Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

日本の美:「活花」

2006-01-03 13:22:32 | つれずれ紀行

 今日は、黙して、語らず。

どうぞ「写真画像」だけをご覧頂きたい。
と思ったのですが、、、
(しかし少々、解説文を入れておく・・・)

 拙宅の玄関入り口より向かって右側に位置する「下駄箱(きょうび下駄は入っていないが)」の上にしつらえた生け花である。正月用?正月向け?ということで、愚娘(「賢娘呼ばわりは止めて!」と、本人は言う。が、人様の前で、ましてBlog文章上で賢娘と称せば、読者様に笑われること必定?以って「愚娘」と称す!まあ、謙遜という日本的「粋」の情緒を理解してほしいところである)の活けた「正月風の作品」・・・
 我輩、久方ぶりに本気で5~6枚シャッターを押した。なぜか?理由がある。この季節、この時間(午前10時~11時頃)冬の太陽の傾きが右手から南方角からこの場所まで太陽光線が届く。冬の時節しか切り取れない「太陽光線と室内」の「陰影」が出るから面白い。

輝く太陽光線と影の織成す「印象派風写真」を真面目に撮りたく、シャッターを押したのだが、、、。

 この作品(写真)結果の良し悪しはともかく、今年は少し真面目に「写真撮影」してみたい・・・

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5 Comments

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Unknown (TS@捻くれ者TSの暗黒世界で生きぬくために)
2006-01-03 16:38:02
光が差す角度で同じ生花が全く違う作品になるのですね。

先日のサラミの影のように。



男爵さんの繊細な感覚は素晴らしいですね。



私の下駄箱に下駄は入ってます。

さすがに一本歯とかはありませんが右近が好きなので^^
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トプログ (トプログ)
2006-01-03 18:41:53




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TSさん (エセ男爵)
2006-01-03 19:24:46
コメントありがとうございます。



実際のこの場所は、写真撮影には全くの不向きな「無粋」そのものの場所でして・・・



過去に何度もフラッシュ撮影していますが単なる「記録写真」に終わってまして、この作品も「芸術の領域」には程遠いものだと思います。



せめて下駄箱には「下駄」を入れておきたいものです。私の下駄は(いささか古くなりましたが)まだ十分履けるシロモノがあります。

この下駄箱、そんなに小さなスペースではないのですが、何故か「私のスペース」は広くないのでして、、、。いつも「旅先に居る」ので、基本的には自宅には居ない!という「先入観」からか、なぜか私の粗大ゴミ的扱いにされ?私のほとんどの「履物」は、裏の倉庫に入れているのです・・・

春先になったら、素足で下駄を履いて、せめてご町内周りくらいは、「下駄」の(住民にご迷惑をかけない程度に上品な)音をたてながら、余裕綽々(しゃくしゃく)且つ悠々と、闊歩したいものです・・・

明日でも「倉庫」を探して下駄を取り出して下駄箱に移動し、何とかTSさんに続いていきたいものです。

今日もまた、いまなお下駄を履く「粋な若者」TSさんに良き触発をされた「不肖・エセ男爵」です・・・
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賢娘さんとの共同の作品ですね。 (悠々)
2006-01-03 20:59:52
賢娘も愚娘も使わないで、素直に、娘、あるいは、私の娘とお書きになれば良いのでは?私は娘が、とか多賀子が、とか書いています。今のご時世、愚、と謙ったりすると、まともにそのまま受け取る人もいますから、娘さんも嫌がると思いますよ。

生け花、正月用と言うことで、端正なフォルムで豪華な感じもでています。良いですね!

お父上様のカメラワーク、ライティングも自然光を生かして明暗の対比が面白いです。私はフラッシュは成る可く使いたくない人なので自然光が好ましいです。

生け花も作品だから、松の頭が切れたのは残念です。

娘さんからクレームつかなかったですか?
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世間並「親バカ」の小笑失態?・・・ (エセ男爵)
2006-01-04 00:21:21
過去、極力「家庭の匂い」または「日常生活感」の表現から避けて通ってきた小生、'my daughter'の日本語翻訳?いささか難しすぎました。となれば最初から、何処の誰が「活花」を活けたか?などに触れなければ宜しいものを・・・

どどのつまり、文字にて表現すべきは小生をして「愚父」なり。はたまた最適な熟語は「なみなみならぬ親バカ」と表さねばならなくなりました。

悠先輩の適切なアドヴァイスにより、未だ悟りの心境に程遠く試行錯誤の鈍足迷走を続ける「我が身」を振り返る。そんな機会を与えていただきましたこと、感謝いたします。ありがとうございます。

また「活花」のご感想を頂き、たいへんありがとうございます。明日?の仕事始めには、いずれこの記事、娘は一読するでしょう。この悠先輩とのコメントのやりとり、目を通してくれればいいのですが・・・

小生のカメラワークについて。

すでに4年前の安物デジカメにて、(言い訳ですが)アイファインダーがついておりません。画面をにらんでの撮影は、いつも水平線が傾き、画角の切れ目に何が入っているか?なかなか確認し辛く、いつもシャッターを切るのにホトホト苦労します。

さて、

極力画角内に入れようと思った松の頭、すこし(約5cm)引いて撮影すれば入ったのです。(活花の作品を記録撮影する意図ならば、必ずそうすべきでしょう)が、そうすることにより、採光のバランスが極端に変わる・・・

しかし、作者は、決して文句は言わんでしょう。

なぜなら、いつも「自分の作品記録のため、かならず写真は撮っておけ!」といっているのは小生でして、

作者曰く、

「一度自分の創ったものは、出来上がった瞬間、もう、忘れてよいもの・・・」

こちら、

「なぜか?」

と、その理解に苦しみ、

その理由を本人に聞けば、

「また次の機会に、もっと良いモノを創ればそれでよいのだから・・・」

などと、悟ったようなことを云っています・・・

〆て、

未熟者の小生には、迷い想う芯にストレートに触れていただきました事、たいへんありがとうございます。
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