クライアントがペットをつれて事務所にやってきたので、写真を撮った。
この犬見ていると、我輩、わずかながら「心が和む」か?
読者の皆さんは、如何か? 「癒される」か・・・?
このペット、まだ2歳そこそこの雌犬らしい。今日は、この写真を見てどちらがかわいいか?どちらが年上か?・・・
などなど、
そんな戯言(たわごと)をいうつもりはない。
実は、この写真をみながらふと思いついたのは、最近よく使われている日本の単語「癒し」!
という言葉について、少し掘り下げて考えてみたくなった。
まず、
この「癒し」という言葉を、やたら頻繁に使うことを忌み嫌う我輩の感性、すでにこのブログで幾度か述べている。理由は、やたらこのような意味深長な用語を平然安易に使うべきでないと考えるからである。
そして今日(珍しくも久方ぶりに)、漢和辞書を調べたので以下に記述する。
+++++++
「やまいだれ」の部(十三画)常用漢字
(意味)
(1) いえる。病気がなおる。「治癒」・「快癒」
(2) いやす。
解字:やまいだれは「病気」。愈は中空のことで、癒は心が晴れること。癒は、病気がすっかりなおることをいう。平癒・治癒・腹癒(はらいせ)
など、と、漢和辞書にて解説されている。(新撰漢和辞典・小学館・小林信明編 p705)
++++++++
さて、前後の「やまいだれ」が付いる漢字を見てみると、
癲癇・癌・悪癖・盗癖・癇癪・癪病・・・
おおむね、「やまいだれ」のくっつく漢字の意味は「やまい」、しかもかなり重症なり深手なり長期的慢性疾患にちかい重症者であると感ずるのである。
となれば、
そんなに大それた心の病?をもたない限り、子犬や子猫をみて「癒し・癒される」などといった大げさでネガティヴな「言葉」を持ってくっつけて表現しなければならん一億総心の病にかかった日本人、そんな世の中に我が国は成り果てたのか?どうも不思議な言葉ズカイで、この言葉を聞いていて気味悪くなる。
「癒し系タレント」?
もう、いい加減にしてくれ!
癒し系タレントと命名され、に指定された男女タレントは、すなわち「深手の傷や精神の病を癒す為のタレント」なのか?
そうではない、気楽に「癒し」という単語を使っているのである、と?
そこまでに深刻な意味がなければ、もう「癒し」という単語を使う風潮は即刻中止してほしい。
もう一つ、
「うれしい」を、キーで叩くと「嬉しい」と、転換してくる。
『嬉』!
という漢字には「おんな(女)へん」が、付いているのだ。
なんだか、これ、
女が喜ぶ・・・(能動的解釈?)
女を喜ばせる・・・(受動的解釈?)
大和言葉ができて、我が国日本の女性が文章をしたためるようになった、らしい。
それまでの文章は(それ以後もしばらくは)漢字を使って男のみが文章を操っていたと聞く。となると、この「嬉」の漢字、おんなへんがくっ付くから、どうも(能動的攻撃的に)「女を(男が)喜ばす」?(客観的に)「女が喜ぶのをみている男がいる」?(さらに客観的に)「喜ぶ女を見ていて、それの喜ぶ有り様を見て感じた男が、結果的に喜ぶ」などなど・・・
どうも、「よろこび」には、女が介在しているようだ。
最期に、そしてもう一つ、
『好』という漢字・・・
これも「おんなへん」がもろにくっ付き、さらに「子」と組み合わせられる。
つまり、「おんなのこ」の意味、丸出しだ。
こうなると、男はやたら「好き」という言葉が使いつらくなる。我輩個人的には、「好き」という言葉を他人様(特に女性?に対し)に連発してはならないと常々言い聞かせながら、今日に至る。
いざ、女性に気をつかうべし!
この犬見ていると、我輩、わずかながら「心が和む」か?
読者の皆さんは、如何か? 「癒される」か・・・?
このペット、まだ2歳そこそこの雌犬らしい。今日は、この写真を見てどちらがかわいいか?どちらが年上か?・・・
などなど、
そんな戯言(たわごと)をいうつもりはない。
実は、この写真をみながらふと思いついたのは、最近よく使われている日本の単語「癒し」!
という言葉について、少し掘り下げて考えてみたくなった。
まず、
この「癒し」という言葉を、やたら頻繁に使うことを忌み嫌う我輩の感性、すでにこのブログで幾度か述べている。理由は、やたらこのような意味深長な用語を平然安易に使うべきでないと考えるからである。
そして今日(珍しくも久方ぶりに)、漢和辞書を調べたので以下に記述する。
+++++++
「やまいだれ」の部(十三画)常用漢字
(意味)
(1) いえる。病気がなおる。「治癒」・「快癒」
(2) いやす。
解字:やまいだれは「病気」。愈は中空のことで、癒は心が晴れること。癒は、病気がすっかりなおることをいう。平癒・治癒・腹癒(はらいせ)
など、と、漢和辞書にて解説されている。(新撰漢和辞典・小学館・小林信明編 p705)
++++++++
さて、前後の「やまいだれ」が付いる漢字を見てみると、
癲癇・癌・悪癖・盗癖・癇癪・癪病・・・
おおむね、「やまいだれ」のくっつく漢字の意味は「やまい」、しかもかなり重症なり深手なり長期的慢性疾患にちかい重症者であると感ずるのである。
となれば、
そんなに大それた心の病?をもたない限り、子犬や子猫をみて「癒し・癒される」などといった大げさでネガティヴな「言葉」を持ってくっつけて表現しなければならん一億総心の病にかかった日本人、そんな世の中に我が国は成り果てたのか?どうも不思議な言葉ズカイで、この言葉を聞いていて気味悪くなる。
「癒し系タレント」?
もう、いい加減にしてくれ!
癒し系タレントと命名され、に指定された男女タレントは、すなわち「深手の傷や精神の病を癒す為のタレント」なのか?
そうではない、気楽に「癒し」という単語を使っているのである、と?
そこまでに深刻な意味がなければ、もう「癒し」という単語を使う風潮は即刻中止してほしい。
もう一つ、
「うれしい」を、キーで叩くと「嬉しい」と、転換してくる。
『嬉』!
という漢字には「おんな(女)へん」が、付いているのだ。
なんだか、これ、
女が喜ぶ・・・(能動的解釈?)
女を喜ばせる・・・(受動的解釈?)
大和言葉ができて、我が国日本の女性が文章をしたためるようになった、らしい。
それまでの文章は(それ以後もしばらくは)漢字を使って男のみが文章を操っていたと聞く。となると、この「嬉」の漢字、おんなへんがくっ付くから、どうも(能動的攻撃的に)「女を(男が)喜ばす」?(客観的に)「女が喜ぶのをみている男がいる」?(さらに客観的に)「喜ぶ女を見ていて、それの喜ぶ有り様を見て感じた男が、結果的に喜ぶ」などなど・・・
どうも、「よろこび」には、女が介在しているようだ。
最期に、そしてもう一つ、
『好』という漢字・・・
これも「おんなへん」がもろにくっ付き、さらに「子」と組み合わせられる。
つまり、「おんなのこ」の意味、丸出しだ。
こうなると、男はやたら「好き」という言葉が使いつらくなる。我輩個人的には、「好き」という言葉を他人様(特に女性?に対し)に連発してはならないと常々言い聞かせながら、今日に至る。
いざ、女性に気をつかうべし!