吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第59回目「大腰筋と丹田圧縮」

2019-10-05 10:01:37 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第59回目
「大腰筋と丹田圧縮」10月5日



丹田というのをヨガのチャクラでいうと、どこになるのか?
丹田はヘソから三寸下と言われています。その後ろ側には仙骨があります。
つまり丹田はスワディシュターナ・チャクラということになります。

ヨガのチャクラは主要なものは7個ですが、マイナーなものもたくさんあって、
胃の位置、太陽神経叢のマニプーラカとは別に、
副腎に位置するチャクラがあります。

副腎は腎臓の上部についていて、
火事場の馬鹿力を発揮させる起爆剤のアドレナリンを分泌する器官です。
そして副腎は左右に2個あるので、チャクラも「マナス」と「スーリヤ」の二つがあります。

このチャクラを働かせるのはやはり大腰筋の絞り込みが必要になります。
絞り込みことによって、体は初めてコアからユルむことが可能になります。
そして爆発的なエネルギー増幅が起こるのです。


今回は前回に引き続きで、カウンディンニャⅢ(パラレルレッグ)をやります。
たいへん難しいアサナですが、途中まではカウンディンニャⅠと横足鶴と同じなので、
初心者の方も自分でできるとこまでやるんです。
そしてもう少し頑張って、塀の外側にちょこっとでも足を踏み出してください。

1)基本姿勢です。


2)左ひざを右肘に引っ掛けます。カウンディンニャⅠと同じやり方ですね。
体が固くて動かないという人でも、練習すればたいていはすぐにできるようになります。


これができないという人は手と足の位置が変なところに置いていたりすることがほとんどです。
頭を使って体各部のバランス調整する、それが大切です。
アレキサンダーテクニックでは、そういうのを「ミーンズホエアバイ」といいます。
プロセス指向という意味です。

3)両脚を揃えて並べます。ここまでは前回の横足鶴と同じです。


4)カウンディンニャⅢは、ここから両脚を揃えたまま、伸ばします。
この状態で体を浮上させるのは、バランス的にいって横足鶴の数倍負荷がかかります。


5)足を上げると大腿部が肘に圧迫されて痛いかもしれません。
何度も練習を繰り返すと痛みを克服することができます。


こういう痛みは神経が活性されているものなので、良い痛みです。
体が損傷する痛みとはまったく異なります。
痛みに打ち勝って体は鍛えることができます。
「体が痛くなるから嫌だ」という弱っちい人は、この先もずっとそのままです。

6)呼吸のタイミングを整えて、クンバカします。
そして頭を持ち上げましょう。すると大腰筋の完全絞り込みが起こります。
毒素や老廃物が内臓から吐き出されます。
(毒素は尿やガスに変わって排出されますので、体にたまることはありません。ご安心ください)


7)クンバカに慣れると、丹田呼吸が始まります。
力が目一杯入った状態ですが静かで小さい呼吸ができるんです。


8)両腕を伸ばしてポーズ完成です。

たいへんなぶん、エネルギー増幅は原子力発電のように起こります。
そして体はタイトに引き締まります。
終了時には「ああ、なんて気持ちがいいんだ」と思わず口から出てしまうことでしょう。

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司