食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

理不尽

2006-02-27 02:13:54 | Weblog

DV男は相手の正論に耐えかねて女を殴る事が多い。筋道の通らぬ理不尽を放置する悪風を正さない限りいずれ社会は破綻するだろう。例えばあなたや良民庶民が飢饉に喘ぎ、衣食もままならぬ状況に瀕しながら高級官僚達は自利や楽ばかりを貪っていたなら 大塩平八郎の様に義憤からテロを起こす気にならないだろうか?理不尽な迫害に対する怒りと正義心から全てのテロは起きています。

悪を悪と取り決めねばならない時に、飽食も美食も悪い事だという認識がない。我々は不条理を不条理と思わず弱者を圧迫しているから平和を守れないのです。栄養失調で困っている者がいる時に第二の栄養失調とは随分失礼な状況ではないのか?特に栄養を独占し肥え太り、傲慢な態度で弱者に接している国には最大の義憤の矛先が向きます。

自分は随分前に「この国で救うべきは無実の罪で苦しむ子供」と書いたが過度の快楽に浸った大人がそれを悪いと思わず自分の役目を覚えない限り弱者は永久的に苦しみ続けるのです。罪もない者が刺され殴られ恐怖に晒されるような理不尽に対し神が憤らないのなら、誰も神などいないと思うし信じたくもない。宗教者は特にあらゆる理不尽から手を引く時です。

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