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全日本フィギュアスケート(1)

2005-12-25 03:59:55 | フィギュアスケート
何という結末になってしまったものか。
採点システムにバグがあった、かつ技術役員もそのミスを見逃した。表彰式も終わった後に、優勝者と2位が入れ替わってしまった。
優勝者入れ替わる、前代未聞の事態に 男子フィギュア
フィギュア:得点集計トラブル 連盟側の人為的ミスも
最近証券系のシステムでいろいろと問題が起きたけれども、またしてもコンピュータシステムのバグが原因で前代未聞の不祥事である。今回は百億単位という金銭の損害は出ないけれども、両選手の気持ちを察するにあまりにもいたたまれない事態だ。

筆者はCSの放送を見た。男子フリーは生放送である。とにかく採点に極端に時間がかかる場面が多かった。その前に行われた女子のSPでも、最初の演技者の採点が出るのに10分以上待たされ、同じグループのほかの選手がもう一度ウォームアップまでしなければならなかったという。このような事態に至る前からトラブルは起きていたようだ。ライブで見ていて、こんな夜遅くまでやるのか(最終演技者の演技が終わったのは夜10時半に近い)と不思議に思ったが、これも予定より大幅に遅れたということだった。
マスコミに出ている限りの情報では、採点システムの発注の際に採点規則を明確に伝えなかったことが最大のミスのように思える。これだけ複雑な点数規則をリアルタイムでチェックして、ミスを起こさないなんて、到底常人にできることとは思えない。

女子のSPについては、とてつもなくレベルが上がったものだとこちらは素直に感心した。下手な世界大会を見るよりはよほど面白い。五輪候補選手は全員ノーミス、となれば表現力はやはり荒川と村主が抜きん出ている(浅田真央にミスがあり)。表現力の差でこの2人がリードしたという印象だ。しかし、トップの荒川から6位の安藤まででも8点程度の差であり、一つ大きなミスがあればどうにでも順位が変わる。

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