Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

身につまされる話

2024-12-14 05:57:41 | シニアあるある

昨日夜、お風呂の後くらいからだったか、右膝に痛みが。

変形性膝関節症を経験していますが、それからちょっとしたことで膝の骨がずれるような感じがすることがたま~にあるのだけれど、多分それなんじゃないかと

思ってはいます。今は少し落ち着いている様子。このままいってほしいですね。ただでさえ左膝も完治していないんだもの。

 

昨日の午前中、アピタに買い物に出かけた帰り道、向こう側から信号を渡ってくる人がなんだかバイト仲間のさえちゃんに似ているな、でも体型がもっとふっくら

していたけどと思いながら自転車を走らせてだんだん近づくと、やっぱりさえちゃん!

近くに住んでいるのにずっと会ってなくて、かれこれ2年ぶり以上?たまにLINEはしていたけれど、それも数回でこのところはやりとりなし。

お互いうれしくてついついそこで立ち話。スリムになったね~と言ったら、5年くらいで15キロくらい痩せて、血糖値も低くなったとのこと。

そりゃよかったじゃないの、と言うと、痩せたのには別の理由があったのでした。

それは連れ合いが認知症になったから。

ずっと同居していたお姑さんが夏に亡くなって、これから10年くらいは遊べるなと思っていた矢先のことらしい。

それにしてもさえちゃんの御主人、まだ70をちょっと過ぎたくらいのはずだけど・・・と話を聞いているうち思い出しました。御主人のお父さん、つまり

舅さんはかなり前に亡くなっているけれど、若年性認知症だったって言ってたことを。

かなり若い頃からその舅さん、続いて自分の親の介護をして、お姑さんは認知症はあまりなかったものの亡くなるまで息子よりさえちゃんが頼り、の人でした。

親を送ってようやく、だったはずなのに。そう思うと聞いていて泣きそうになってしまった私。

親が認知症になることでさえ、年齢のことを考えると致し方ないと思ってもなかなか受け入れられないものがあるのに、連れ合いのそれはもっと受け入れ難いはず。

私も最近思うんです。私なり相方なりが認知症になったら、どうやっていけばいいのかって。

さえちゃんの話は、そうした問題が身に迫っていることを強く実感させられることになりました。

私と違って友人の多いさえちゃんだけど、多分一番近くに住んでいるのは私なので、もやもやの捌け口は請け負うつもり。聞いてあげることしか出来ないけれど。

そのご主人、車に乗りたがるのが困ると話していました。確かにそれは困る。事故も心配だし、どこまででも行ってしまいそうだもの。私の知っている人は

会社に行くと出て行ったのに、警察から連絡があったときにいたのは北陸だったそうで、どこかで脱輪したからそこからストップしたものの、聞くだけでぞっと

します。

まるで仏様のようなさえちゃん。きっと御主人にも優しく接してあげているはずだけど、彼女自身が壊れてしまわないようにと願うばかりです。


おしゃべりとおいしいものを楽しみ、やかましさと不便にうんざり(長い)

2024-12-13 09:09:23 | 旅行・お出かけ

今朝台所へ行くと、何やらシーン・・・としている。あれ?と思ってよく見ると、いつもなら点いているはずの炊飯ジャーの赤いライトが点いてない!

炊飯ジャーをセットし忘れ、ではなく、それ以前の、米を洗うところからすっかり忘れていたのでした。きゃーっ!やっちまったー!!

まあそこは最近の炊飯ジャーは優秀?なので、お米を洗ってすぐスイッチオンしても全然問題なし。55分後には真っ白なごはんが炊きあがりました。やれやれ。

でもこれで寝坊なんかしていたら大変だったな、とちょっと冷や汗。

 

さて昨日は友人と中日ビルでランチとちょっとした買い物、そしておしゃべり(ここが重要)を楽しみました。

新築されてから初めてということで、まずは各フロアをぶらぶらと眺めながら5階まで。商業施設はこのフロアと、もう少し上にもレストランがあるようですが

そこはパス。5階には前にもあった他県(北海道もあるけど)の観光情報センターがあって、各種パンフレットや特産品の販売も行っています。私は徳島県の

ブースでゆず果汁の小さな瓶詰を購入。あまり大きいと使い切れないのだけど、ちょうどよさそうなサイズのものを売っていたので。すだちの瓶もあったけど

これからの季節はやっぱりゆずかな、と。100mlで432円でした。

友人は長野県のブースで完熟トマトを買っていました。おいしそうだったけど、トマトはやっぱり夏に食べたい。

ここでの買い物は実は一番最後。すこし早めだけどまずはお昼から。

友人は前日もランチだったとかで、そのときはしゃぶしゃぶとのこと。連日のランチで家を出るときには自分の母親や夫の冷たい視線を振り切って?だったらしい。

前の日しゃぶしゃぶだったのなら魚かな、ということで、「うまい魚が食べたくて」へ。11時開店なんだけど、その前から既に列が。もちろん全員女性で

それもほぼ我々のようなシニア世代がほとんど。

案内されたテーブルはゆったりとした4人席。日替わり定食のカキフライにも心が動いたけれど、最初メニューを見てこれ、と思った海鮮丼を注文。

            

