Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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いつも完全でなくともよい

2009-09-13 00:26:50 | 産業カウンセリングのこと
今日と明日は、「認知行動療法」の講座にて学習しております。

仕事の中で、断片的に扱うことはあるのですが、もっと概要を知り、学びを深めるために、機会を待っておりました。

何せ産業カウンセラーにとっては、効果の面から言って、確実に押さえておくべき内容。前回は定員オーバーでしたので、待ちに待っておりました。



ベックの「認知療法」とアルバート・エリスの「論理情動行動療法」を中心に。

ビデオあり、ツールあり、ロールプレイありであっという間の1日目です。

最近は、大なり小なりうつ症状を呈する人は確実に増えていて、書店では、いろんな癒しの本が並んでいますね。

手にとって、パラパラって見ていると、だいたいこの2つの心理療法のエッセンスや東洋思想が元になっているんだろうなぁという本が多いです。

エリスの療法では、「~でなければならない」「~であるべきだ」という信念は、現実に対応できない場合は、非合理な信念(イラショナルビリーフ)と言われており、

「~であるにこしたことはないけど、~であったらいいなと思うけど○○でもいっかなーー」ぐらいの合理的な信念(ラショラルビリーフ)に修正することをおススメしているのです。

「なんてヒドイ、耐えられない」なんて考え方も「不都合だけど、誰にでもある、そんな時もある」ぐらいに修正することが楽に生きる上でできたらよいですよね。

お金のように数値化できるものは、多い少ないの比較が可能だし、どれだけあれば幸せかなんて誰にもわからない分、豊かさを経験した私たちが、付きまとう不安を解消するには欲求が過多になりがち。

「完全な安心」なんてあんのかなぁ?(そりゃ役割として提供しないといけない「完全」はあるよ・・・)
今は自分だけでなく、大半の人にとっては厳しい時代だ
今は、守り、種蒔きの時期と思って、好転するのを待とう
探せば、何とか切り抜ける方法はあるだろう

ぐらいの構えが、悪質な預託・投資話の被害者が後を絶たないわが国の国民には必要なような気がします。
あと、厳しい雇用の状況に直面し、つらいと思うけど自暴自棄にならない為にも必要な考えと思います。

現実を冷静に行動で乗り切ること・・・

大事なのは、子供のように大騒ぎせず、感情に流されすぎることなく、現実に対応することだと思う。

とは言え、渦中にいる時は、なかなか現実に対応しづらいもの

私だって、

個人的には、親から「完全であれ」のメッセージをもらっているので、「完全でなければ意味ないーー」って考える傾向があることを知っているのですが、

うまくいっている時はいいけど、苦しみが続く時は、「今のままでも十分なんじゃないん?」「他の人よりはできているんじゃないの?」ぐらいの自分への許しのメッセージが必要だなと思います。

最も、私を苦しめるのは「他人を喜ばせろ」のメッセージ(笑)

「みんなを喜ばせることなんてそもそもできるの?」「1人や2人ぐらいは相性が合わない人っているやろ?」ぐらいのメッセージで息苦しさから脱出。

今、自分の頭に浮かんでいる考えが、現実に対応できる考え方なのか客観的に考えることが大事。

やっぱり、自我・成人(A)を鍛え続けるることやなぁ・・・

現実対応できるよう、客観的に考えた上で、ポジティブな考えができたらいいなぁと思う夜です。

未完成のまま走りつづけ、追いかけたい・・・自分だけの勝ち負けのない勝利(幸せ)



たまによろしくお願いします。

コメント (2)
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