夜のアルハンブラ宮殿

2019-08-04 | スペイン

スペイン3日め 5月31日 午後 

グラナダ アルハンブラ宮殿観光

グラナダのホテルは ★★★★アリサレス。

アルハンブラ宮殿から徒歩圏内のホテルです。

 

 

アルハンブラ宮殿にありそうなデザインです。

 

 

 

 

  

 

客室はリニューアルされていて綺麗です。

 

  

  

 

  

 

  

 

  

 

夕食はビュッフェです。

お料理の種類はそれほど多くはなかったですが

まずまずのお味でした。

パエリアがありましたが

マドリードの専門店のパエリアより

美味しかったです!(^^)!

  

チケットの入手が困難な昨今

アルハンブラ宮殿の入場も危ぶまれていましたが

なんと、夜のチケットが購入できたそうです。

 

明日午前に予定していた入場が

急遽 夜のアルハンブラ宮殿観光になりました。

 

ホテルから

  

 

レストランや土産物屋が立ち並んだ通りを 

歩いてアルハンブラ宮殿に向かいます。

 

 

 

  

 小さな入口から入ります。

 

  

  

  

裁きの門。この場所で

民事裁判が行われていたそうです。

 

  

 

 

  

カルロス5世宮殿。

キリスト教信者だったカルロス1世によって

ルネサンス様式で建てられ宮殿です。

  

 

 

  

 

外観は正方形ですが、内部は円形の中庭を

列柱が取り囲む構造になっています。

中庭はコンサート会場としても

利用されているそうです。

 

 

 

アルハンブラ宮殿は

その外観の美しさや内装の豪華さから

イスラム建築の最高傑作とも言われています。 

 

アルハンブラ宮殿は 4つに分かれています。

①「ナスル宮殿 」14世紀に建設された宮殿。

②「カルロス5世宮殿」カルロス1世によって

  建てられたルネサンス様式の宮殿。

③「アルカサバ」9世紀以降に築かれた要塞。

 ④「ヘネラリフェ」王家の夏の別荘。----

    

  

 アルカサバ。

 

 

 要塞。

 

 

 

   

ナスル宮殿は最大の見どころが

あつまっている部分で

三つの独立した区画に分けることができます。

①メスアール宮②コマレス宮③ライオン宮

 

   

1つ目の「メスアール宮」

政治や裁判が行われていた場所だそうです。

イスラム建築、幾何学模様、アラビア文字など

アラブの世界に入り込んだようです。 

 

 

モザイクタイルで装飾された壁の下部 。

 

偶像崇拝を禁止している宗教の為、

宮殿には絵画はありません。

美術に生き物を表現してはいけないそうです。

そのかわりにアラビア文字や

幾何学模様の文化が発展したそうです。

 

   

「メスアール宮」と

2つ目の「コマレス宮」(王の公式の住まい)を隔てる壁。

 

 

 

 

 

 

 

「コマレス宮」のアラヤネスの中庭。

コマレスの塔が見えます。

水面に建物が鏡写しになっていて幻想的です。

 

 

 

宮殿の中で一番広い部屋 「大使の間」。

その名の通り各国の大使が

王と謁見する際に使われた部屋です。

アラヤネスの中庭から見える

コマレスの塔の内部です。

 

 

壁一面に漆喰細工が施されています。

 

 

寄木細工の装飾。

 

 

ナスル宮殿のバルコニーから

グラナダの旧市街 アルバイシン地区の夜景。

 

3つ目の「ライオン宮」は

男子禁制のハーレムだったそうです。

ライオンの中庭を取り囲むようにして

「諸王の間」「二姉妹の間」「アベンセラヘラスの間」

という3つの部屋があります。

 

 

  

 

王が愛した姉妹が住んだと言われている

「 二姉妹の間」。

八角形の鍾乳石装飾の天井。

イスラム建築最高峰とも言われているそうです。

 

 

 

 

 

 

中庭の「ライオンの噴水」が見えます。

  

 

 

 

 

中庭から引き込んだ噴水で

涼をとっていたそうです。

噴水といっても、

水盤の中央から湧水のように静かに水が

溢れて出てくるものです。

 

 

 「諸王の間」の連続するアーチが美しいです。 

 

  

「諸王の間」の天井。 

王の寝室だった場所の天井には

ナスル朝の10人の王が描かれています。

陰謀、暗殺などで 次々と

王が代わっていったそうです。

偶像崇拝を禁止している宗教のため、

宮殿には絵画は無いはずでしたが

これは後にキリスト教徒によって

描かれたものだそうです。

 


 

  

  「 アベンセラヘスの間」の天井。

 7つの惑星をモチーフとした幾何学模様の天井。

 

 

「アベンセラヘスの間」にある噴水。

名門アベンセラヘス一族が

惨殺された場所だそうです(-_-;)

 

 

「 ライオンの中庭」

周りを白い大理石124本の列柱が

ぐるりと取り囲んでいます。

 

 

 「ライオンの噴水」。 

アルハンブラ宮殿のシンボルです。

12棟のライオンの水時計だったそうです。

 

宮殿は、8世紀から約800年の間

イベリア半島を支配した

イスラム教徒の王たちの栄華を

を今に伝えてくれていました。

 

ベルサイユ宮殿のような

目もくらむような派手さはないですが

イスラム美術の優美さ繊細さを 堪能しました。

 

ソウル旅行・ホテルのクチコミ

 

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