前に知多で食べたようなはみ出すほどの具ではないものの、少なめにしてもらったごはんにはちょうどよい分量。種類はわからないものもあったけど、サーモンや

ブリ、白身など。写真にはないけれど味噌汁もおいしかったです。

ここを出てからまたじっくりとフロアを散策。2階にあるサカエルマルシェで友人の購買意欲に火が点いて、そこで少々買い物を。私もいくらか買ったけど

賞味期限切れが迫っていて半額になっていた島豆腐とウインナー、そしておいしそうなあられを発見したので、それを2袋。あられは1袋432円だけど、3袋で

1080円となっていたので、友人が1袋買うことで商談成立。ちょうど割り切れる金額だったし、好みのものがそれぞれ買えて満足。

このサカエルマルシェには、各地の物産が売っていてなかなかの品揃え。あまり見たこと聞いたことのないものもあれば、ちんすこうなど普通売られているより

少量パックのものがあって、手に取りやすい感じがしました。

その後飛騨牛で有名な丸明の精肉コーナーへ。でもそこで私が買ったのは、岐阜県産の豚肩ロース肉。だって近くで買うよりお値打ちだったんだもの。なのでつい。

これでまだお昼を食べて1時間も経っていないのに、フルーツがいっぱいのったケーキがとてもおいしそうだった「ラ・メゾン アンソレイユターブル」へ。

ここでミックスベリーとリコッタチーズクリームのタルトにアールグレイを友人はホット、私はアイスで。

                  

運ばれてきて、ワンカットにすると思っていたよりなんか小さい・・・と感じました。値段からしてももう少し大きいかと思ったけど、フルーツたっぷりだから

こんなものなのかな、とも。

残念だったのがアールグレイで、なんだか薄いんです。友人のホットのほうは茶漉し内臓のポットで出てきましたが、茶漉しの中に茶葉はなくて。それなら

いっそティーバッグにすればいいのにと思いましたね。こちらも薄くて、茶葉がないから濃くなるはずもなく。

おまけに隣の席の若い女の子4人のグループのおしゃべりの声が大きくて。うちひとりの笑い声が辺りを全く憚らないほどの豪快な?ものでうんざり。

それでも友人とおしゃべりは楽しめたけど、ここでランチより高い金額を払うことにはかなり抵抗があったな。多分もう行かないと思います。

 

