バンクーバーwestの街で、山麓に建つ住宅群をながめながら、ふと思ったこと。
人間って地球の癌なんだなぁ・・・
長兄は52歳ですい臓がんを患って亡くなった。
最期まで苦しむさまは癌と身体との壮絶な闘いそのものだった。
命が消えるとともに嘘のように静かに安らいだ遺体を前に、
身体が死ねばいっしょに死んでしまうのに、
なお身体を侵してやまない癌というものが存在することがふしぎでならなかった。
癌にも良性と悪性がある。
おとなしく、間借り人としての分をわきまえ、
よくばって「転移」しなければ、癌も人の寿命いっぱい生きられる。
地球にとって人間が癌になったのは、そして、おとなしい癌から悪性の癌に変化したきっかけはなんだろう。
「2001年宇宙の旅」では、棍棒=道具が象徴的に描かれていた。
道具を使いながら、便利な機能を発見するうち、
もともとの目的ではない機能を<発展的>に使い出す。
そして、道具の機能に使われるような転化が起きていき、
生存に必要もない行動に走り出していったのではないか。
さらに「文字」が拍車をかけて、人間は地球の癌になっていった。
さらに悪性癌<人種>が発生して・・・。
それでも、良性の癌にとどまれる人間の社会があった・・・と思う。
しかし悪性癌はひとたび活性化するや、良性の癌まで活発化させていく。
交差点の向かいは、カーネギー・パブリック・ライブラリ。
つまり図書館だけど、ここでは麻薬を射つ部屋があるという。
注射器が提供されるそうだ(もちろん麻薬は提供されない)。
奨励するわけではないが、止められない人たちが隠れて不衛生な器具を使うより、
公の場で・・・という政策。
ダウンタウンの中華街から一筋となりの街路にある図書館の前にいるのは、
麻薬使用者たち。
白人の若い男性が多かったが、みな痩せてうつろな目をしていながら、
とても神経質にこちらを伺っているのがわかる。
小さなデジカメでも、撮るまでのあいだに人数が半分に減ってしまったのだ。
1ブロックを通り過ぎる5分ほどのあいだ、幻覚を見ている人のなかはマジでこわかった。
あ・・・後半はタイトルとは関係ないです。
地球の癌は、エネルギッシュな力にあふれています。
麻薬患者は癌との戦いに負けて死んでしまった白血球かも。
人間って地球の癌なんだなぁ・・・
長兄は52歳ですい臓がんを患って亡くなった。
最期まで苦しむさまは癌と身体との壮絶な闘いそのものだった。
命が消えるとともに嘘のように静かに安らいだ遺体を前に、
身体が死ねばいっしょに死んでしまうのに、
なお身体を侵してやまない癌というものが存在することがふしぎでならなかった。
癌にも良性と悪性がある。
おとなしく、間借り人としての分をわきまえ、
よくばって「転移」しなければ、癌も人の寿命いっぱい生きられる。
地球にとって人間が癌になったのは、そして、おとなしい癌から悪性の癌に変化したきっかけはなんだろう。
「2001年宇宙の旅」では、棍棒=道具が象徴的に描かれていた。
道具を使いながら、便利な機能を発見するうち、
もともとの目的ではない機能を<発展的>に使い出す。
そして、道具の機能に使われるような転化が起きていき、
生存に必要もない行動に走り出していったのではないか。
さらに「文字」が拍車をかけて、人間は地球の癌になっていった。
さらに悪性癌<人種>が発生して・・・。
それでも、良性の癌にとどまれる人間の社会があった・・・と思う。
しかし悪性癌はひとたび活性化するや、良性の癌まで活発化させていく。
交差点の向かいは、カーネギー・パブリック・ライブラリ。
つまり図書館だけど、ここでは麻薬を射つ部屋があるという。
注射器が提供されるそうだ(もちろん麻薬は提供されない)。
奨励するわけではないが、止められない人たちが隠れて不衛生な器具を使うより、
公の場で・・・という政策。
ダウンタウンの中華街から一筋となりの街路にある図書館の前にいるのは、
麻薬使用者たち。
白人の若い男性が多かったが、みな痩せてうつろな目をしていながら、
とても神経質にこちらを伺っているのがわかる。
小さなデジカメでも、撮るまでのあいだに人数が半分に減ってしまったのだ。
1ブロックを通り過ぎる5分ほどのあいだ、幻覚を見ている人のなかはマジでこわかった。
あ・・・後半はタイトルとは関係ないです。
地球の癌は、エネルギッシュな力にあふれています。
麻薬患者は癌との戦いに負けて死んでしまった白血球かも。
そう言われると、妙に納得したりして・・・(笑)
2001年宇宙の旅の映画も見たし・・・・
そう言えばいつぞや、
「イヴの7人の娘たち」というのを読んだ時に、奇妙な感覚を感じたのだけど、その時の奇妙さはこの”癌”というBABA様の発想に符合するかもしれない・・・と。。(勝手に決めちゃって御免ね・・・(^^ゞ )
友人が癌に侵されて戦っている現実とはちょっと比べられなくて一緒くたに括れないけど。
”地球の悪性癌”という発想には賛同・・・
あぁぁ・・・まとまらない・・・ごめんなさ~~いm(__)m
日本では感じなかったのに、なぜかカナダでふっと浮かんだイメージなんです。
自然が大きく力強いから、それだけ人の生活圏が「侵食」していく凶暴性を感じたのじゃないかと思います。
自然破壊は、人口の多少じゃなく、生活圏の作り方の違いではないかと、日本人という人種とアングロサクソン人種を思ってしまいました。
自分の住んでる場所・・環境・・・人々・・・
そういうものから離れて異国に行くと、何か日本に居た時には感じないというか、眠っていたというか、そういう感情や情緒が突然現れたりしますね・・・
昔、まだ香港が返還されていなかった頃に香港とマカオに行ったことがありました・・・観光ですけどね(笑)
あの観光者用の賭博場とか、ドッグレース場とか・・・風景とか国境線の兵隊とか・・・無形の何かを感じて帰ったんだったと思い出しました。あの頃は若かったから・・・(苦笑)
どんどん痛めつけられる地球が
滅びるまで人間は悪性化を辿るのでしょうか。そして
危なくなったら
懲りずに他の惑星への移動を試みる。
うちの爺の癌は見事、爺に寄生しています。
お訪ねいただいてうれしい・・・コメントありがとうございます。
お爺様の癌、共生できるといいですね。
海賊のデップ、なんとなく敬遠しちゃいます。
あのshyな感じが好きだったのに。
Osaruさんはどうですか?
その最初が「農耕」ですね。
また、農耕民族は温和、狩猟民族は勇猛、というのも農耕の側からの偏見で、自然に従って生きる狩猟民族のほうが<おとなしい>という説も聞いたことがあり「農業に帰れ」論者と口論になったことがあります。
無動先生も農業を客観的にご覧になって、そう感じられるのですね。