてくれるのには、尊敬と感謝の念でいっぱい。
とりあえず夜中に容態が急変、ということもなく朝を迎えました。
昨夜相方が特養へ連絡の電話を入れたとき、スタッフの方が入院セットを病院へ届けてくださるとの説明があったそうです。
前回の退院時に、使わなかった紙おむつなどを「またこういうことがあったときのために、預かっておきますね」と言ってくださったのでご厚意に甘えたのですが、それを持って行って
くださるようです。こちらも本当にありがたい。
相方も私も周囲の方たちに本当に恵まれているなと感じます。これ多分、相方の人柄によるものだと思います。私などは人間が出来ていないので、ごくごく自分本位。
これからは心して周りへの気遣いを、って今からか?!な意見もあるでしょうけれど、たとえ遅くてもしないよりはいいんじゃないかな?