中日ビルを出て、三越で晩ごはんのおかずをそれぞれ調達してから地下鉄の駅で別れたのですが、事前に構内マップを見ておいたけれど、私が帰る方向の

ホームへエレベーターで行こうとすると、とんでもなく大回りかつ複雑な経路になりそうだったので痛さを我慢して階段で。

駅の構造上それぞれのホームにエレベーターを設置するのが難しいのだろうけど、今後まだ膝の痛みが続くようなら、往きはともかく帰りはルートを変えて

みようかなと思いました。もっとも膝がよくなったらそんなことも忘れてしまうかも、だけど。


出かける前に要チェック

2024-12-12 08:28:25 | えとせとら

週末はかなり寒くなるとの予報が出ています。今朝も昨日に比べるとかなり寒いけれど、久しぶりに街中へ出てのランチの予定があるので気持ちウキウキ。

ただ服装がちょっと心配。あまりかさばるアウターを着ていくと、暖房の効いた出先で暑くなることが考えられるし、かと言って脱げば荷物になる。

もう少し弱暖房にしてくれないかなと思いますね。弱冷房って聞くけど逆はないような。

だいたい今なら冬物を売りたいはずなのだから、暑さを感じるくらい暖かいと逆効果だと思わないのかな。

今日の目的地は今年秋に新築された中日ビル。友人もまだ行っていないということと、開店から時間も経過しているから少し混雑も緩和されているはずと見込んで。

元々あったんですよ、中日ビル。最上階に回転レストランがあったはずで、一度行ってみたかったけれど結局経験しないまま取り壊しに。

古い建物だったから各フロアも天井が低くて、いかにもな昭和のビルでした。なのであまりパッとしなくて、利用することもほとんどありませんでした。

一時期、1階にあったユーハイムのティールームを利用していたことがあったっけ。案外穴場で、お茶の時間など比較的空席を見つけやすかったから。

いったいどんなふうに変わったのか。ローカル局の情報番組でいろいろ紹介されていた、と思うけどそういうのをほとんど見ないので知らないんです。

骨折してからというもの、名古屋駅方面には出かけていますが中日ビルのある栄地区にはほとんど出かけていません。なぜかと言えば、地下鉄を利用する

ことになるから。

地下鉄には各駅にエレベーターが設置してある、とは思うけれど、それぞれの駅のどのあたりにエレベーターがあるかはよく知りません。最寄り駅が名鉄

なので、どうしてもそっちを利用することが多く地下鉄は乗り継ぎでしか利用しないんです。

その乗り継ぎ駅には上り下り両方向のエスカレーターがあるし、ホームへのエレベーターの位置もわかっているから問題なし。

ただ今日下りる栄の駅のエレベーターって、どこにあったんだっけ・・・・・・帰り、私はどこから改札に行けばいいのだろう?

いつだったか偶然エレベーターの前を通りかかって利用したことがあるにはあったけど、地下街のどの位置にあったか覚えていないんです。いや、もしかすると

そのエレベーターはホームへ行くためのもの、だったかも。ちょっと調べておかなくては。

 

それにしても、バリアフリー化と言われますがエレベーターなりスロープを利用することで、距離的にはかなり大回りになってしまうことが多いな、と感じて

います。それまでは最短距離で行っていたのに、階段を避けていたらとんでもなく時間がかかってしまって。私なんかは歩くだけなら特に問題はないのでましと

いうものだけど、障がい者の方たちはいつもこうした不便を受け入れざるを得ないのだなと思うと複雑です。弱者にもっと優しい社会構造でありたいですね。

今は骨折が理由だけど、そのうち年齢が理由で階段を避けるようになってくるはず。スムーズな階段の上り下りが出来るように回復するのはもちろんだけど、

よく行き来する場所のバリアフリー情報を積極的に得ておいたほうがよさそうですね。


シルクの温かさ

2024-12-11 08:40:00 | えとせとら

どうしてもトイレに行きたくて起きたら、目覚ましが鳴る40分前。こういうときって、なんだか残念感あります。

あまりぐっすり二度寝しても、と思うじゃないですか。一応目覚ましかけているけど、すっぽり布団をかぶると聞こえない可能性もあるので、もやもやしながら

再び布団の中に入ったのですが、直前に見た夢でヒツジがどう、というところがあったんです。

するとふと、干支のヒツジって、どんな漢字だったっけ???これがなかなか思い出せなくて。

そんな難しい漢字じゃなかったはず・・・と子、丑、寅と順に思い出せるのに、ヒツジだけが出てこなくてこれまたもやもやしているうちに起床時刻。

なんだったかなぁと思いながら着替えて、洗濯物を洗濯機に放り込んだところではっ!と思い出しました。未の字だったことを。

思い出して、あーすっきりした、とは思ったけれど、ど忘れってこういうことでしょうね。もっとも自分の干支の戌という文字。今こうして変換すればすぐ出て

くるからいいものの、漢字の中の部分が何だったかを忘れるんです。横棒のところね。

 

もやもやが晴れたものの、なんだか寝不足感満載な頭でブログの編集トップを見たら、昨日のPV数がいつもと桁違いに多かったことにびっくり。二度見

しちゃいましたね。松重豊さんのことを書いたからなのか何なのか、よくわかりませんが、たま~にいつもより急に多くなることってあります。

かと思えば、記事を更新していてもものすごく少ないときもあり。まあこんなシニアのおばはんのひとり言を読んでいただけるだけでありがたい。

 

