天気:くもり時々晴れ
海況:西よりの風 凪
気温:9℃ 水温:14.5℃
透明度:5~8m
竹浦港の山々も綺麗な紅葉に
今日は、2週間ぶりにアリエルチームと竹浦で2ダイブしてきました。透明度も回復し生物観察には最高のコンディションだが、水温が14℃台と昨年より1℃も低い。しかし、1ダイブ60分オーバーでも、まだまだ大丈夫だ。
1本目は、弁天島へ ホシビクニンやスナビクニンを観察してきました。結果は、ホシビクニンは定位置に。スナビクニンは、黒系や白の縞模様、そして黄色系など3個体を観察できました。また、アイナメも抱卵を開始し、クジメの抱卵も順調だった。
白系の縞模様のスナビクニン
黄色系(黄金色?)のスナビクニン
黒系のスナビクニン
ホシビクニンは定位置
ダイバーを警戒しながら卵塊の回りをウロウロしているが・・・・・
3個体のメスの卵塊が確認できるが、来週にはもっと増えるでしょう
産卵してから1週間前後の卵塊
2本目は、アゴ島へ クチバシカジカやダンゴウオを観察してきました。クチバシカジカは岩の隙間の奥で後ろ向きだがお腹が多少大きくなっている。産卵には、まだ3~4週間位かかるでしょう。一方、ダンゴウオは、ピンク系、赤系など6個体観察できました。
今日、アリエルの小玉さんが発見した赤ダンゴウオ
ピンク系などは定位置に
その他、フサギンポや季節来遊魚のテングチョウチョウウオの幼魚も定位置で観察できた。
定位置のフサギンポ
リュウグウハゼとテングチョウチョウウオの幼魚
これから益々水温が下がってくるが、様々な生きものたちの生態観察できる為、1ダイブ60分以内では物足りない気がする。