4年前に中断していた「ミセン」の視聴を再開することにしました。
いつの間にか、ネットフリックスに上がっていたんですね。
日本でも、リメイクされたこのドラマ。
グレ君がかわいすぎるし、恋愛問題もなさそうなので楽しく観られそうです。
試合に勝って勝負に負ける?
会社って、一筋縄ではいかないものなんですね……。
【あらすじ】
パク課長の不正をただした営業3課は、社内で微妙な立場に置かれることになりました。
彼らのやったことはもちろん正しいことだったのですが、
「穏便にすませることはできなかったのか?」という声も出ていたのです。
こうした不正を見逃してしまった上司にも、責任は及びます。
入社当時からオ課長をかわいがり、ともに働いてきた部長も子会社へ出向することになってしまいました。
部長本人がみなに感謝をしつつ、潔く職場を去ったのが救いです。
オ課長は、去っていく部長の後ろ姿に深々と頭を下げました。
パク課長は、専務派の人間でした。
そのため、営業3課は直々に社長の訪問を受け、早々とオ課長の次長昇進が決まりました。
それでも、社員の視線が3課のメンバーに刺さります。
「正しいことをしたんだ。それは忘れるな」
オ課長は、キム代理とグレ君をはげますのでした。
パク課長の後釜として、かつて3課で働いたことのあるチョン課長が配属されました。
かわいがってもらったキム代理は、また一緒に働けることが嬉しそうです。
でも、初対面のとき、グレ君はちょっとした警戒心を持ちました。
その勘は当たっていました。
チョン課長は、見た目ほどソフトな人ではなく、今度の人事も歓迎してはいなかったのです。
彼は、微妙なパワーバランスを考慮して3課に送り込まれました。
新規配属されても、3課のなかで浮かない、周囲に(スパイなのでは?)などの勘繰りを呼ばない、
そしてメンバーともそこそこうまくやれる人物……。
「友達同士じゃないぞ!ここは会社なんだ!3年前の楽しい時代は忘れろ」
別室に呼ばれ、強く叱責されたキム代理は、悲しくなってしまいました。
ただ、グレの髪型を注意したチョン課長に軽口をきいただけだったのに……。
その空気を感じ取ったのは、オ次長です。
「チョン課長!会社に来たなら仕事をしろよ」
フロア中に響き渡るような大声で、次長は課長に声をかけました。
「人がなぜゲーム中毒になるかわかるか?
ゲームをするからだ」
オ次長は、チョン課長を誘って久しぶりにチームで飲むことにしました。
気楽なお店でチーズタッカルビをつつき、軽口を言い合います。
社内のパワーバランス?派閥?出世競争?
どれもこれも、本当の仕事とは言えません。
仲間として、腹を割って、いっしょに同じ目標に向かって仕事をする。
それがチームだ、とオ次長は言いたいのかもしれません。
チョン課長は、久しぶりに楽しいお酒を飲みました。
家に帰って、息抜きの追いビールを飲む必要がないくらいでした。
グレ君の同期たちも、がんばっています。
チャン・ベッキは、カン代理に出された宿題を一生懸命解いています。
報告書を簡潔に書くための練習問題です。
忙しい仕事の合間に真剣に取り組みました。
そしておそるおそる提出した文章は、たった1文字訂正されただけで、
OKをもらえました。
チャン・ベッキは、自分の口元がゆるむのを抑えられませんでした。
ハ代理にずっといじめられていたアンさんは、
堪能なロシア語を活かした仕事を任されます。
ハン君が、そこらじゅうでアンさんの活躍とハ代理の悪口を
言いふらしているので、ハ代理も気がとがめたのです。
そもそも、アンさんが仕事のできる子だということはわかっていましたから。
しかも、ハ代理は、アンさんに雑用を押し付ける課長たちを怒ってくれたのです。
アンさんの努力は、やっと認められたのでした。
かわいそうなのはハン君です。
相変わらず、ソン代理は自分の仕事を押し付けてきます。
しかも、せっかく同期(チャン・ベッキ除く)で飲んでいるのに呼び出され、
わけのわからない話を聞かされて、飲み代まで押しつけられたのです。
ハン君は行き場のない怒りで爆発しそうになっています。
さて、社内は次年度事業の立案でおおわらわです。
各課は、お互いに協力して事業を進めるために、事前に計画を立て、
すり合わせをしなくてはなりません。
しかし、グレ君のいる営業3課はめぼしい事業が見つかりません。
先輩たちが頭を抱えるなか、グレ君は言いました。
「パク課長のヨルダン事業を再開しては?」
グレ君の爆弾発言に、メンバーは沈黙しました。
これは禁じ手です。
しかし、グレ君は囲碁の師匠の教えを思い出していたのです。
前例にとらわれていては、名人にはなれないのです。
不正が明らかになり、中断していたパク課長のヨルダン事業を引き継ぐ。
確かに、不正の問題さえなければ、利益を生み出すことは確実だった事業です。
しかし、濡れ手で粟の案件を、不正を告発した当の営業3課が担当すれば、
社内でますます孤立してしまうでしょう。
「利益以外の大義がいる」
迷うオ次長は、グレ君に提案の理由を問いただします。
「このままでは、侮辱されたままです」
会社のシステムを悪用して、私腹を肥やしたパク課長。
これは、自分たちの仕事を、会社を、侮辱されたも同然です。
グレ君の提案理由に、オ次長も納得しました。
「いいぞ、新人らしい。総合商社の新人らしい発想だ。それでこそ商社マンだ」
営業3課は、次年度事業にヨルダンの携帯事業を採択することになりそうです。
つづく
祝・再開!
