天童荒太『包帯クラブ』を読んで、中に挿まれた<ブランコの童話>が印象に残っている。
戦争のさなか、ブランコの鎖は、溶かされて爆弾になり、敵国の公園に落とされて、そこで遊ぶ子どもが多勢犠牲になった。その公園のブランコが怒って「私たちを溶かして爆弾にして」と頼む、そして爆撃が行われて、こんどはこちらの子どもが死ぬ。だれもいなくなった公園に、鎖のないブランコが残った。
その童話は主人公の街に伝わっているけれど、内容が半分になっていた。
敵国の爆撃で子どもたちが殺されたことに怒ったブランコが「私の鎖を溶かして爆弾に使って」と志願するという話に・・・。
本が手許にないので不正確な紹介です。
この<ブランコの童話>は、どこかにモデルか実際の童話があるのでしょうか?
天童荒太評
天童荒太
戦略爆撃1 戦略爆撃2
戦争のさなか、ブランコの鎖は、溶かされて爆弾になり、敵国の公園に落とされて、そこで遊ぶ子どもが多勢犠牲になった。その公園のブランコが怒って「私たちを溶かして爆弾にして」と頼む、そして爆撃が行われて、こんどはこちらの子どもが死ぬ。だれもいなくなった公園に、鎖のないブランコが残った。
その童話は主人公の街に伝わっているけれど、内容が半分になっていた。
敵国の爆撃で子どもたちが殺されたことに怒ったブランコが「私の鎖を溶かして爆弾に使って」と志願するという話に・・・。
本が手許にないので不正確な紹介です。
この<ブランコの童話>は、どこかにモデルか実際の童話があるのでしょうか?
天童荒太評
天童荒太
戦略爆撃1 戦略爆撃2
家族狩りは重いテーマでしたね・・・
私は結構乱読でして・・・でも、柳田邦夫さんの本なんかも好きでね・・・
医療関係のは重い感じだけど、人としてのあるべき様を学ぶ気がします。講演も一度聞いたことがあってとても誠実さを感じました。
最近で面白かったのは、「ダヴィンチコード」、「ナスカ砂の王国」「あなたの中のサル」・・・かなぁ・・
リンクした浅田彰の講評は、坂本龍一の話がおもしろかったので載せました。
<メメシイ>とか<あまったるい>とか言われてオトコから切り捨てられてきた感性が、ものを言わなければならない時代じゃないかと思っています。
Baaya's さんがおもしろかった本もご紹介ください。
「包帯クラブ」は読んでませんけど・・・機会があれば読んでみますね・・・(^^ゞ