ドラマやってるのは知ってたんですが見てないでっす。
で、昨日、読んでたらめっちゃ面白かったため酔った勢いで文庫本買ってきて(しょぼい勢いだなおい。)、改めて今日読了。
・・・びーみょう。苦笑
まー、私が主人公に肩入れできないのは私が所謂「国士型官僚」に無駄な暑苦しさを感じてしまうほーりつやのタマゴであるというのはあると思うけど。
元々、いわゆるキャリアになろうと思ったのはあくまで法律が作りたかっただけで、日本をどうしたいというのはあまりない訳で。
・・・言い方が変かも。いろいろな今起きている問題に対処したいというキモチはもちろんある。日本という国はどうあるべきか、も考えないわけではない。色々なことを考えながらベターアンサー模索していくのは本当に好きだ。現実の、理想が見えない世の中で「今、何が必要なのか。これからこの分野はどういう方向性を志すべきか」の答えを探す作業にすごく魅力を感じたわけだ。
そして、その中でツールとしての法律そのものにもすごく魅力を感じていたし、今でもすごく感じている。法律にはどんなものでも、矛盾とか、読みにくいとか、作り損ねたとか、現実と乖離しているとか色々欠点はあるんだけど、それでもなんつーか、1条に理想を掲げつつ、附則で「でもしばらく現状維持OKだよん、えへっ」みたいなところに象徴される、アホみたいな現実路線がホントに好きです。その文言自体もすっごい理想と現実の間をどうやって調整するかみたいなぎりぎりのところまで詰め詰めするし。
で、しかも、それ(そうやって作ったことばたち。)が現実に適用されて世の中に一役買っているというところがすごいなと思うところ。その現場にいるというのは本当に幸せデス。しかも作る側!!
まぁ、おかげで色々と解釈に振り回される日々を送って居るんですけど、でも楽しいからいいや。(笑)
なので、なんかこう、政治的な面(と、経済面)ばっかりに力の入ったこの本は私的にちょっと違う~
あ、でもそういう面好きな人結構多いんですよ、役所の中でも。私がむしろ例外。特に通商産業省→経済産業省は規制も認許可もあまりない分激しいかもしれないな~。最近では消費者法のほうにも傾きつつですが、姿勢として業振興なのでむしろ消費者法は敵側だし。だから消費者庁とかできるんだし。
まぁ、国士型と言われる官僚像ってこうなのねという感じでは面白くはありましたけど、小説だなぁ(当たり前か。)というのはありました。
前の上司(結構上の方の。)にはイデオロギーっちゅーもんが全くなくて、そういう意味で無駄に汗をかく(意見が有力者の言うことによってしょっちゅう変わる。)ことが多かったりしたので、そういう意味ではこういうトップはいいかもとは思いましたが、主人公が上司だったらたぶん私反発しちゃうなー(笑)
とか色々考えさせられたものではありましたが、
ドラマのインタビュー見たら、佐藤浩市が「ドン・キホーテみたいな感じ」と言ってたですが、私の読了後の感想もそんな感じ。その寂寥感は、あまり好きじゃないなぁ。
・・・読書の感想の筈が、なぜ今の職場への愛を語ってるんだろう私 苦笑
で、昨日、読んでたらめっちゃ面白かったため酔った勢いで文庫本買ってきて(しょぼい勢いだなおい。)、改めて今日読了。
・・・びーみょう。苦笑
まー、私が主人公に肩入れできないのは私が所謂「国士型官僚」に無駄な暑苦しさを感じてしまうほーりつやのタマゴであるというのはあると思うけど。
元々、いわゆるキャリアになろうと思ったのはあくまで法律が作りたかっただけで、日本をどうしたいというのはあまりない訳で。
・・・言い方が変かも。いろいろな今起きている問題に対処したいというキモチはもちろんある。日本という国はどうあるべきか、も考えないわけではない。色々なことを考えながらベターアンサー模索していくのは本当に好きだ。現実の、理想が見えない世の中で「今、何が必要なのか。これからこの分野はどういう方向性を志すべきか」の答えを探す作業にすごく魅力を感じたわけだ。
そして、その中でツールとしての法律そのものにもすごく魅力を感じていたし、今でもすごく感じている。法律にはどんなものでも、矛盾とか、読みにくいとか、作り損ねたとか、現実と乖離しているとか色々欠点はあるんだけど、それでもなんつーか、1条に理想を掲げつつ、附則で「でもしばらく現状維持OKだよん、えへっ」みたいなところに象徴される、アホみたいな現実路線がホントに好きです。その文言自体もすっごい理想と現実の間をどうやって調整するかみたいなぎりぎりのところまで詰め詰めするし。
で、しかも、それ(そうやって作ったことばたち。)が現実に適用されて世の中に一役買っているというところがすごいなと思うところ。その現場にいるというのは本当に幸せデス。しかも作る側!!
まぁ、おかげで色々と解釈に振り回される日々を送って居るんですけど、でも楽しいからいいや。(笑)
なので、なんかこう、政治的な面(と、経済面)ばっかりに力の入ったこの本は私的にちょっと違う~
あ、でもそういう面好きな人結構多いんですよ、役所の中でも。私がむしろ例外。特に通商産業省→経済産業省は規制も認許可もあまりない分激しいかもしれないな~。最近では消費者法のほうにも傾きつつですが、姿勢として業振興なのでむしろ消費者法は敵側だし。だから消費者庁とかできるんだし。
まぁ、国士型と言われる官僚像ってこうなのねという感じでは面白くはありましたけど、小説だなぁ(当たり前か。)というのはありました。
前の上司(結構上の方の。)にはイデオロギーっちゅーもんが全くなくて、そういう意味で無駄に汗をかく(意見が有力者の言うことによってしょっちゅう変わる。)ことが多かったりしたので、そういう意味ではこういうトップはいいかもとは思いましたが、主人公が上司だったらたぶん私反発しちゃうなー(笑)
とか色々考えさせられたものではありましたが、
ドラマのインタビュー見たら、佐藤浩市が「ドン・キホーテみたいな感じ」と言ってたですが、私の読了後の感想もそんな感じ。その寂寥感は、あまり好きじゃないなぁ。
・・・読書の感想の筈が、なぜ今の職場への愛を語ってるんだろう私 苦笑