金沢は和菓子天国です。
電車に乗る前には、お菓子のおみやげを買うのに迷ってしまいます。しかし、能登のおみやげはちょっと微妙・・・
能登みやげと言うと、有名なのが「ひっぱり餅」という個装された、柔らかくて、のびーるお餅。悪くないのですが、食べにくいのと目新しさに乏しいので、いただくことはあっても買ったことはまだないです。
逆に、憧れは輪島の「丸柚餅子(ゆべし)」です。これは柚子をくりぬいた中にお餅を入れて蒸して、寝かせて4ヶ月かけてできる極上スイーツ(1つ1500円~ぐらい)です。学生の時、母へのおみやげに勇気を出して買って帰った記憶があります。
私の中でのゆべしはこういうモノだと思っていたので、セロファンで個装されている「胡麻ゆべし」とか「くるみゆべし」を見た時、「えっ、ゆずはどこ?」とすっとぼけたことぬかしてしまったことがあります。
写真のお饅頭は、田鶴浜の「竹内のみそまんじゅう」と金沢の「中田屋のきんつば」です。田鶴浜という地名はかなりマイナーなんでご存知ないと思いますが、好き嫌いはあれど日本の名旅館:加賀屋を有する和倉温泉の近くだというイメージでよいかと。
このみそまんじゅうは皮の薄くてほんのりとみその塩味がして、中の白餡にもみそが入っていて、なんとも滋味豊かな味わいなんですよね。へんな温泉饅頭を買うより、断然おススメです。
また、金沢できんつばと言えば、中田屋です。小さい頃から慣れ親しんだ味です。少々小ぶりで、ナチュラルで上品な甘さにほっとするんですよね。金沢でひがし茶屋街を訪れた方は、ぜひお店ものぞいてみてくださいませ。
今回は乗車までの時間があまりなくて、最小限の買い物になってしまいましたが、久しぶりに自分へのおみやげとして、楽しみました。
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