ハンガリーの首都ブダペストは、街の南北を抜けるドナウ川をはさんで一つの街になるが、ドナウに面してそそり立つ「王宮の丘」をはじめ、なだらかな山や丘陵地の多い「西のブダ側」と、平野の続く「東のペスト側」の二つの地域が合体して都市をなしている。
(すでにご存知の方、くどくて失礼!)
この屋台の本屋さん、我輩の住まう東のペスト側は下町、ブラハルーサーテールの地下鉄駅を出た広場に店を構える。
しかし、この屋台店はただの本屋さん、古本なんて一冊もない。いまや我が国のBook-Off?ハンガリー零細版か、でもでも「この再販方式」、ハンガリーが早い。
当然ながら8割以上がハンガリー語の本であるが、残り2割のうち1割弱が英語の本であるからうれしくなる。たいした本はないが、必ずある定番の一番は、辞書だ。英語~ハンガリー語、及びハンガリー語~英語事典が、定価の2割程度で手に入ることだ。A4版厚さ10cmもあろうかという机上版が、日本円でおよそ150円か。とにかく安い。もちろん、この辞書は一つ古いエディションになるが、全く問題はない。我輩のようなハンガリー語永久的初心者には、これで今も尚十分に役立っている。
このような屋台店のみならず、ブダペストの市中には老舗の本屋さんが多いと感ずるくらい、本屋さんの店が目立つ。
「相対的に街の人口の割に本屋が多いのだ・・・」
と、地元の人間も言う。
格調高い店構に扱う大量の本の中、格式ある老舗の本屋さんに行けば、5~10年前発行の英語の本が山積みされているから、尚うれしい。何がうれしいか?ロンドンより半額以下安いこと、日本の価格の一割の値段で英語洋書が手に入る事。英語版でさらにうれしいのは、ハンガリー版から英語版に翻訳され、そして見事に装丁された「ハンガリーの歴史の本」、「美術の本」などなど、なかなか日本では手に入らないモノに簡単に出会えるのだ。誰が買うのか?おおむね英国人かアメリカ人の観光客?
さて添付の写真、、、
いつもこの場所に店構えする「顔なじみの古本屋」のお姉さま、カメラを向けたらはずかしがって顔を右に向けた、、、。
朝の太陽光線がきれいに照り返し、並べられた本の山にうまく反射し、そしてお姉さまの表情活き活きと、写し出せた。
我輩、自己満足のショット。
典型的なハンガリー美人か。
「・・・」
誰かれなく美人扱いは困る?が、化粧気抜きのスラブ系女性、引き締った顔立ちである。
撮影は1996年。
古い写真が出てきたので喜んでいるのだが、これ、ようやく我輩がブダペストの生活に慣れた頃。おもえば、ブダペスト滞在2年目の春先である。
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