Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

美女シリーズ-03 Hungary Budapest(熟女?それではいかん?)

2005-04-28 13:05:44 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

 友人の「中年男」が、今もメールで喧しい・・・
 
「なんだって?何の話だ?」
「・・・・・・・・・・・! ・・・・? ・・・」
「リクエストから反している?と、。。」
「・・・・・」
「わかった、若けりゃいいのか?」
「出そうじゃないか、若い女性を、、、」
「・・・」
「こちら、それなりに忙しいんだから、、、」
「・・・。。。!」
「こうなったら知らねえぞ~、肖像権の何とか、トカトカ、とかで、訴えられたって、、、」

したがって今日は、急遽の無許可の事なので、
そんなにうるさくない「まちがいなく若い?女性」にご登場願う。


Ms. N. Rita さん、、、。
身長173cm 体重?
平均的?
さほど美人ではないが(本人には内緒ぞ~)、
まずは、生粋のハンガリー人である。
黒い髪?
そんなに珍しくありません。
彼女、よく見るとどことなく「東洋人の血」が感じられる、、、。
1~2年見かけなかったら、ようやく大人の女になってきたか、少しは色ポクなったね。

「なんだって?」

「・・・・」

「六歳違いの姉さんがいる、そうか、そうなんだ、、、」

しかし、なんだか君、君はふけて見えるよな。。。
そうかそうか、まだ23歳なのだ。
君のおっかさん、我輩より若いが、我輩より年に見えるもんナ、、、。
スラブ系の女性は、ひと年取ると、いっきに老けるのだ。
その点、日本女性は(外国では特に)若く見えるのです、、、。
そんなこた~ 我輩はどうでもいいのだ。
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PS:女の話は、飽きた。
   ようし、次の投稿は少しアカデミックに行くぞ・・・

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シリーズ・美女-02 (いろんな熟年の場合) in Singapore・・・・・

2005-04-28 11:51:17 | つれずれ紀行


「ほんもの」の似合う「年ごろ」・・・・・・

 旅先の会話の中、我輩、一生忘れられない「耳ざわりのいい話」がいくつかある。きょうは、そのうちの一つを紹介したい。

今日の記事、いささか長いから、早めに「下記」<きちがいランキングBAR>のクリックをおすませ頂きたい!

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さて、ようやく我輩が三十歳の「おお台」に突入した未だ若き時代の話。
そんな時代の「ある年の正月」、いつものクライアント(お医者さまのご家族仲間、3家族)にお供し、ちょいと贅沢な5泊6日の『お正月東南アジア周遊旅行』に旅立った。

 以下、ツアーの旅程である。

1日目:日本発-バンコック着    (デュシタニ・ホテル泊)
2日目:バンコック市内観光     (デュシタニ・ホテル泊)
3日目:バンコック発-シンガポール着(ホテル・シャングリラ泊)
4日目:シンガポール観光      (ホテル・シャングリラ泊)
5日目:シンガポール発-香港着   (香港ラッフルズホテル泊)
6日目:香港発-日本着

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さて、
 当時、ごく普通のありきたりの東南アジア周遊コースであるが、バンコックからシンガポールに入ったその日に「大晦日」を迎え、翌日シンガポール市内観光の当日が「元日」となるよう、旅程を組んでおいた。その他、このツアーの特徴といえば、各地一流ホテルのスイートルームを予約。ホテルレストランでの朝食予約以外は、旅行会社からの食事予約一切なし。総員15名の食事予約は、最初に予算取りだけ組んでおいて、いざ現地に入ってレストランのブッキングは、一切これを添乗員がやってのける、という離れ業をツアーエスコートである我輩に一任する、という内容、添乗員にとって求められるもの、「臨機応変」且つ「責任重大」な仕事であった。
 ここで、クライアントの内訳を記しておく。
(A)NA外科医院:宝石収集が趣味の、太っ腹のドクター。荒業にして繊細な名医。同行家族は「奥様」プラス「ご長男」の計3名。いつも旅先で「宝石鑑定」ののち、数百万円の宝石貴金属類を購入される。
(B)SU産婦人科:上記SUドクターの友人、家族でおいしい料理を食べることが唯一の趣味。内気で奥様に頭の上がらない婿養子先生。同行家族は「奥様」と「3人の娘さん」の計5名。前年度のヨーロッパ旅行では、別コースでパリの「マキシム」を予約。あげくの果て、添乗員である我輩に「同行」を求め、しかたなく特別案内をした次第。本当の味覚がおわかりになるかどうか?は、はさておき、お金の使いっぷりは間違いなく「名うてのグルメ一家」である。
(C)TA兄弟ドクター:50代前半、バリバリ外科専門の兄上は先代からの大救急病院を引き継ぐ総合救急病院の院長。40代後半の弟君ドクターは、神戸で外科開業医を営む。毎年必ず兄弟仲良く「家族抜き」でお正月旅行を楽しまれ、どういうわけか我輩のドクターツアーに「後から申し込み」をされ、土壇場になって参加される。
趣味?彼らの?
さて、趣味はさほど難易度は高くなく、括りはいたって定番。。。
酒と、そして女、、、、そんなものである。
そう、そんな記憶がある。

