元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
カワラケツメイ・1~堀之内東山さくらの丘緑道
堀之内東山さくらの丘緑道を走っていて見つけた「カワラケツメイ(河原決明)」。マメ科カワラケツメイ属の一年草で、薬草のケツメイ(エビスグサ)に似ていて河原などに生育することから名付けられている。花の直径は6~7ミリで花弁は5枚。他のマメ科の花のような“蝶形花”にはならない。
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ヒキヨモギ
12年振りに見ることができた「ヒキヨモギ(引蓬)」。ヨモギの名が付くがヨモギとは無関係でハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)ヒキヨモギ属の一年草。ヒキヨモギは半寄生植物で宿主が居るはずだが、この株は草丈が60~70センチと大きくとても寄生しているようには見えなかった。以前、長池公園の山道で見た株は草丈20センチほどの小さなものだったが、それはその後消滅してしまった。ここは我が家から9キロほど離れた野津田公園で、都内でこれほどの群生が見られる場所は無いようだ。当地では他に小山内裏公園“東展望台”付近に咲いていたという情報があり、何回か探しているが見つからない。どうやらそこも消滅したようだ。
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ザクロソウ
蓮生寺公園の門前広場に咲いていた「ザクロソウ(石榴草)」。ザクロソウ科ザクロソウ属の一年草で花径はわずが2~3ミリ。日当たりの良い道端や畑などに生育する。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。名の由来は、葉の様子がザクロに似ているとのことだが、ザクロと比べるにはあまりにも小さ過ぎる。
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コニシキソウ
堀之内寺沢里山公園から住宅地に出る階段脇に生えていた「コニシキソウ(小錦草)」。トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草で写真は蒴果の様子。直径は2ミリほどで表面には細かい毛が見える。コニシキソウやその仲間は道端や畑などいたるところに生えていて、我が家の庭にも侵入している。茎を折ると白い汁が出てくるので、根から丸ごと除去しているが、それでも夏場は次々に現れる。北アメリカ原産の帰化植物で日本には明治時代に入ってきた。
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ニシキソウ
南大沢南交差点付近の路傍で見つけた「ニシキソウ(錦草)」。トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草で北アメリカ原産。蒴果の大きさは1.5~2ミリ。茎にはまばらな毛があるが蒴果は無毛。同属のコニシキソウの蒴果には細かい毛があるのが異なる。またコニシキソウの葉の中央に茶褐色の斑点があるが、ニシキソウには無い。この界隈ではコニシキソウほど多くないが、道路脇の植え込みや空き地などで普通に見られる。
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