現在糖尿病の潜在患者数は約890万人 (糖尿病予備軍を加えると約2300万人) 2010年度の国民医療費は約37.4兆円、2025年度には52兆円にまで達すると言われている。 食物を軸に心身を一変する「人間改造」から「社会変革」への展望を開きたい今、簡単な健康再生策として、造病食(パン肉乳卵食)排除と1日2食健康法を提唱したい。 なぜ2食か 英語の朝食(breakfast)は元々“断食破り”を意味している。前日からの断食時間を昼まで延ばす事で老廃物処理の時間を作り、心身に病気の根本を作らせない老化物質排除が基本原理。エネルギー収支の合っていない現代では理想の食形態と言える。 聖書にも朝から食べる者はナマクラになるという言葉がある。勿論昼や夕を抜くのでも有効だ。 わざわいなことよ。あなたの王が子どもであって、あなたの首長たちが朝から食事をする国は。幸いなことよ。あなたの王が貴族の出であって、あなたの首長たちが、酔うためでなく、力をつけるために、定まった時に、食事をする国は。(伝道者の書10:16-17) 抗老化 食べない間は、血糖値→が下がり続け、通常の老化で起こる遅くて連続なプロセス=糖化を防ぐ事が出来る。 「「空腹」が人を健康にする」著者南雲吉則氏によれば低栄養下では抗老化の遺伝子が活性化できるという。 サーチュイン遺伝子 ラマダン ラマダンの大きな目的の一つは、飢餓に耐える人の苦しみを身を以って体験すること。僅かな穀物・豆を1日1度しか食べられない人々への同悲の心を養うため、1食を献じるつもりで挑戦してみるのも良いかもしれない。 エジソンの少食 ある時発明の秘訣を聞かれたエジソンは「一食一握りのパンで少食にすることだ。食べ過ぎるから頭が鈍る」、少食が発明品だと答えている。 食事を抜いてもかえって頭が冴え、疲労し辛くなる事を体感すれば、食べられない苦痛は相殺してお釣りが来るほどだ。断食と食によって“人間変革が可能”であるという哲学を人生に取り入れたい人は、まず2食を標準にしておく事が理想的であると思う。 朝食を食べないメリットはなんなのでしょう? 1日2食の食事方法で絶好調 関連リンク: 断食ひろば 関連記事: パスタファリアン養生法 |
凱旋門賞(仏G1・10/7ロンシャン競馬場)に挑戦する日本の三冠馬オルフェーヴルが現地欧州でもにわかに注目を集めている。前哨戦に優勝したオルフェーヴルは現在複数のブックメーカーで一番人気の支持。 今春の天皇賞(4月)でオルフェーヴルは凱旋門賞も白紙となる11位惨敗を喫した。いったい何が起こったのか、場内が静まり返った。大金星を挙げたのは伏兵・14番人気のビートブラックだった。 「何でビートブラックがG1を勝つの?」 とお思いの方は薄々お気付きの通り、 この結果は為(馬為)の作為が働いたと疑われても仕方がないレースではないかと思う。 どういう事だろうか。1馬身差(0.2秒差)でも“完勝”となる競馬の世界で5馬身、7馬身の着差は非日常の天変地異的事象と言える。そして異常な出来事だらけの世界は祭典(お祭りレース)において顕著な現象なのである。
かつてディープインパクトがこの超常現象を我が物としていた。常に大異変が起こるこの馬のレースは一体何なのか― 私はディープインパクトを"天馬"として観察した。悪く言えばインチキだが、大衆はディープの虚飾の強さに騙され切っていた。 日本の三冠馬が初参戦した6年前の第85回凱旋門賞。ディープインパクトが「飛翔して」外国の祭典をもさらう試みに失敗したのは、霊的観点から翼(神の加護)を失う可能性の洞察で予見できたと思う。レース後すぐに露呈された問題は日本人の律儀さの喪失の問題であった。 【フランス地元紙】日本人のマナーは子供並み >今、ホースマン達の間で凱旋門賞について皆口を揃えて、こう呟かれている。 「日本人のマナーは酷すぎる、子供並みだ。」 競馬場開門と共に大量の日本人がレーシングプログラム(上記)の前に雪崩れ込んだらしい。転売(金)目的の争いにフランス人が目を丸くして首をすくめる光景が繰り広げられた。 その他ゴミ散らかし、パドックでの大声などマナー違反の連続。国旗を掲げる行為も…(馬が国を背負う筈がないのに?) 周りを不快にする自分善がりが愛国行為なのだろうか。国旗の誇示はむしろコミュニケーション障害の徴だろう。人付き合いも国付き合いも同じなのだと考えさせられる。 地元紙「ディープはインパクトを残せなかったが日本のファンは重要なインパクトを残した」 維新志士の幾名かが写っているという写真 真偽の程はともかく一同の社会の悪に容赦が無さそうな表情をご覧いただきたい。国家の品位低下を許さないかつての自浄作用はどこへ消えたのだろう。 日本馬にどれだけの力があろうと、6年前から更に乱れた想念波動の只中にいる日本人が凱旋の美酒に与れるとは考えられない。今回も外国人の日本への評価がダダ下がりにならないことを祈るばかりだ。
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近年、医学の進歩が解明した老化のメカニズムの一つはブドウ糖(血糖)が持つ暗い側面である。 ブドウ糖はきつくタンパク質と結合する事ができて、組織弾力に打撃を与える異常な化学橋を作り、このプロセスは糖化(Glycation)と呼ばれる。糖尿病の指標 HbA1c は糖化を受けたタンパク質(糖化ヘモグロビン)の割合。 ヒトが好む炭水化物は永続的な茶色の色、硬質化された肌、老朽化した組織を生じるために、老化現象や糖尿病の慢性合併症進行の立役者として再認識されている。 糖化最終産物(AGE)と呼ばれる分子の蓄積量は加齢と共に高まり、糖化は糖質の摂取で容赦なく起こる引き返す事のできないプロセスである。外見からは分からなくても、満腹の時代を生きる私達の骨は既に褐色に色付いて折れ易くなっているかもしれない。
糖化とは"コゲていく反応"。AGEが多くなる要因は 「調理」「油」。そしてある種の「植物」の成分は逆に抗糖化活性を含んでいる。(ドクダミ、甜茶、ルイボス、ヨモギ、柿の葉、カモミール、ザクロ…) 果糖はブドウ糖の十倍の速度でAGEを作る 砂糖は、恐らくあなたをよりしわしわにする1人の罪人である。それはむき出しのカルボニル基の特異性の反応を通じて。"糖化"の観点から再度砂糖の害を追ってみたいと思う。 糖の開環率 グルコース 0.0025 フルクトース 0.7 → フルクトースは開環率が高い(グルコースの 300倍、蛋白結合度は数十倍) http://www.katoclinic.ne.jp/benkyokai/takasago202.pdf (1)すべての糖は、リング状の構造になっています。果糖(フルクトース)は5個のリング状になっていて、割れて開きやすい特徴があります。この時に蛋白(タンパク)と結びつくのが糖化現象です。ヘモグロビンと多量の糖が結びつくとヘモグロビンA1cが高くなります。 (2)フルクトースはブドウ糖の300倍開環率(割れて開きやすい状態)が高く、私たちの体にとって、きわめて危険な糖である可能性があります。 画像借用元: アークレイ 関連記事: 砂糖と疲労 |