で、今日の本題。と言うほど大げさなものではありませんが、私、巻き物が苦手です。巻き物と言っても絵巻物とか海苔巻きではなく、スカーフとかマフラーの類。

最近はスヌードが簡単なので夏冬で1枚ずつ持っていますが、前に買ったマフラーをするときはかなり適当に巻いています。それがかっこよければいいのだ

けれど、果たしてどうなのか。とにかく途中でほどけなければよし、としています。

スカーフとマフラー、どちらもそれほど数は持っていませんが、冬は寒いこともあってマフラーは出番があるけれど、スカーフのほうはとんと出番がない。

マフラー以上にうまく結べないんですよ。CAさんみたいにきっちり巻いたらなんだか苦しいし、かといって緩く巻いたらすぐほどけそう。それに私の短い

頸ではどううまく巻いても似合いそうにない。

使わないのならさっさと手放せばいいのに、これがシルク100%なものだからもったいない精神が出ちゃう。

持っているスカーフは小ぶりなものが2枚。うち1枚は以前娘がお土産に買って来てくれたもので、もう1枚は義母が残したもの。あと長方形のものも1枚。

お土産のはともかく、義母が使っていたものまで残しておかなくてもいいのに、とも思ったけれど、シャーベットオレンジの地色がなかなかよくて。と言っても

私の好む色味にオレンジ系はないのに。

そうした全く出番のないスカーフは引き出しに長年眠ったままでした。

ところでマフラーを使うのは外出時と相場が決まっていますが、私の場合家にいるときにも欠かせないものでした。だって我が家は寒いんだもの。

去年までは寝るときに首元を温めるおやすみマフラーというものを、昼間家にいるときにも着用していたんです。フリースで出来ていて頸ばかりでなく肩まで

温かいのでとても重宝していました。

でもね、さすがに見た目がババアで。いくらシニアとは言っても、鏡に映る自分にうんざりしちゃうんですよ。でも頸寒いと体全体がうまく動かない感じが

あるんです。

100均で安くてチクチクしにくい糸を使ってミニマフラーでも編もうか、と思ったりもしたけれど、あまり欲しい色合いのものがなく。

仕方なく夏のように頸にタオルを引っかけていたけど、これじゃおやすみマフラーよりひどくない?と悶々。

そこでふと、スカーフのことを思い出しました。

冬場はタートルネックのものばかり着ているのですが、その襟の内側にこっそり(別にこっそりじゃなくていいけど)巻いたらどうだろう?内側だったらうまく

巻けなくても見えないし。

やってみたら大正解。今もスカーフを着けていますが、薄い生地なのにあると温かさが違うんですよ。きちんとたたんで、ほんの少しだけ着物の半襟のように

見せるとアクセントになる、かもしれない。まあそこまでしませんが、とにかく暖活にはなりました。しかも眠っていたものを活用出来たのもいい。

シルクって温かいと言いますが本当にそう。下着や靴下までシルク、なんてブルジョワなことは出来ないけれど、孫に着せた着物といい、シルクのよさを

再認識しました。お値段高めなこととお手入れが難しそうなところがネックかな。

 


今朝は「孤独」、ではなさそうな

2024-12-10 08:26:14 | 

昨日、たまたま見たNHKのあさイチのエンディングで、今日のゲストが松重豊さんと紹介されて、今日のネタはこれしかないなと思った私。

                

雑誌クロワッサンは年に1~2回くらい、興味のある特集のときに買うくらいだけれど、その一番最後のページに連載されているエッセイをまとめた単行本。

今年は珍しく3回も買ってしまったクロワッサンだけど、このエッセイは毎回楽しみにしていたので、単行本化されたのを知って迷わず購入。

松重さんは本当にマルチな方だなと思っていて、今度のあのグルメドラマの映画化では脚本、そして監督までやってのけるんだもの。もう凄すぎる。

文章を読んでいると、あのドラマの中に出てくる五郎さんの心の声が頭の中に流れてくる感じ。以前メイキング映像を見たことがあるけれど、収録後すぐに

食べたものの感想は松重さんがいわばアドリブで入れていたような。道理で実感がこもっているはずだと感心すると同時に、それをすぐに文としてまとめあげる

ところにも驚いた記憶があります。

そして、添えられるイラストがねぇ、またいい。

絵がうまく描きたいとずっと思っていて、そうした本も買ったりしたけれど、なかなか練習しようともしない私。特に食べ物をうまく描いているイラストには

強い憧れがあります。あべみちこさんのイラストは実においしそう、かつ、香りまで漂ってきそうなリアルさ。写実的ではあるけれど、どこかほっこりする

感じ。温もりのあるイラスト、と言えばいいのかな。

巻末を見ると、すでに2刷となっていました。さもありなん。

 

それにしても既に還暦越えの松重さん、あのスリムな、まるで電信柱のような(あえて電柱、ではなく)体躯のどこにあんな大量の食べ物が入っていくのか。

若い頃のようにたくさん食べられないことを自覚している相方と私からすると、本当に信じられない。うらやましいような、いや、あんなに食べたら健康に

よくないとも思う。特に私の場合は。

このところ週末にまとめて5本くらい、一気に過去のシーズンのものを再放送しているけれど、10年以上前のシーズン2なので当然のことながら松重さん、

若いっ!なのに原作の久住さん、今とほとんど変わらないのって、当時から老けてい・・・いやいや、今が若い?つやつやお肌だし、アルコール大好きな

せいなのかな。飲めぬ私にはわからないが。

今、横目であさイチ見ながら書いています。松重さん、ただいま調理中。いつもは食べる姿しか見ませんが、料理をすることもあるようなので手際よさそう。

本も面白いし、1つの話が短いので隙間時間に読むのにもおすすめです。