Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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収拾がつかない感謝

2009-12-06 00:12:18 | 仕事のひとこま
先々週、愛用のペンケースを紛失しました。
置き忘れの可能性のある場所はすべて問い合わせをしましたが、見つかりませんでした。

自宅の中でテレビのリモコンが見つからない私です。
ペンケースもひょっこり出てくるのではないかと思いましたが、見つからないまま週末を迎えました。

中には、筆記具の他に、決して紛失してはいけない記録媒体と印鑑が入っており、情報流失と悪用を想像すると、関係者に合わせる顔がなく、情報に部分的にロックをかけてはいたものの、自責の日々を過ごしていました。

ところが、数日後、奇跡的に拾得者と思しき方からメールが来ました。
先々週、出張で行った先の大阪の方でした。

拾ってくださったのは、JR大阪駅の券売機の前。

不信感よりすがる思いで、何とかやり取りを続ける中で、私のものであると断定された時、私は、泣いていました・・・。

これ以上泣いたら、翌日の研修、目腫れるから、涙、止まってよ、マジで。

この方が、東京にお越しになることを知り、直接お会いして受け取ることになりました。
お礼をしたかったのですが、メールの中で、「絶対にお礼などしないで下さい。」とあり、どうしたものかと思い、取り急ぎ、筆を取り、礼状を書きました。

結語は、語りつくせない思いを表す「不一」

こんな時に使うことになろうとは思いもしませんでした。

「失せモノが無事に持ち主のところに届くことは気持ちの良いこと」
「そのような快さを味あわせていただきお礼を申し上げたいくらいです」

この文章を見た時、年長の寛容な紳士であることを確信し、見ず知らずの方と、言葉を選びながらメールでやり取りをしていた緊張感がようやく緩みました。

今日、仕事の後、東京駅のホームでお会いした紳士は、目元が優しい、柔和な表情の大学の教官の方でした。

お礼状だけお渡しして、一旦、別れたものの別れがたく、再度お声がけをして、一緒にお食事をさせていただきました。

お互いの仕事のこと、日本の未来のこと、世界共通語としての英語について、豊かな教養に溢れた分かち合いの時間です。

それにしても、私はツイている・・・

こんな奇跡的なことが起きていいのか?

拾得物は届けても、書類の記入などなんだので、手間がかかるし、ペンケースなんて、警察や鉄道会社が真剣に探してくれるものでもなかろうに。

どんだけツイてんのやろうか・・・ワタクシ。

金品に換えられない厚意への報いは、同じように困った人に出会った人には、この紳士が私にしてくれたように心を尽くすことだと思っています。

この年になっても、不注意を助けてくれる人生の先輩がいます。
そうやって、支えていただきながら、私も誰かを支えていきます。

尽きることのない感謝の気持ちに収拾がつかない夜です。

不一

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コメント (8)
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