Belleの着物生活

いつもはジーンズ、時々きもの。
Belle(ベル)きものサロンの着付師が
日常をお伝えします。

芸者さん(もどき?)の着つけ

2013-12-22 | 日記
所属している財団法人民族衣裳文化普及協会に、着つけのお勉強に行ってきました。
本日のお題は「芸者の着つけ」でございます


これからお座敷・・・ではありません(笑)。
授業では、3人一組になって着つけをし合いました。私はもう一人の方と、写真の中央に写っている方に着つけをさせていただきました。結構良い感じです。

指導していただいた武田総委員長先生の高い技術や深い知識を、少しでも多く吸収したいと真剣に聞いて参りましたよ
芸者さんの着つけといっても、基本は同じ。基礎ができていないとうまく行きません。まだまだ勉強することはたくさんあると、あらためて痛感しました。


後ろ姿も色っぽいですねえ。
この中央の方、実は小学生のお孫さんもいらっしゃる年齢。これで白くお化粧をしたら、完全に歳はわかりません。まさに芸者マジックです。

モデルは交代ですから、私も芸者姿になったわけですが、これが予想通り似合わないのなんのって。とても写真に撮れるようなもんじゃあございません。
まず顔がぼんやりしていて色気なし、身体は贅肉がなさすぎてますます色気なし(涙)。芸者さんは少しお肉がぽってりついているくらいが、ちょうどいいんですねえ。

私が実際に芸者さんを着つけることは将来もないでしょうが、実際の着つけをする上でも参考になることが多いですね。例えば「粋な感じに着せてほしい」というお客様のご希望があった場合には、ほんの少し、芸者の着つけを取り入れて色っぽくすればいいのです。逆に、清楚な振袖や山の手の奥様風の着つけの場合には、芸者着つけを極力避ければ大丈夫

というわけで、私が習う方の授業は年内これで終わり。自宅での教室はまだ来週残っていますが、いよいよ年末が近づいてきました。
まだ年賀状書いてない!掃除なんにもしてない!!いやあ、困った・・・
コメント
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