「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2017年6月25日(日) 竹浦の海

2017-06-27 14:45:16 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:南東の風 凪 (濃霧注意報発令中)

気温:21℃ 水温:13.3℃

透明度:7~8m

 茨城県日立市のダイビングショップ「クレセント」さんが竹浦のツアーに来ました。波は穏やかだが濃霧のため見通しが悪い。しかし、水中は透明度がよく、大人数でも安全なダイビングができました。

 1本目はグロット、2本目はアゴ島のポイントでクチバシカジカの幼魚やダンゴウオの幼魚を複数個体観察できたり、この時期には珍しい親のダンゴウオも複数確認できました。また、スナビクニンは3色とウミウシ類も多数観察でき、竹浦の海を堪能して頂きました。

 終了後、漁師さんから100個の牡蠣を譲って頂き、皆さんで牡蠣パーティしたようです。

  皆さん、大変お疲れ様でした。近いうちに、また竹浦の海に遊びに来てください。


2017年6月17日(土) 竹浦の海

2017-06-18 19:20:57 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:北西のち南東の風 凪

気温:20~22℃ 水温:12℃

透明度:4~5m

  クチバシカジカの幼魚

 今日は、KAZUが竹浦のグロットと弁天島で潜ってきました。水温も徐々に上がって透明度も多少良くなってきた。ダンゴウオも「天使の輪」持つ稚魚から幼魚へと成長し、自分の気に入った場所で過ごしている。一方、クチバシカジカの幼魚もまだ複数個体観察できるが、成長と共に隠れ上手になってきた。

 「天の輪」を持つダンゴウオの稚魚もまだまだ多い。

 フサギンポ

 その他、ウミウシ類、ババガレイなどとマダコが多く観察されるようになってきた。  報告:KAZU


2017年6月13日(火) 竹浦の海

2017-06-14 17:32:10 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:北西のち南よりの風 多少風波あり

気温:17~20℃ 水温:水面 13.9℃ 水底 10.4℃

透明度:4~5m

 海岸線に現れたニホンカモシカ

 今日は、アリエルさんとハイブリッジさんと合同で竹浦の海でKAZUが生物探索をしてきました。透明度はまずまずだが水温が昨年より1~2℃低い。

 1本目はグロットで、そして残タンでアマモ場を探索し、2本目は弁天島で潜ってきました。結果は、クチバシカジカの幼魚が5個体やダンゴウオの稚魚が複数などとヨロイメバル、コブダイの幼魚、ミズダコを観察できました。

 1本目終了後、海岸線に目をやると特別天然記念物のニホンカモシカがいたという。ニホンカモシカは、時々竹浦沿岸や女川町内でも確認されているが同じ個体かは不明。

  クチバシカジカの幼魚

  ダンゴウオの稚魚

 カメレオン化しているヨロイメバル

 色鮮やかなコブダイの幼魚                報告:KAZU

  コブダイと言えば江ノ島列島に生息する成魚だが、今日も昨年と同じ岩穴にいました。オスは体長 約70cm、メスは約40cmで2匹でウロウロしながら1m近くまで寄ってくる。

 今年の江ノ島の漁業支援活動も今日で48日目を迎えた。水温は昨年より2~3℃も低く推移し透明度もやっと10mを超えるようになった。これからコブダイの成魚も数多く観察できるでしょう。明日も江ノ島へ行ってきます!!