ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

小さな山の一つや二つ

2008-12-01 09:22:51 | 世の中
「潰したって、どうってことない」・・・これが広域行政担当役人と政治家の感覚。
島の役場も議会も。
島に生きながら、どうしてそんな感覚になるのか。
あまりに豊かな自然の中に暮らしてきたからこその感覚なのか。

そして・・・
署名までして「森を、山を壊すな」と主張した住民は半数近く。
(無記名の住民投票だったら軽く有権者の70%を超すに匹敵する数)
その意思表明を、なんで、こんなに軽く無視できるのだろう。
なさけなくて涙が出てきてしまう。
為政者・議会へ不信任をつきつけられている、とは思わないのだろうか。

まことに、島は国の縮図。
いまの国の状況がそのまま、いや増幅されて現われている。

自分の首を絞める行為だと感じ取っているのは一人一人の住民、
その住民を「知識もないくせに、やたら怖がって」とあざけり、
「ものごとをよく知っている」と自称する人々は、
要らざる知識が増えるに比例して、この大事な感覚を失っていくのだろう。

「小さな山の一つや二つ」の感覚は、時に「小さな島の一つや二つ」となる。

「漫画しかよまない」と自慢する人を首相にいただく国を忠実にコピーする離島で、
年寄りが愚痴っていてもしかたなく、せめて若い人を応援しなけりゃ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