「電車内で飲食してはいけません」 「銭湯では体を洗う前に湯船に入ってはいけません」 「運転者は反射神経を鈍らせる生活態度をとってはいけません」
これらは法律で定められた事項ではありません。
┃ 自転車の対歩行者事故が10年間で4.6倍増
「自転車に乗りながら携帯電話を覗いてはいけません」 も律法(ルール)にはありません。
しかしこれらは他人の迷惑を考える心があれば 「誰もそんな事はしない」だろう。
人間の恣意的行動を法で縛り上げる事は不可能です。 必ず抜け目が出るからですね。
最近では、「法にない事は何でもやっていいのか」 やった者勝ちの風潮がこんな声を呼んでいます。
当たり前の事を、敢えて言わざるを得なくなってしまった
良心という内面的規範による制約を受けない社会には秩序が 育つ事がない。便利とデキルが急速に拡大する現代では尚更です。
逆から言えば、「良心さえあれば全て大丈夫」 であるのかもしれないけれども。
|