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いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

タムナ Love the Island 20

2012年06月02日 | タムナ
確かにしっかり描きたいのかもしれないけど、
もうこれ以上耐えられないよ!

空気が重過ぎる~。
な、なごむシーンはありませんか……。
もちろんハッピーエンドになるんだよね?!

《あらすじ》

鉛銀分離法を成功させたソリン商団は、
いよいよ東インド会社との取引を開始する。
密かに済州(タムナ)に建設した港に、大量の武器を買い付ける手はずだ。
島を統治下に置き、租借地として外国に貸付け、
商団は貿易の独占権を得るという。
しかし本当の目的は、その先。
外国の力を借りて、現王権を倒すことだった。

ウィリアムとボジンが一緒にいるところを目撃し、
驚愕するパク・キュ。
ボジンに嘘をつかれたことが、信じられない。
一方ボジンは、やっと自分の本当の気持ちに気が付いていた。

ヤンから情報を得たパク・キュは、なんとしてもソリンをとめるために
世子から印を受け、商団の一斉摘発に乗り出す。
しかし、事前に脱出させたはずのボジンは、商団に捕らえられていた。

ボジンの命を助けるために、ウィリアムは王の前で、虚偽の証言をする。
自分は、世子とパク・キュが手を組んだクーデターのためのスパイであった、と。
それを信じた王は、ふたりを捕らえ、ソリンを解き放つ。
「無能な王に従うなど愚の骨頂だ」
ふたりは処刑され、
ソリン商団のたくらみが成功してしまうのか?

ヤンに助け出されたボジンは、なんとかふたりを救おうとするのだが……。

(つづく)

ウィリアム……、キヤンダリ……、
ふたりは、ふたりは本当にボジンを愛していて……、
やっぱり不思議な友情で結ばれていて……、

なんて泣くかぁぁぁぁぁぁ!(怒)

見終わった直後はそんなおセンチな気分だったけど、
半日も考えてたらアホらしなったわ!

大の男が雁首そろえて
「君と出会えて幸せだったよ。来世でも、会えるかな……」
「縁と言う言葉があってな……」
なんて泣きながら話しとる場合かっ!
これだからぼんぼん育ちはっ!

なんとか助かる方法を考えんか!

ヤーーーーン!なんとかしてっ!

ヤンの秘密も少しわかったね。
お父さんが日本に連れていかれた陶工だったんだ。
祖国を捨て、良い暮らしのために敵国にくだった父を許せず、
かといって戻ればでしかない朝鮮に帰ることもできず、
自分も同じようなジレンマを抱えて、世界をさすらう商人になったのね。

本名キム・ユン 和名 カワムラ シュンだそうですが、惜しい!
この時代、こんなちゃんとした苗字の日本名なんか名乗れないでしょう、普通。
すごく今っぽい名前だし、ちょっと違和感あるね、
悪くないシーンだったのにガクッと来たぞ。

そのヤンも、祖国への愛情は捨てきれなかったわけで、
パク・キュに何かと情報を与えてやります。
そしてボジン。
ウィリアムとボジン、これまで孤独に生きてきた(はず!)の
ヤンにとっては、妙になついてくる不思議なやつらだったでしょうが、
彼らの素直さがいつの間にか好きになっていたんでしょうね。
パク・キュは唯一、自分と対等に話せるくらい頭良くて、
背中を預けて戦えるくらい信頼できる男だったし。
友達だよねって言ってもらって、嬉しそうなヤンを見てほっとしました。

これまでウィリアムの恋心を小ばかにしていたヤンですが、
「ボジンを無事にタムナに帰してやって」
と頼むウィリアムに驚いてこの表情。



相手の本当のしあわせに思い及ぶようになったウィリアムに、
男としての成長を見たのではないでしょーか。
いつものキリキリした表情とは違い、無防備。
なんか素顔が見られたみたいで嬉しかったです。

ヤンの素性を調べたキヤンダリ。
自分のアイデンティティーを確立できずに、
朝鮮も日本も捨てて、商人として生きてきたヤン。
キヤンダリは、ヤンのことを、はっきりと朝鮮人だと言い切ります。
祖国を捨てられるのか、と。
ヤンは嬉しかったんじゃないかと思うの。

ほんとにほんとにみんなのことお願いね、ヤン。

さてボジンですが、
ほんとーになんでウィリアムが生きていること、伝えなかったんでしょーね。
いつでも言うチャンスはあったのに……。
やはりウィリアムに口止めされてたのが大きいのでしょうか?
秘密倉庫のことはしゃべっちゃったのにねぇ。