なんて、自分が勝手に視聴をやめてただけなんですけど、
久しぶりに続きを観たくなってしまいました。
こんなとき、自分勝手に書いていたブログが残っていると便利ですね。
第1局から10局までの記事を読み返し、続きを観ています。
相変わらず、グレ君がかわいい~。
アンさんの「社会の窓が開いてるよ」というからかいに
何度もひっかかるグレ君がかわいい~。
そんなに自分の手順に自信がないのか、
アンさんの演技が上手すぎるのか。
そして今回も男前なオ課長あらためオ次長です。
名作ドラマ「白い巨頭」でも描かれた院内政治、
(観てないけど)社会人に大人気だった「半澤直樹」の社内政治、
いずれも本業とは別に繰り広げられるパワーゲームが見どころなのですが、
オ次長はそんなくだらないことがお嫌いなんですね。
わたしも嫌いだし、苦手です。
自分の業界でも、よい資質を持ち、仕事に真っ向から向き合う誠実な人たちが、
人間関係に疲れて辞めていく現場をたくさん見てきました。
お互い人間ですから、気の合う人、合わない人はいます。
でも、仕事に向き合う姿勢が同じなら、多少のことは我慢したり、
ゆずりあったりして、目的に向かって協力しあえるはず。
それなのに、権力とか地位とか、本質ではないもののために
自分の能力や時間、心をすり減らしていくなんてもったいなさすぎます。
チョン課長がはやい段階でそれに気づいてくれたのでホッとしました。
かつての仲間ですもん、当然ですよね。よかった。
もちろん、ドラマ制作陣もそれをわかっているので、
恋愛パートなんかに時間を費やさず、商社の仕事をメインに
ドラマをひっぱっていってくれます。
中断していたヨルダン事業、どんな風に進めていくのか楽しみ。
アンさんに「惚れたか?」
チャン・ベッキに「嫉妬か?」
と的確に突っ込み、自分はゆでダコになりながら怒りを我慢するハン君がやっぱり大好きです。
チャン・ベッキの例もあるし、理不尽に見える上司がすべて悪いわけじゃないと
思うんだけど……。
やっぱりハン君の上司はおかしいよねぇ?
でも「全部お前の仕事なの!」は、説明が下手なだけで、
なにかしら貴重な真理なのかもしれない、とも思うし。
こんな一流会社、しかも生き馬の目を抜く商社で働いた経験がないもので、
正直判断がつきませんな。
現役商社マンの人!ぜひなかの人目線で感想ブログ書いてほしいです。
そんな暇ないか……。
あと、気になるのは営業1課のソン・ジヨン次長が進めている事業ですね。
なんか食品の輸出なのかな?
無能そうな上司が「あれ!あれの許諾がいるだろう?」って言って、
「なんなの?不備はないはずよ?」と進めちゃってるアレです。
本気で上司が無能なのか、ソン次長がなにか見落としてて
あとで困ったことになるのか、ちょっと心配。
またもや「ウリ……」って言って、にちゃりと笑っているグレ君の
キモ可愛さを愛でつつ、第12局につづきます。
オ次長に、びよーんってのびたチーズを巻き取ってもらってるのも
子どもすぎてカワイイ。
いつの間にか、ネットフリックスに上がっていたんですね。
日本でも、リメイクされたこのドラマ。
グレ君がかわいすぎるし、恋愛問題もなさそうなので楽しく観られそうです。
試合に勝って勝負に負ける?
