日本人の脳の特徴
http://jsa-web.org/akita/k02.html
このグラフは日本人の死因の年次推移です。
日本人に多い死因は脳血管疾患です。
特に戦後目立って多かった「脳出血」
脳出血とは 脳の血管壁が固くなったり、厚くなったりして内腔が狭くなる動脈硬化により動脈壁が内圧に耐え切れず弾力性を失いもろくなり、脳の血管が破れて出血し脳内に血腫を形成したもの
主な原因は高血圧や高脂血症
http://www.nissui.co.jp/academy/oishisa/06/index.html
日米の主要死因の比較です。
アメリカ型の食事では動脈硬化系の疾病が増える事が分かっています。
乳製品の消費量が多いスウェーデンでは脳梗塞が多くなっています。
70年代以降高脂肪食の摂取が多くなった日本でも 脳梗塞が増加しています。
病型別脳卒中の人口10万対発症率の国際比較 2002
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日本 |
フランス |
オーストラリア |
イタリア |
アメリカ |
イギリス |
デンマーク |
スウェーデン |
脳梗塞 |
195 |
183 |
262 |
294 |
318 |
312 |
339 |
349 |
脳出血 |
96 |
26 |
38 |
40 |
35 |
39 |
33 |
49 |
クモ膜下出血 |
47 |
4 |
19 |
17 |
17 |
17 |
6 |
12 |
その他 |
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25 |
42 |
23 |
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9 |
35 |
74 |
計 |
338 |
238 |
361 |
374 |
370 |
377 |
413 |
484 |
問題は戦後の日本人に食べられていた食物(魚・タマネギ・海藻・みかん・緑茶等)は脳血管疾患の予防に有効と言われる食物ばかりであるにも関わらず日本人の脳血管は詰まって出血を起こしていたという事実です。
塩分過多などの問題があったにせよ発症率が高い(1965年日本人の脳出血死亡率は世界一位)のではないでしょうか。
日本人の脳は欧米人よりも脳出血も脳梗塞も起こし易い、脳の血管構造を持っているであろう事が容易に推測できるのです。
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