何でも発言

作っては破壊される世の中、世の為人の為の人生より自分が一番好きな事をやるのが一番では?(笑) 

マルチ商法で騙された方が悪い Part3

2010-09-06 12:01:06 | マルチ商法

やっと知人から本当は何をやっていたのか聞きだした。
やっぱりNu Skin。名刺が2つあり、NuSkinのロゴ入りの方も見せてくれた。代理店代表。。。 

やめたほうがいい」と言ったら、僕はこれで食べているし、皆を幸せにしてよい事をしているのにやめる必要が無いと。。

ほんと信じるものは救われる。。。だよね。
彼が言うには私が思うマルチ商法はやってないと。 こんなに信じきっているからマルチやってないか。。。

それでも、間違った情報、正しくない情報を流して売るのは良くないと言っても、私はちゃんと理解していないと。。。 お互い一歩も譲らない。。。彼には2歳半の娘がいるんだけど、娘にもマルチビタミンを飲ませているって。 「それはやめたほうがいい」と言っても、「僕は娘にもよいものを与えている自信がある」と言う。。。

まいったなぁ。。。

彼が使った説明
その1

マクガバンレポートに『病気の原因は人間に必要な栄養素が食事から取りきれない』と書いてあると。 
彼が日本語訳を読んだというけど、説明していた内容がそっくりなサイトを見つけた。 http://www.emukei.com/makubabann.html (←英語の内容とだいぶ違う。 「食品における栄養素の減少」。。。どこに書いてる?と聞きたいねぇ

マクガバン(George McGovern)は1977年代、『アメリカの死因となっている病気の根本的原因は食生活の乱れからこれが正しい。 改善する為に国民に政府主導でガイドライン作成をし、彼らが自ら正しい食生活を導きだすガイドラインを作成したんだよね。 
Report(公聴会で使われたメッセージ:100%信頼できるサイトか判断はお任せ)
http://zerodisease.com/archive/Dietary_Goals_For_The_United_States.pdf

1980年ガイドライン(これは政府(.gov)のサイトだから信頼できる)
http://www.health.gov/dietaryguidelines/1980thin.pdf

レポートは指針によって目指す7つのポイントをあげている。
1.野菜果物と穀物摂取の増加
2.動物肉摂取を抑え、鳥や魚を増加
3.高脂肪、多価不飽和脂肪酸の減少
4.生乳よりも低脂肪の選択
5.高コレステロールの減少
6.糖類の減少
7.塩分の減少

(昔から進化して、今の食生活指針はピラミッド型のバランスを推進。)

1977年に必要性を訴え、その資金を確保。 1980年にその目標としていたガイドラインが完成しているので、1977年公聴会時点で3000人ものスタッフと5000ページにもなる「もの」ができてたとNuSkinが言うのは信頼できない。 

その2
Nu Skinの製品はオリンピック委員会でも奨励されていると。
Nu Skinはオリンピックのスポンサーだったし、オリンピック委員会がNu SkinのサプリをにRecommendationできるわけがない。 (英語サイトではNuSkin側はサプリメントメーカー側に対して産業のダメージを懸念してドーピングでくれぐれも引っかからないよう注意しているメッセージはあった。)

その3
有名なレスターパッカー博士も推奨していると。
Leaster PackerPharmanexの役員。 つまりNu Skinの子会社の役員だ。 その役員を名乗らず大学教授と名乗り自分の開発したサプリを。。。ゆがんでいるとしか思えない。。。
http://investing.businessweek.com/research/stocks/private/people.asp?privcapId=32936

その4
日本に輸入される時に全て検査に合格していると。
輸入許可書が必要だけど、検査しているのか確認できず。。。

サプリなんてどこも似てたようなもの。 皆いっぱい買って経済効果に貢献してください。 

でもさ、子供に与えるのはだよ。。。そう思うなぁ。。。

追加:第二四半期の財務諸表から
http://www.nasdaq.com/asp/ExtendFund.asp?selected=NUS&symbol=NUS
セクション別http://www.nuskin.com/content/dam/nse/images/mediaCenter/Q2%202010%20Earnings%20Release%20FINAL%20(2).pdf

Americas 124.8  17%
Europe 73.0  10%
North Asia 334.9  45% 
Greater China 138.3  18%
South Asia/Pacific 81.2  

 11%

アジアでの売上が約75%。 四分の三。 
約50カ国に展開してしているわりに、日本と韓国から約半分稼ぎ出している。
原価は売上の18%。 Selling Exp40%とられても手元に40%あるからすごいねぇ。

その他資産が随分大きいことと自己株式保有の割合、未実現損益の数字が気になるくらいかな。。。 

ま、株価もこの1年で過去にない上昇。。。圧倒されます。。。

コメント
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