会社って、一筋縄ではいかないものなんですね……。
【あらすじ】
パク課長の不正をただした営業3課は、社内で微妙な立場に置かれることになりました。
彼らのやったことはもちろん正しいことだったのですが、
「穏便にすませることはできなかったのか?」という声も出ていたのです。
こうした不正を見逃してしまった上司にも、責任は及びます。
入社当時からオ課長をかわいがり、ともに働いてきた部長も子会社へ出向することになってしまいました。
部長本人がみなに感謝をしつつ、潔く職場を去ったのが救いです。
オ課長は、去っていく部長の後ろ姿に深々と頭を下げました。
パク課長は、専務派の人間でした。
そのため、営業3課は直々に社長の訪問を受け、早々とオ課長の次長昇進が決まりました。
それでも、社員の視線が3課のメンバーに刺さります。
「正しいことをしたんだ。それは忘れるな」
オ課長は、キム代理とグレ君をはげますのでした。
パク課長の後釜として、かつて3課で働いたことのあるチョン課長が配属されました。
かわいがってもらったキム代理は、また一緒に働けることが嬉しそうです。
でも、初対面のとき、グレ君はちょっとした警戒心を持ちました。
その勘は当たっていました。
チョン課長は、見た目ほどソフトな人ではなく、今度の人事も歓迎してはいなかったのです。
彼は、微妙なパワーバランスを考慮して3課に送り込まれました。
新規配属されても、3課のなかで浮かない、周囲に(スパイなのでは?)などの勘繰りを呼ばない、
そしてメンバーともそこそこうまくやれる人物……。
「友達同士じゃないぞ!ここは会社なんだ!3年前の楽しい時代は忘れろ」
別室に呼ばれ、強く叱責されたキム代理は、悲しくなってしまいました。
ただ、グレの髪型を注意したチョン課長に軽口をきいただけだったのに……。
その空気を感じ取ったのは、オ次長です。
「チョン課長!会社に来たなら仕事をしろよ」
フロア中に響き渡るような大声で、次長は課長に声をかけました。
「人がなぜゲーム中毒になるかわかるか?
ゲームをするからだ」
オ次長は、チョン課長を誘って久しぶりにチームで飲むことにしました。
気楽なお店でチーズタッカルビをつつき、軽口を言い合います。
社内のパワーバランス?派閥?出世競争?
どれもこれも、本当の仕事とは言えません。
仲間として、腹を割って、いっしょに同じ目標に向かって仕事をする。
それがチームだ、とオ次長は言いたいのかもしれません。
チョン課長は、久しぶりに楽しいお酒を飲みました。
家に帰って、息抜きの追いビールを飲む必要がないくらいでした。
グレ君の同期たちも、がんばっています。
チャン・ベッキは、カン代理に出された宿題を一生懸命解いています。
報告書を簡潔に書くための練習問題です。
忙しい仕事の合間に真剣に取り組みました。
そしておそるおそる提出した文章は、たった1文字訂正されただけで、
OKをもらえました。
チャン・ベッキは、自分の口元がゆるむのを抑えられませんでした。
ハ代理にずっといじめられていたアンさんは、
堪能なロシア語を活かした仕事を任されます。
ハン君が、そこらじゅうでアンさんの活躍とハ代理の悪口を
言いふらしているので、ハ代理も気がとがめたのです。
そもそも、アンさんが仕事のできる子だということはわかっていましたから。
しかも、ハ代理は、アンさんに雑用を押し付ける課長たちを怒ってくれたのです。
アンさんの努力は、やっと認められたのでした。
かわいそうなのはハン君です。
相変わらず、ソン代理は自分の仕事を押し付けてきます。
しかも、せっかく同期(チャン・ベッキ除く)で飲んでいるのに呼び出され、
わけのわからない話を聞かされて、飲み代まで押しつけられたのです。
ハン君は行き場のない怒りで爆発しそうになっています。
さて、社内は次年度事業の立案でおおわらわです。
各課は、お互いに協力して事業を進めるために、事前に計画を立て、
すり合わせをしなくてはなりません。
しかし、グレ君のいる営業3課はめぼしい事業が見つかりません。
先輩たちが頭を抱えるなか、グレ君は言いました。
「パク課長のヨルダン事業を再開しては?」
グレ君の爆弾発言に、メンバーは沈黙しました。
これは禁じ手です。
しかし、グレ君は囲碁の師匠の教えを思い出していたのです。
前例にとらわれていては、名人にはなれないのです。
不正が明らかになり、中断していたパク課長のヨルダン事業を引き継ぐ。
確かに、不正の問題さえなければ、利益を生み出すことは確実だった事業です。
しかし、濡れ手で粟の案件を、不正を告発した当の営業3課が担当すれば、
社内でますます孤立してしまうでしょう。
「利益以外の大義がいる」
迷うオ次長は、グレ君に提案の理由を問いただします。
「このままでは、侮辱されたままです」
会社のシステムを悪用して、私腹を肥やしたパク課長。
これは、自分たちの仕事を、会社を、侮辱されたも同然です。
グレ君の提案理由に、オ次長も納得しました。
「いいぞ、新人らしい。総合商社の新人らしい発想だ。それでこそ商社マンだ」
営業3課は、次年度事業にヨルダンの携帯事業を採択することになりそうです。
つづく
祝・再開!