手入れの空振りの時、
「キヤンダリは私を嘘吐きっておもったろうな……」と
落ち込んでいたボジンでしたが、そこで気が付かないと。
ウィリアムのこと言ってないって。
もう、キヤンダリ、すっごくすっごくショックを受けていますよ。

「おまえが私に嘘を?」



ぐあぁぁぁぁぁ、どうしようもなくせつなくて
キヤンダリの心の中が嵐のようにぐるぐる渦巻いているのが
目に見えるようなすごくいいシーンだ……。

殺したはずの自分が生きていて、残念か?と意地悪いうウィリアム。
そんなんじゃない、キヤンダリはあんたを助けようとしたんだと、
パク・キュをかばうボジン。
しかし、決してうなずこうとしないパク・キュ。

確かにウィリアムを助けようと必死になったはずのキヤンダリ。
しかし、この時、ボジンの嘘、自分のみっともなさ、
裏切られた思いがないまぜになって、
ウィリアムの生還を心から喜ぶことのできないキヤンダリ、
ではないでしょうか?
ウィリアムが死んだと思っていたからこそ、
心から懺悔し、申し訳ないと思っていたけれど、
いざ彼が生きていてボジンと仲むつまじくいるのを目撃した途端、
沸き起こる嫉妬や、汚い感情を、
彼自身も持て余しているのではないかと思います。

いいんだ!それでいいんだよ、キヤンダリ。
人を好きになるって、きれいごとだけじゃすまないんだよー!
でもウィリアム生きててほっとしたでしょ?
生きてるからこそ、彼を憎むこともできるでしょ?

ボジンは、厳密には嘘ついたわけじゃないですけども。
言わなかっただけで。
あれかな、ウィリアムが死んだとわかってた上で、
自分にキスしたのをすごく怒っていたので、言うきっかけを失ってたのかな。

キヤンダリの目からこぼれ落ちる涙。
みなさんは、突然涙が吹き出るという経験したことあります?
まんがみたいに、ぶわって出るの。
鼻がつーんとするヒマもないですから、ああいう時。
キヤンダリの場合、ぶわって感じには見えないけど、
自分では意図してない涙、って感じするよね。
不思議だけど、泣くとき、鼻水出る涙と出ない涙とあるでしょ。
ボジンを、陶工の家から送り出したときの涙は、鼻水出る涙だったと思う。
今回は出ない涙だと思うな~。

キヤンダリが「私に触るな!」なんて言うとは……。
これでボジンもはっきりと、自分の好きな人は誰か、気が付くんだね。
別れ際のウィリアムのキスはおでこ。
すでに彼も、ボジンの心が自分にはないと気付いていたのだね。
パク・キュの様子を見て、本来は心優しいウィリアムは、
彼が自分を殺そうとしたわけじゃないって、少し思ったかもね。
みんな、本当は誰も傷つけたくないんだけど、そうなっちゃったんだねぇ。

ボジンは子どもだったけど、少し大人になったと思う。
自分の恋心を、母親には秘密だと言えるくらいには大人になった。
ひざに甘えるくらいには、まだ子どもだけど。

今度こそパク・キュを殺す、という計画を耳にして、
ボジンはキヤンダリに知らせなくては!と彼に会いに行く。
それさえしなければ、クップンと一緒に無事に逃げられたのにね。
しかし、前回もパク・キュに危険を知らせようとして
結果的にウィリアムを大変な目にあわせてしまい、
今回も同じように、ふたりを危機に陥れてしまうとは。
とほほ。

ソリンは悪い女だねー。
最初は世子とパク・キュの反応によっては、
取り込んでやろうと思っていたのだが、あてがはずれたので、
スケープゴートにしたわけだ。
しかし女の浅知恵ではないかね。
商団が、いくら経済的な力を持っていても、
諸外国の軍事力や政治力に商人たちが勝てるものか。
自分が国を乗っ取ったと思っても、いずれは追い落とされるだろうに。
それとも、この国が滅びてしまえばいい!くらいに考えているのかな?

牢獄で、すべて自分が悪いのだ……とつぶやくパク・キュ。
う~ん、わからないよ。
何が悪かったの?ボジンを好きになったこと?
自分の手元に置こうとしたこと?
ウィリアムのこと、一瞬でも恋敵として憎んだこと?

次はとうとう最終回。
絶対、絶対ハッピーエンドだって信じているからね!
ほんとに何度も頼んで悪いけど、お願いだからね!ヤン!




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