元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
フヨウ
鑓水の“小泉家屋敷”前に咲く「フヨウ(芙蓉)」。アオイ科フヨウ属の落葉低木で、花は朝開き夜には萎む一日花。今回は蕊に注目したが、雄蕊の先端に粒々の花粉が見える。もう少し拡大して観察したいところだが、三脚無しの手撮りでピントが甘くこれが限界。
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トウコマツナギ・2~鑓水小山緑地
鑓水小山緑地の遊歩道脇に枝を伸ばしている「トウコマツナギ(唐駒繋)」。マメ科コマツナギ属の落葉小高木で中国原産。円錐花序の長さは5~6センチで下の花から咲き進んでいく。トウコマツナギは背丈が2~3メートルになるのに対して、コマツナギは地を這うように拡がり背丈はせいぜい70~80センチ。写真の株は1メートルには満たないが、全体の様子からトウコマツナギと判断した。
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ガクアイジサイ・3~花後
松木日向緑地の崖下に生育している「ガクアジサイ(萼紫陽花)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木で花期は6~7月。花は既に終って中央の果実が膨らみつつあるが、先日のアジサイと同じように周囲の装飾花が鮮やかに色付いていた。ガクアジサイの装飾花の色には赤紫系や青紫系があるが、花後は写真の赤系の色になる(若しくはそのまま枯れて薄茶色になる)。これはアジサイの色素のアントシアニンの本来の色ということだろう。
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メリケンムグラ・2~再会
去年10月下旬に初めて見た「メリケンムグラ(米利堅葎)」。アカネ科オオフタバムグラ属の一年草で北アメリカ原産。昭和44年に岡山県で見つかり、その後、各地に拡がっている。ネット検索では東海地方以西に分布との記述があったが、既に多摩ニュータウンまで来ている。去年見た時は終盤で、その翌週に撮り直そうと訪れると雑草として抜かれた後。そこで今年は梅雨明け後にこの辺りを何回か訪れ探していたが、ようやく見つけることができた。筒状の花は直径12~13ミリで4裂し、表面には毛が密生している。雄蕊は4本で雌蕊は深く2裂している。
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アジサイ・2~装飾花
小山内裏公園の外周路で見掛けた「アジサイ(紫陽花)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木で、もちろん花はもうすっかり終わっているが、装飾花が赤く色付き、また違った雰囲気を醸し出していた。装飾花は冬になってもドライフラワー状態で残っていることが多い。
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