なんて、自分が勝手に視聴をやめてただけなんですけど、
久しぶりに続きを観たくなってしまいました。
こんなとき、自分勝手に書いていたブログが残っていると便利ですね。
第1局から10局までの記事を読み返し、続きを観ています。
相変わらず、グレ君がかわいい~。
アンさんの「社会の窓が開いてるよ」というからかいに
何度もひっかかるグレ君がかわいい~。
そんなに自分の手順に自信がないのか、
アンさんの演技が上手すぎるのか。
そして今回も男前なオ課長あらためオ次長です。
名作ドラマ「白い巨頭」でも描かれた院内政治、
(観てないけど)社会人に大人気だった「半澤直樹」の社内政治、
いずれも本業とは別に繰り広げられるパワーゲームが見どころなのですが、
オ次長はそんなくだらないことがお嫌いなんですね。
わたしも嫌いだし、苦手です。
自分の業界でも、よい資質を持ち、仕事に真っ向から向き合う誠実な人たちが、
人間関係に疲れて辞めていく現場をたくさん見てきました。
お互い人間ですから、気の合う人、合わない人はいます。
でも、仕事に向き合う姿勢が同じなら、多少のことは我慢したり、
ゆずりあったりして、目的に向かって協力しあえるはず。
それなのに、権力とか地位とか、本質ではないもののために
自分の能力や時間、心をすり減らしていくなんてもったいなさすぎます。
チョン課長がはやい段階でそれに気づいてくれたのでホッとしました。
かつての仲間ですもん、当然ですよね。よかった。
もちろん、ドラマ制作陣もそれをわかっているので、
恋愛パートなんかに時間を費やさず、商社の仕事をメインに
ドラマをひっぱっていってくれます。
中断していたヨルダン事業、どんな風に進めていくのか楽しみ。
アンさんに「惚れたか?」
チャン・ベッキに「嫉妬か?」
と的確に突っ込み、自分はゆでダコになりながら怒りを我慢するハン君がやっぱり大好きです。
チャン・ベッキの例もあるし、理不尽に見える上司がすべて悪いわけじゃないと
思うんだけど……。
やっぱりハン君の上司はおかしいよねぇ?
でも「全部お前の仕事なの!」は、説明が下手なだけで、
なにかしら貴重な真理なのかもしれない、とも思うし。
こんな一流会社、しかも生き馬の目を抜く商社で働いた経験がないもので、
正直判断がつきませんな。
現役商社マンの人!ぜひなかの人目線で感想ブログ書いてほしいです。
そんな暇ないか……。
あと、気になるのは営業1課のソン・ジヨン次長が進めている事業ですね。
なんか食品の輸出なのかな?
無能そうな上司が「あれ!あれの許諾がいるだろう?」って言って、
「なんなの?不備はないはずよ?」と進めちゃってるアレです。
本気で上司が無能なのか、ソン次長がなにか見落としてて
あとで困ったことになるのか、ちょっと心配。
またもや「ウリ……」って言って、にちゃりと笑っているグレ君の
キモ可愛さを愛でつつ、第12局につづきます。
オ次長に、びよーんってのびたチーズを巻き取ってもらってるのも
子どもすぎてカワイイ。
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