文庫で浅田次郎の『シェエラザード』を読んだ。
悲劇の程度は人数であらわされるものではないが、タイタニックの悲劇を大きく上回る2003名の乗員が犠牲になった 阿波丸 の史実をえがいた小説。
この悲惨な史実が、あまり知られていない、記憶されようとしていないことが悲しい。
子どもたちには、架空の物語ではなく身に刻む歴史として読んでほしいと思う。
文庫版なので解説がある。
その解説に大変な誤植があった。重要な登場人物の名前で字がまちがっている。
「9刷」とあるが、そのあとで直されたろうか。
本に誤植が多くなったように感じる。
ほかのいろいろな仕事に「緻密さ」が失われているように思う。
社会全体が疲れてきているのか、それとも、腐ってきているのか、
疲労なら回復できるけれど、腐敗は、切り離すしか、止めようがない。
悲劇の程度は人数であらわされるものではないが、タイタニックの悲劇を大きく上回る2003名の乗員が犠牲になった 阿波丸 の史実をえがいた小説。
この悲惨な史実が、あまり知られていない、記憶されようとしていないことが悲しい。
子どもたちには、架空の物語ではなく身に刻む歴史として読んでほしいと思う。
文庫版なので解説がある。
その解説に大変な誤植があった。重要な登場人物の名前で字がまちがっている。
「9刷」とあるが、そのあとで直されたろうか。
本に誤植が多くなったように感じる。
ほかのいろいろな仕事に「緻密さ」が失われているように思う。
社会全体が疲れてきているのか、それとも、腐ってきているのか、
疲労なら回復できるけれど、腐敗は、切り離すしか、止めようがない。
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