AlexanderTechniqueヨガ講座:第57回目
「丹田圧縮のカウンディンニャⅠ」10月3日
今回から講座名称を「AlexanderTechniqueヨガ講座」に変えました。
理由は「HeavyMetalYoga」という団体が別にあるそうだからです。
それでAlexanderYogaにしようかな、と思ったらそれも既にある。
しょうがないから名前が長ったらしくなるけど、結局「AlexanderTechnichヨガ講座」です。
文章内では短く「アレキサンダーヨガ」として表記します。
丹田というとヘソから三寸下とかよく言われていますが、実のところ何を意味するのでしょうか?
丹田は経絡と同じように実体がないので、様々な解釈が可能になります。
ある人はお腹の力を抜いてリラックスさせるとも言いますが、七福神の布袋みたくはなりたくありません。
アレキサンダーヨガでいう丹田とは、大腰筋の圧縮を意味します。
大腰筋はインナーマッスルで2本足歩行するヒトにとって、たいへん重要な筋肉です。
ここを脱力させると、まったくだらしのないフ抜けた人になってしまいます。
そこで圧縮させるのです。
圧縮ですから伸びて広げるのではなくて、タオルや濡れ雑巾のように絞り込ませるのです。
グシューッと吹き出してほとばしる洗剤や水分、みずみずしい感じがしますよね?
丹田を圧縮してうるおいのある、かつ引きしまった体にしましょう。
圧縮すると体内では原子が衝突して発熱します。
それがエネルギーです。スマホを長時間使うと熱くなるでしょ?
それと同じ原理です。違うのは発熱すると人間は汗をかきます。
それが免疫力アップにつながるのです。
1)基本姿勢になります。
2)右ひざを左肘に引っ掛けます。
これが最重要ポイントで、他の浮上系アサナでも不可欠の要素になります。
初心者の人はまずこの姿勢ができるように練習してください。
内臓が絞られますからデトックス効果が顕著に表れます。
3)左脚を後方に伸ばしましょう。
4)右脚を左方向に伸ばしましょう。(写真では見えにくいですね)
5)左前腕をしっかり立ててください。
そして左肘を支点にして両足を持ち上げます。
ここまでは初心者の人でも頑張ればたいていはできるようになります。
そして丹田が強化されるのを実感できます。
6)ここから完成ポーズです。
両脚を伸ばして開きながら、頭を持ち上げましょう。
疲れると思いますか?答えは逆です。
エネルギーが爆発的に高まってハイテンション、ビカビカ元気になります。
体の不調や病気は消えてなくなります。
浮上時間は、たとえ一瞬でもOKなので、ぜひとも頑張って練習してみてください。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司