話をすすめる。

正月元日、シンガポールの第二夜、オーチャーズロードのど真ん中に位置するマンダリンホテルの最上階、中華レストランを予約した。ご家族参加のドクターたちには8人掛けのワンテーブル。そしてTA兄弟ドクターと我輩はささやかに3人掛け、隣のテーブルに席を構えた。ショータイムを含めて約2時間半の「中華料理の饗宴」が始まった。グルメドクターSU先生とご家族は、すこぶるご満悦。SU先生は、シンガポールで手に入れた骨董?装飾品の自慢話に忙しい。それぞれの奥方はそれぞれのだんなの話に静かに耳を傾けつつ、気持ちは料理に集中されているご様子、、、。
TAドクター兄弟の兄貴は、我輩相手に「女道楽」の自慢話に余念がない。弟気君の話題は、少し外れる。ラテン音楽と東南アジア民俗音楽のウンチクが始まり、始まりだせば終わりはない。
概していえること、それぞれのファミリー、それぞれのトラベラーは一様に「テーブルマナー」の心得が、ある。そして、一様に酒を嗜む共通性があり、話題に事欠かず中華料理の長いフルコースを楽しんでおられる。

一通り料理が展開し、終盤に入った。
テーブルを同じくするTAドクターの戦況報告も一段落した頃、少し話題が変わった。

「な~、KT君(我輩の本名を指す)。こうしてみると、それぞれの奥様方、お洒落してきてるよな」
「は~ でも、どうして急に、そんな話題に・・・」
「みてごらんよ、、、 ネックレスにイヤリング、それに手もとのリング、あれ、そうとうなもんだぜ」
「私には良くわかりませんが、、、」
「なんだって?」
「いや、確かに、今日はお正月。しかもシンガポールの一流レストランで、中華のフルコースですから、こんな場所にあわせたそれなりのおしゃれをしてお見えなのはよく理解できますが、身に付けてらっしゃる装飾品の値打ちまではどうもわかりかねます・・・」
若きエセ男爵、女性の装飾品など、いまだかって本気で「眺めたこと」など、は、ない。
「いや、俺がみたところ、あのダイヤなんてほんものだぜ。また、あのルビーの指輪、おおきいな~、3カラットはあるだろう」
「・・・・」
「皆、ほんものだ」
「女性ね、若いときはね~ 本物つけてても だめなんだよな~。 たとえばさ、クラブだのなんだの『飲み屋のネエチャン』がさ、鼻の下の長いお客にさ、どうしようもない色気で宝石類買わせてさ~、そして見栄張ってな、 夜な夜な本物首に巻いて客の前で見せびらかす。みっともね~よな~・・・。ましてな、素人の小娘がさ、ルイヴィトンだのシャネルだの、なんだかやたらフランス製だイタリア製だのバッグ抱えてな、頭の先から足の先までアンバランスでさ、みっともないったらありゃしない、、、」
「・・・」
「とにかく、ブランド商品だの本物の宝石だの、ローンで借金してまで猫も杓子も同じ格好してさ、本物つけても本物に見えない、本物の似合わないのが、若い女の子よ・・・」
「・・・・!!」
「でも、今夜は違うよ」
「???」
「みてごらん、奥様方、皆さん本物さ、本物、つけてるよ~」
「あの歳になるとナ、もう女も若くない。若さで押し切る魅力が減少するかわりに、中年女性なりの魅力が出てくるもんだ、だから本物をつけても似合うようになるのだ」
「?!?・・・」
我輩、納得。。。

