Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

北京五輪への願い

2008-08-08 23:58:44 | 他愛もないこと
「号泣週間」の幕開けです・・・・

開会式は何事もなく進行し、何よりでございます。

孔子の言葉

「朋(とも)あり遠方より来る また楽しからずや」

の言葉にはじまり、中国の歴史を感じさせる重みと躍動が、近代的な演出とともに表現されていました。

それにしても、大きな国は違うなぁって感じのスケールです。
こんなにたくさんの人がどんだけ練習したんでしょうか?

ここに至るまでは、色々ありましたけど、自国で五輪が開催されることを喜んでいる様子が伝わります。

そっかぁ・・・「開催おめでとうございます」って開催側からの挨拶ありましたけど、本来はそういう共感が必要なんだろうなぁ。

日本だって東京オリンピックの頃って、国としての成長を世界に認められ、

五輪を開催するにふさわしいと選ばれたことを誇らしく、うれしかったんだろうなぁと思います。

表現の仕方は違い、時にそれは、歴史の中で育ってきた国民感情の表出に激しさを伴うこともあり、それには誤解の可能性だってあるかもしれない。

私は、ここで、そのことを無責任に語るわけにはいかないし、過去と今の「負」の部分にだけ目を向けて「あーだ、こーだ」と言ってもしょうがない。

むしろ日本も東京五輪の開催後、本格的に国際化の道のりを歩んだのと同じように中国だって同じ道を進むことを選べ、

日本が当時の先輩であった先進国から多くのことを学んで、世界のルールやマナーを知り、成長を遂げて、今がありましょう。

話は変わりますが、

福原愛選手や北島康介選手は、中国で愛され、英雄として扱われている日本人選手だと、先日テレビで放映されていました。

その放送の中で、「国と国の感情よりも、個人と個人の関係なんだろうね」といったニュアンスのコメントがありました。

確かに、そうかもしれん・・・

四川の大地震の時に、救出したがすでに息絶えた人に、日本の自衛隊員が黙祷を捧げたことに、中国はその行いに敬意を払ったと言います。

ビジネスの現場では彼らと事を進めていくのは真に大変なことであり、リスクも多いと言いますが、

実際に1人の個人としてそのような場面に遭遇していない私にはこの国を声高に批判する理由は特段ありません。

闇の社会で、一部の日本人だってアジアで人身売買のような、生きる尊厳を侵害するような卑劣な行いをしているじゃないかって言われたらどう反論できるのか?

1人の個人が、歪んだ認知で対立の感情に苛まれても、その後に残るものっていつも決まりきった嫌な感情のように思います。

そんな感情に浸るより、中国の偉人から、普遍的な生き方を学び、手本や教訓を得た方が有意義だし。

そして

どうか、中国にやってきた朋である各国のすばらしい選手の「心」「技」「体」も、中国の皆さん、心から讃えててください。

どうか、決して国のためだけでなく、自分の為、大切な人の為に戦っている個人を、私たちの代わりに近いところで応援してください。

どうか、このまま何事もなく選手が、後悔なく、そして安全に競技に集中できることを願っています。

そして、誇りに溢れた中国選手の健闘を祈ります。
どうか、すばらしい開会式に続き、中国での五輪が大成功に終わりますように。

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