いつの間に、こんなに主人公に惚れてしまったのか……。
物語は終盤ですが、終わりがきてほしくないです。
《あらすじ》
連れ出された瀕死のウィリアムは、奴隷市場でソリン商団に買われる。
世話を任されたボジンは、数奇なめぐり合わせに驚くしかない。
ソリンは、ふたりを英国へ送ってやることを条件に、
ウィリアムを手駒に加えるのだった。
ウィリアムが死んだと思っているパク・キュは、
ボジンにそれを告げることができないまま、
世子と共にソリン商団の裏の顔を探ってゆく。
仕事中に偶然隠し倉庫を見つけてしまったボジン。
黙っているよう、ウィリアムに言い含められ、
不審に思いつつも、彼を信じてうなづいてしまう。
(つづく)
状況が刻々と変化していく過程の17話です。
ウィリアムは、自分を見殺しにしたパク・キュを恨み、
ボジンと国に帰してくれるならなんでもする、とソリンに服従します。
彼なりに、ボジンを守り、自分の命をどうつなぐか考えたのね。
わりとキヤンダリには敵意のないウィリアムでしたが、
さすがに頼みを無視したあの態度や、宣戦布告、
そして自分を助けてくれなかった状況を考えて、
キヤンダリを恋敵と認めたのね。そして憎む、と。
ヤンもウィリアムが死んだと思って、契約書を川に捨てます。
不用意だ!
案の定、ソリンの手のものに拾われて、ヤンの抑止力に使われてしまいそう。
私、ちょっと勘違いしていたようですね。
ヤンは契約書の残りを欲しかったのではなくて、
ウィリアムを連れ戻す由の契約書を交わしており、
残りの成功報酬をしっかりもらうためにウィリアムを必死で脱出させようと
していたのね。お金のためですね。
そしてソリンの過去があきらかに。
前国王、光海君の寵臣であったイ・ギョンサンの娘だったのか!
父はクーデターの折、光海王を屋敷にかくまい、追手の刃に倒れたの。
気位の高い娘でしたが、であった現在の腹心が彼女を連れて逃げたのね。
「靴を貸してくれ」と言った光海君の態度は立派だったわ。
さすが王だわ。ハラバー。
本人は流刑にされ、タムナで生きているけど、
彼をかくまったギョンサンの係累はことごとく殺されてしまったの。
ソリンの目的をただの復讐ではない、と看破するパク・キュ。
タムナ立国を企てた長老を殺し、開港をしぶる領議政をも殺したソリン。
銀の精製法を知るキム・ガルブルの子孫を探し出し、
技術を提供せよと脅しております。
東インド会社から買う武器の支払いに使うつもりなのね。
この人、恋も知らないし、へたすりゃキスさえしたことないんじゃないか。
すべてを復讐と野望に捧げてきたはず。
腹心の彼は、ソリンを心から愛しているだろうけど、
絶対手なんか出せないし、出させないお姫様だと思うわ。
王の娘じゃなかったね。
しかしそんなお高い娘が商売人になるとは……。
元手とかどうしたんだろう?
それぞれの置かれていた状況が、
ウィリアムの死によって、大きく転換しましたが、ボジンは?
ウィリアムが生きていることを知っているボジン。
キヤンダリには教えません。
あのとき、キスをしたとき、ウィリアムが死んだと思っていたキヤンダリ。
ボジンは、後からそれを知って、
一体どういうつもりなの?と思ったろうね。
だから、キヤンダリがウィリアムの死を告げにきた時、
「ウィリアムを見捨てたのは私のため?」ときくんだな。
訳は「私のため?」ですが、「私のせい?」ってニュアンスな気がします。
それには答えずに去っていくキヤンダリ。
それすなわち肯定の返事?
しかしそんなこと聞いてどうするボジン!
聞かずにはいられなかっただろうが、
いまさらそんなこと聞いてどうするんだよ!(怒)
「私を愛しているの?」と聞いているようなものじゃないか!
だいたいなんでキスなんかしたんだよ、キヤンダリ……。
ウィリアムが死んでしまい、しかも自分が見殺しにしたも同然の状況。
そんな状態で、ボジンに会い続けるわけにはいかないから、
最後のつもりで会いにいったんじゃないかな。
そして、自分の感情を抑えきれなかったのかな。
ウィリアムのことを心配して泣きそうになってるボジンを見て、
いとおしいような、壊してやりたいような、気持ちになったのかも。
理屈じゃないんだー!
押入れで口をふさがれたときは、ボジンもキヤンダリも
目を開けていたと思うのよ、最後まで。
でも今回は、ボジン懸命にキヤンダリを叩くけど、
最初から目を閉じてるんだよね。
それってつまりそういうことなのかな。
ふたりの気持ちは本当はすごく近くなっているのかもしれないよね。
それにしても、すごく良いシーンだったわ。
映像的にもとてもきれいだと思うのよ。夜の撮影って難しそうだけど。
ふたりが離れる様子がまたおもむき深いのだ。
離れた後が一番キレイなボジン。
前回言っていたセリフ「なぜ私の前に現われたの!」っていうのは、
現われなければ、あなたに心動かされて、こんなに苦しむこともなかったのに、
ということなんでしょう。
恋って思い通りにいかないね。
怖い顔だけど、意外に親切な倉庫番のおかげで、
秘密に触れてしまうボジン。
危ない目にあわなければいいが……。
そしてヤン!
期待はずれもいいとこじゃないか!