今夜は「勉強」になった。
我輩、このドクターの台詞、生涯肝に銘じることにした。
いまだ男として若きエセ男爵、ようやく三十路を迎えた年のお正月、シンガポールでの出来事だった。

書き連ねること、〆て、約2700文字! 本日は、長々と、お許しいただきたい。
刹那的な記事の多い「ブログ」、時にはこういう退屈な話もしてみたいのだ。

* 写真:ハンガリー・ブダペスト
 ある年の6月上旬、ホテル視察を終え、入り口で何気なくシャッターを押した。後で見たら、紺色のロングスカートをさりげなくきこなした金髪中年女性が写っていた。
そうとうな「おしゃれ」と判断した。
下手に流行に押し流されず、一見、個性のなさそうな「紺色」を、自在に操るのが本当のおしゃれとあらためて感じたのは、我輩がヨーロッパを歩くようになってからである。
特に、特にそう感じたのは本場でほんものの「老若一連のパリジェンヌ」を観てから、である。
我輩は、思った、、、。
!!ほんもののパリジェンヌは、紺を自在にきこなすのだ!!!

「印象派・光の芸術」のごとく(デジカメの技巧?習作)-1

2005-04-28 07:26:08 | インドネシアとバリ島の話
           振り返って、

「美人シリーズ」を如何に組むか・・・

めんどうな「さる中年男の要望」を如何に満足させるか?ま、ほとんど無理なものがあるが、さりとて放っておけず、我が『ガラクタ写真資料』を引っ掻き回しながら、ふと頭をよぎった。

モネの描いた「傘を持つ女」の顔が、ふと浮かんできたのだ。
「・・・・」
顔?といっても、実は「顔」が描かれていない。
描かれていないから、キャンバス全体の構図色合い光の表現全てを総合する中の「印象」から、女の顔を想像しなければならない、、、。

毎週日曜日の遅い時間、午後11時から一時間番組NHK・BS放送で美術関連のクイズ番組「迷宮美術館」がある。たまたま先週は「印象派の巨匠・モネ」が題材であった。
番組の云いたいことを、掻い摘んでみれば、
*印象派の画家たちは、それまでの写実的絵画の手法から一転し、太陽光線が広がる「光の美しさ」に注目して創作した、と云う。ここら辺り、すでにご案内の読者が多いはずだから、割愛する。と、云いながら、我輩は半端なことに言及した。お許し願いたい。
*締めくくりが面白い、特に「モネの作品」は、太陽の放つ光を如何に描くかが永遠のテーマであるから、例え、絵の主題として人物を描いていても、人物をして風景の中に溶け込ませるかの努力をし、その努力の結果、作品に描かれる人物の表情を省略してしまった。
その典型が「傘を持つ女」(絵のタイトルは、正式にこれでいいかどうか?自信がない・・・)であって、3枚描かれた堂作品の一番最後の作品には、女の顔が全く描かれず、つまりのっぺらぼうであった。

モネ―『睡蓮』への歩み

六耀社

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上記の「絵画集」、是非入手したいものだ・・・

我が写真、今までの「駄作」はともかく、今から、将来、如何に撮っていくか?
スキルアップをはかりたい、、、。
実は、そのコンセプトに迷っていた、、、。
そんななか、先週末のNHKTV番組、絵画特集モネの時間に遭遇した。
よ~うし、わかった。
解り切っていたことだが、今からあらためて「光と影」、さらに「光の質」を追求する写真を撮っていこう。


添付写真:インドネシア東ジャワ州マラン県バツーのリゾートホテル中庭にて、
 早起きして、朝食をとる前(およそ午前7時前後)、12月はラマダン明け、雨季の始まりにして、昨夜まで降っていた雨が止み、朝になって淡い太陽が顔を出したので、かろうじて池の「睡蓮」が撮影できた。
これ、まるで「モネ風」ではないか!
    
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「モネ風」で、宜しい!
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PS:しかしこの映像、モネの睡蓮には程遠い、、、。
でも、なんだか、すでに過去の写真の中、わずかなパーセンテージではあるが、「モネ風」がある。
問題は「いかにして、モネの心で光を捉えるか?」
探してみて、あったら投稿したい。また、これが「モネ風」と、我輩自ら宣言し、その旨をいちいち記す。