1886年(明治19年)
「速やかに日本天皇陛下の領地より金玉均を追放する」
よう訓令を出した政府が、亡命者の金玉均を移したところは、現在の小笠原諸島。
その10年前に日本の統治下におくと各国に通知している。
この訓令を見ると、そこは日本の領土ではないという明治政府の認識。
だいたい「領土」問題は、歴史的検証などで解決できるものではないだろう。
それを持ち出すときは戦争を覚悟するとき。
金玉均について知っていくと、現在の世界と日本人の姿が見えてくる。
一万円札の福澤諭吉が関わっている。
日清戦争へいたる歴史を、いま、しっかりとらえなおす時と思う。
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