頼むよ~、ウィリアムが利用されそうなんだよ。
ウィリアムは駆け引きとか苦手そうだし、結局お人よしだし心配。
助けてあげてよ~。
物語は終盤ですが、終わりがきてほしくないです。
《あらすじ》
連れ出された瀕死のウィリアムは、奴隷市場でソリン商団に買われる。
世話を任されたボジンは、数奇なめぐり合わせに驚くしかない。
ソリンは、ふたりを英国へ送ってやることを条件に、
ウィリアムを手駒に加えるのだった。
ウィリアムが死んだと思っているパク・キュは、
ボジンにそれを告げることができないまま、
世子と共にソリン商団の裏の顔を探ってゆく。
仕事中に偶然隠し倉庫を見つけてしまったボジン。
黙っているよう、ウィリアムに言い含められ、
不審に思いつつも、彼を信じてうなづいてしまう。
(つづく)
状況が刻々と変化していく過程の17話です。
ウィリアムは、自分を見殺しにしたパク・キュを恨み、
ボジンと国に帰してくれるならなんでもする、とソリンに服従します。
彼なりに、ボジンを守り、自分の命をどうつなぐか考えたのね。
わりとキヤンダリには敵意のないウィリアムでしたが、
さすがに頼みを無視したあの態度や、宣戦布告、
そして自分を助けてくれなかった状況を考えて、
キヤンダリを恋敵と認めたのね。そして憎む、と。
ヤンもウィリアムが死んだと思って、契約書を川に捨てます。
不用意だ!
案の定、ソリンの手のものに拾われて、ヤンの抑止力に使われてしまいそう。
私、ちょっと勘違いしていたようですね。
ヤンは契約書の残りを欲しかったのではなくて、
ウィリアムを連れ戻す由の契約書を交わしており、
残りの成功報酬をしっかりもらうためにウィリアムを必死で脱出させようと
していたのね。お金のためですね。
そしてソリンの過去があきらかに。
前国王、光海君の寵臣であったイ・ギョンサンの娘だったのか!
父はクーデターの折、光海王を屋敷にかくまい、追手の刃に倒れたの。
気位の高い娘でしたが、であった現在の腹心が彼女を連れて逃げたのね。
「靴を貸してくれ」と言った光海君の態度は立派だったわ。
さすが王だわ。ハラバー。
本人は流刑にされ、タムナで生きているけど、
彼をかくまったギョンサンの係累はことごとく殺されてしまったの。
ソリンの目的をただの復讐ではない、と看破するパク・キュ。
タムナ立国を企てた長老を殺し、開港をしぶる領議政をも殺したソリン。
銀の精製法を知るキム・ガルブルの子孫を探し出し、
技術を提供せよと脅しております。
東インド会社から買う武器の支払いに使うつもりなのね。
この人、恋も知らないし、へたすりゃキスさえしたことないんじゃないか。
すべてを復讐と野望に捧げてきたはず。
腹心の彼は、ソリンを心から愛しているだろうけど、
絶対手なんか出せないし、出させないお姫様だと思うわ。
王の娘じゃなかったね。
しかしそんなお高い娘が商売人になるとは……。
元手とかどうしたんだろう?
それぞれの置かれていた状況が、
ウィリアムの死によって、大きく転換しましたが、ボジンは?
ウィリアムが生きていることを知っているボジン。
キヤンダリには教えません。
あのとき、キスをしたとき、ウィリアムが死んだと思っていたキヤンダリ。
ボジンは、後からそれを知って、
一体どういうつもりなの?と思ったろうね。
だから、キヤンダリがウィリアムの死を告げにきた時、
「ウィリアムを見捨てたのは私のため?」ときくんだな。
訳は「私のため?」ですが、「私のせい?」ってニュアンスな気がします。
それには答えずに去っていくキヤンダリ。
それすなわち肯定の返事?
しかしそんなこと聞いてどうするボジン!
聞かずにはいられなかっただろうが、
いまさらそんなこと聞いてどうするんだよ!(怒)
「私を愛しているの?」と聞いているようなものじゃないか!
だいたいなんでキスなんかしたんだよ、キヤンダリ……。
ウィリアムが死んでしまい、しかも自分が見殺しにしたも同然の状況。
そんな状態で、ボジンに会い続けるわけにはいかないから、
最後のつもりで会いにいったんじゃないかな。
そして、自分の感情を抑えきれなかったのかな。
ウィリアムのことを心配して泣きそうになってるボジンを見て、
いとおしいような、壊してやりたいような、気持ちになったのかも。
理屈じゃないんだー!
押入れで口をふさがれたときは、ボジンもキヤンダリも
目を開けていたと思うのよ、最後まで。
でも今回は、ボジン懸命にキヤンダリを叩くけど、
最初から目を閉じてるんだよね。
それってつまりそういうことなのかな。
ふたりの気持ちは本当はすごく近くなっているのかもしれないよね。
それにしても、すごく良いシーンだったわ。
映像的にもとてもきれいだと思うのよ。夜の撮影って難しそうだけど。
ふたりが離れる様子がまたおもむき深いのだ。
離れた後が一番キレイなボジン。
前回言っていたセリフ「なぜ私の前に現われたの!」っていうのは、
現われなければ、あなたに心動かされて、こんなに苦しむこともなかったのに、
ということなんでしょう。
恋って思い通りにいかないね。
怖い顔だけど、意外に親切な倉庫番のおかげで、
秘密に触れてしまうボジン。
危ない目にあわなければいいが……。
そしてヤン!
期待はずれもいいとこじゃないか!
頼むよ~、ウィリアムが利用されそうなんだよ。
ウィリアムは駆け引きとか苦手そうだし、結局お人よしだし心配。
助けてあげてよ~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます