天気:晴れ
海況:北西のち南東の風 弱く 多少うねり
気温:13~15℃ 水温:17.1~17.6℃
透明度:2~3m
終盤を迎えた「マダコの抱卵」(アゴ島)
マダコのふ化の瞬間(体長 3mm)
今日は、終盤を迎えたマダコの抱卵をワイド系、スーパーマクロ系、そしてハイスピード系のカメラ3台を持ち込んでふ化の瞬間を狙って竹浦のアゴ島で2ダイブしてきました。しかし、台風21号の通過の影響が残って透明度も悪いし多少うねりもある。結局、ワイド系は諦めスーパーマクロ系での撮影のみとなった。
マダコの赤ちゃんは、体長3mm程度で次々と生まれ巣穴から大海原へ飛び出すが、すぐにクサフグやリュウグウハゼに食べられてしまう。数秒から数十秒のアッという間の命だ。
巣穴を掃除する「イガグリホンヤドカリ」
ふ化後、母ダコがいなくなった巣穴では、イガグリホンヤドカリやイトマキヒトデなど残った卵を食べて掃除をする。
その他、クチバシカジカの成魚や幼魚(7個体)、ダンゴウオ各色(5個体)、フサギンポ、クロアナゴ、クジメの抱卵などなど観察できた。
マダコの抱卵は、終わった個所も数か所あるが、あと2週間程度は観察できる場所もある。