「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2021年12月27日(月)潜り納めと大掃除 in 竹浦

2021-12-28 09:32:45 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:吹雪のち晴れ間

海況:西よりの風 やや強く 風波あり

気温:-2~ー3℃ 水温:11℃

透明度:10m

 クチバシカジカの若魚(アゴ島)

 今日は、今年の潜り納めでハイブリッジさんアリエルさんとバックロールチームのスタッフだけ6名で竹浦のアゴ島とグロットを潜ってきました。

 女川町でも昨日からの積雪があり海上では季節風と吹雪、そして日中でもマイナスの真冬日の中、今年の最後のダイビングを楽しんできました。

 透明度は10m以上、水温も昨年より1℃程高い11℃台で40~70分の快適なダイビングだったが、船に戻ると激寒状態だった。

 1本目のアゴ島では、フサギンポの抱卵やクジメの抱卵などとクチバシカジカの若魚も観察できた。

 クジメの抱卵(アゴ島)

 クジメの卵(アゴ島)

 2本目のグロットでは、フサギンポの抱卵、イセエビ、お腹の大きなメバル、コモンカスベ、アイナメの抱卵など観察されたが、残念ながらクチバシカジカの抱卵は確認できなかった。

 フサギンポの抱卵(他に3カあり)あり)

 イセエビは幼体と成体の2個体確認(グロット)

 コモンカスベ(グロット)

 お腹の大きなメバル(周りを囲むようにオスの群れが・・・) アゴ島

 ダイビング後は、「竹浦マリンビレッジ」の大掃除で今年も無事終了しました。

 今年のダイビングは383本で例年より100本近く少なく終わりましたが、来年は寅年の年男、まだまだ竹浦のアイドルたち(ダンゴウオ、クチバシカジカ、フサギンポなど)に会いに頑張っていきます。

 また、JF女川支所 江ノ島支部の漁業支援活動も12月24日で今年の分の予定を終了しましたが、来年度も継続していく予定です。

 来年もよろしくお願い申し上げます

 


2021年12月12日(日)第20回 東北電力図画コンクール表彰式 &トークショウ

2021-12-13 11:18:04 | 陸での出来事

  

  会場の女川町生涯学習センター(ホール)

 今年で、20回目を迎えた東北電力図画コンクールの表彰式に行ってきました。

  審査委員長より最優秀賞者への授与

 今年も、新型コロナの影響があったものの、昨年より1500点余り多い4681点の作品の応募がありその中から、最優秀賞1名、優秀賞7名、審査員特別賞9名、奨励賞20名の合計37名の入賞者に賞状と記念品が贈られました。 

 テーマは、「想像の海の生きものたち」で石巻市、女川町、東松島市の幼稚園児から小学校6年生までの子供たちの豊かな発想と想像力で描いた作品に毎年毎年感動しています。

 表彰式の後は、恒例のトークショーを開催させていただき、今年、新たに撮った映像を含め「おながわ海中漫歩 ちょっと海へ」と題し、28種の女川湾の生きものたち様子を紹介してきました。