元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
オオブタクサ
“よこやまの道”の野道で勢力を伸ばしている「オオブタクサ(大豚草)」。キク科ブタクサ属の一年草で北アメリカ原産。明治時代初期にアメリカから輸入された大豆にこの種子が紛れ込んでおりその後各地に拡がったと言われている。オオブタクサは草丈が2~3メートルにもなりその葉は3裂しているが、同属のブタクサの草丈はせいぜい1メートルほどで、その葉は羽状に裂けている。
花粉症と言えば春先のスギやヒノキが原因だが、夏にはカモガヤがあり、秋にはブタクサやヨモギがある。私はスギ花粉には反応するが、秋には症状が出ない。そこで花粉撮影のため片手でカメラを持ち片手で茎をつついたら大量の花粉が飛び散った。毎年、飽きもせずこんなことをして遊んでいる。
花粉症と言えば春先のスギやヒノキが原因だが、夏にはカモガヤがあり、秋にはブタクサやヨモギがある。私はスギ花粉には反応するが、秋には症状が出ない。そこで花粉撮影のため片手でカメラを持ち片手で茎をつついたら大量の花粉が飛び散った。毎年、飽きもせずこんなことをして遊んでいる。
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スベリヒユ・3~閉鎖花?
堀之内地区の農道で見られる「スベリヒユ(滑りひゆ※)」。スベリヒユ科スベリヒユ属の一年草で、花は午前中に咲き午後には萎れる。しかし午前中でも花を付けていない株が多く、私はスベリヒユには“閉鎖花”があるのではないかと考えている。そこで午前中に花の付いていない株の茎頂の角の部分を折ってみると、そこには黄色い花のようなものがあった。おそらくこれは開花せずこのまま自家受粉して種子を作るものと思われる。別の株のものを折ってみるとそこには黒ずんだ花弁の残骸のようなものがあり、咲いた形跡はなかった。以前これと同じ形の角を折った時には、そこに種子があった。つまり角のような形が“閉鎖花”であり、その形のまま種子が出来ると類推できる。タイトルに“?”を付けているが、これは植物図鑑などでは“閉鎖花”の記述が無いので、あくまでも素人考えということである。
※“ひゆ”の漢字は草かんむりに見。
※“ひゆ”の漢字は草かんむりに見。
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ツノマタタケ
堀之内寺沢里山公園で見つけたオレンジ色のキノコ。水田脇の木橋に発生していたものだが、これはアカキクラゲ科ツノマタタケ属の「ツノマタタケ(角又茸)」で腐った木材などに生育する。高さは6~7ミリのヘラ形で、中国では“桂花耳”と呼ばれ食用にされているようだ。
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